写真:Naoyuki 金井
地図を見る鴻巣市と吉見町の間を流れる荒川の川幅は2,537メートルあり『川幅日本一』に認定されています。約2.5キロメートルの川幅ってどれだけ凄いのと思われるでしょうが、荒川自体の川幅は数十メートルしかありません。「それなのに、どうして日本一なの」と思われるのも無理はありませんが、実は国土交通省では河川敷を含めた堤防間を川幅と定めていることから、定義上の川幅では日本一になるのです。
この川幅日本一により、“川幅日本一うどん”を開発して、グルメの町興しを図り川幅ブームを巻き起こしました。このブームに乗って市内では“川幅ラーメン”“川幅パスタ”“川幅せんべい”“川幅ケーキ”などが次々と生み出され、果てには、まぐろの幅が広い“川幅海鮮丼”まで揃う至れる尽くせりな川幅旋風なのです。
写真:Naoyuki 金井
地図を見る川幅日本一の“御成橋”から見える河川敷の光景が、日本一のポピー栽培面積を誇る『ポピー・ハッピースクエア』です。
東京ドーム約2.5個分、約125.000平方メートルに3,000万本のポピーが咲き誇るポピー畑は、平成20年に“ポピー栽培面積日本一”として日本一ネットに認定されたのです。
花の見頃の5月には、絨毯を敷き詰めたような光景を目の当たりにする事でしょう。
まずは御成橋の上から『ポピー・ハッピースクエア』を眺めてください。
写真:Naoyuki 金井
地図を見る『ポピー・ハッピースクエア』の主たるポピーは、シャーレーポピーやカリフォルニアポピーで、黄色と赤の鮮やかなコントラストが美しく映えます。また、ここから望む富士山は“富士見百景”にも選定された絶景なので、お天気の良い日にはポピーと一緒に見ることができるでしょう。
5月中旬から下旬には“こうのす花まつり”の一環としてスクエアの隣のコスモスアリーナふきあげで「吹上ポピーまつり」でのステージショーや農産物の販売などのイベントも行われています。
そして、ポピーの摘み取りも毎年人気の一つですので、是非、日本一のポピーをお持ち帰りください。
写真:Naoyuki 金井
地図を見る「ポピー・ハッピースクエア」に隣接する約24,000平方メートルのエリアでは、鴻巣市の原馬室地区が、“こうのす花まつり”の一環で『麦なでしこまつり』を開催しています。
あまり聞き覚えの無い【麦なでしこ】とは、明るい赤紫色をした花の中央部に鮮やかな放射線状の線が入るユニークな花で、まさに花の町鴻巣らしい花です。
ここでは市民から贈られた100匹以上の鯉のぼりが花畑を優雅に泳ぎ、地元麦なでしこ栽培組合によりステージイベントや農産物直売、屋台などが開催されます。
写真:Naoyuki 金井
地図を見る“こうのす花まつり”の一環のイベントで密かな人気なのが『鴻巣オープンガーデン』。
期間中の土日等の期間限定ですが、鴻巣市に在住のお宅の庭が公開されます。50軒以上もあるのですべてを廻るのは大変ですが、バスツアーもあるのですが、定員がありますのでご利用される方はお早めに。
オープンガーデンとは云え個人のお宅なので節度は必要ですが、どちらのお宅も庭に対してのこだわりや思い入れがありますので、色々お話を聞きながら巡るとより楽しいです。
事前にHPなどでガイドマップ等が公開されますので、自分なりのコースを考えてみてはいかがですか。
『こうのす花まつり』は、花を使った町興しではなく、産業としての花をアピールするので、その力の入れようは半端ありません。
上記の会場以外にも、花と音楽の館・花久の里の「バラまつり」や市内の花の生産業者の花(入ることはできませんが通りから眺めることは可能です)など、とにかく花に囲まれた一日を過ごすことができます。
勿論、お腹がすいたらうどんやパスタなどの“川幅グルメ”を楽しみながら食事や休憩をしてはいかがでしょうか。
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(2024/4/27更新)
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