朝食におススメ!マドリードのオシャレ&老舗カフェ4店

朝食におススメ!マドリードのオシャレ&老舗カフェ4店

更新日:2018/06/25 18:31

盛 千夏のプロフィール写真 盛 千夏 スペイン留学&スペイン・ワーキングホリデー(ワーホリ)エージェンシー代表
世界的に有名な美術館・博物館を多く抱え、観光客を魅了するスペインの首都マドリード。

ここでは、スペイン在住者の筆者がお勧めの

- セレブ気分を味わえるカフェ
- ル・コルドン・ブルーを卒業したオーナーのフランス風ベーカリーカフェ
- ビオにこだわったベルギー発祥のカフェ
- 観光にも便利なマドリード中心部の老舗カフェ

を紹介します。観光のスタートに欠かせない美味しい朝食を是非どうぞ!

スペイン王宮を眺めながら優雅なひと時「カフェ・デル・オリエンテ」

スペイン王宮を眺めながら優雅なひと時「カフェ・デル・オリエンテ」

写真:盛 千夏

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マドリードの中心部で、ゴージャスで優雅な気分を味わえるカフェといえば、「カフェ・デル・オリエンテ」(Café del Oriente)。
目の前はなんとスペイン王宮で、テラス席や窓際の席に座れば、王宮を眺めながら朝食をとることが可能です。同じ広場内には王宮のみならず、オペラもあり、まさにセレブな雰囲気!

1930年代を意識したインテリア、暖炉、ソファー、シャンデリアなども、朝から優雅な気分を味あわせてくれます。レストランも併設されており、なかなかのお値段ですが、朝食であれば、甘いパンにカフェ・コン・レチェ(スペインのカフェオレ)で3ユーロ〜3.50ユーロ程度と、一般庶民にも手が出ます。

こちらでは、マドリードでよく食べられる、チューロスト&ホットチョコレートや、揚げパンに砂糖をまぶしたピカトステス(Picatostes)をお試しください。王宮見学のついでの休憩にもお勧めですよ!

「カフェ・デル・オリエンテ」(Café del Oriente)
住所:Plaza de Ote, 2, 28013 Madrid

美味しいパンと静かなカフェスペースを楽しむ「サンタ・エウラリア」

美味しいパンと静かなカフェスペースを楽しむ「サンタ・エウラリア」

写真:盛 千夏

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マドリードの中心部ソル広場とオペラ「テアトロ・レアル」を結ぶ、観光客でにぎわうアレナル通りからすぐの「サンタ・エウラリア」(Santa Eulalia)。
こちらは、あの世界最高峰の料理学校、ル・コルドン・ブルーで修業したスペイン人がオーナーのベーカリーカフェです。

パンが主食の国にも関わらず、スペイン在住日本人が声をそろえて言うのは、「スペインのパンは余り美味しくない」ということ。でも「サンタ・エウラリア」はマドリード在住日本人が、本当に美味しいと太鼓判を押す店です。もちろん天然酵母使用。

「サンタ・エウラリア」のウリはおいしいフランス風のパンもそうですが、マドリードの喧騒から逃れられる、静かな雰囲気のカフェスペース。古い建物をそのまま利用しているので、壁や一部ガラス張りの床からは12世紀の城壁も見ることもできます。

朝から美味しいパンを食べ、ゆっくりエネルギーチャージをしたい方にぴったり!

「サンタ・エウラリア」(Santa Eulalia)
住所:Calle Espejo, 12, 28013 Madrid

地元民にも観光客にも大人気、1日中使えるカフェ「ル・パン・コティディアン」

地元民にも観光客にも大人気、1日中使えるカフェ「ル・パン・コティディアン」

写真:盛 千夏

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ベルギー発祥のベーカリーカフェ、「ル・パン・コティディアン」(Le Pain Quotidien)。

マドリードでは、地下鉄カジャオ駅(Callao)から歩いて2分、マドリードで一番有名な通りと言えるグラン・ビアと、オシャレなセレクトショップが軒を連ねるフエンカラル(Fuencarral)通りに2つの店舗を構えています。

ビオにこだわったパン作りが大人気のこちらのお店、スペインで一般的なコーヒーとパンだけのあっさりした朝食のみならず、朝からしっかり食べたい人も大満足できる朝食メニューのラインナップ。博物館や美術館を堪能するのにランチ時間がもったいないと言う方は、こちらでたっぷりとした朝食をとり、ランチを抜いてディナーにまたがっつり食べるという裏技もお勧め。

週末は、ボリューム満点のブランチが数種類用意されており、スペインらしくイベリコ豚の生ハムやチョリソーが山盛りのプレートもあります。

観光客にも地元民にも大人気で味も保証済みです!

「ル・パン・コティディアン」(Le Pain Quotidien)
住所:Calle Gran Vía, 46, 28013 Madrid

マドリードっ子に愛される老舗カフェ「カフェ・デル・レアル」

マドリードっ子に愛される老舗カフェ「カフェ・デル・レアル」

写真:盛 千夏

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マドリードの地下鉄駅オペラが目の前の「カフェ・デル・レアル」(Café del Real)。

上記3つのカフェに比べて、朝食のラインアップは一見見劣りします。でもこちらは、まさにマドリード中心部の象徴的なカフェで、ローカルが日常的に食べる朝食をいただくことができます。

観光客のみならず、地元民もたくさん訪れるカフェで、午後のおやつの時間などには、キャロットケーキが好評です。もちろん、ビールやワインも飲め、ピザなどの軽食もあり、1日中利用できるカフェと言えます。

観光もいいけれど、地元民に混ざって暮らすように旅したい人向けのお店です。

「カフェ・デル・レアル」(Café del Real)
住所:Plaza de Isabel II, 2, 28013 Madrid

スペインの食事時間

スペインの食事の基本は、軽めの朝食(8時〜)、がっつりフルコースの昼食(14時〜15時)、夕食(21時〜)。

昼食時間が14時からと遅いこともあり、朝食と昼食、昼食と夕食の間に、軽食やアペロの時間をとる場合もあります。

ほとんどのバルやカフェでは、カフェ・コン・レチェ(スペインのカフェオレ)とトーストやクロワッサンなどの甘いパンなどの軽いものしかサーブされません。

朝から美術館や博物館に行き、ランチ時間が十分に取れない場合は、がっつりした朝食を。そして、ランチにレストランの予約やスペイン料理を堪能したい場合は、朝食は軽めにとうまく調節することがお勧めです。

掲載内容は執筆時点のものです。 2016/03/15−2016/03/18 訪問

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