世界6大猫スポット!台湾の猫村「ホウトン」へ猫旅いかが?

世界6大猫スポット!台湾の猫村「ホウトン」へ猫旅いかが?

更新日:2017/02/16 13:25

天草野 黒猫のプロフィール写真 天草野 黒猫 元バックパッカー
最近ツンデレで大人気の猫。CNNが選んだ「世界6大猫スポット」が台北郊外にあるのをしっていますか?元々は炭鉱で栄えた村、ホウトンです。ここは猫達が自由に暮らす猫の村。100匹を超える猫達が人と共存して暮らしています。台北駅から電車で日帰りでいけるのも魅力。台湾鉄道は意外とハードルが低く、車窓からの風景は市内と違う景色がステキです。少し足を延ばし猫達の楽園にいってみませんか?

世界6大猫スポットの入り口は「黒鼻」駅長さんがお出迎え!

世界6大猫スポットの入り口は「黒鼻」駅長さんがお出迎え!

写真:天草野 黒猫

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台北駅からローカル線で約1時間程の「ホウトン」。元々は炭鉱で栄えた村で炭鉱を経営していたのは三井炭鉱と日本とも縁の深い村です。元々はおばあちゃんの飼いはじめた猫が増え、現在は100匹くらいの猫が自由にくらしています。2009年に猫好きの人達の活動によってインターネットで注目され、現在は猫の村としてすっかり有名になった村です。

この村は、ノスタルジックな風景で人気の「九份」の最寄駅の「瑞芳」から1駅先です。

駅をおりると黒いお鼻の駅長さん「黒鼻駅長」のお出迎えです。
この黒鼻駅長は諸説あるけど、元々この駅に出入りしていた黒いお鼻のかわいい猫でした。人々に親しまれていたけれど、他界してしまいその後にたくさんの猫達が集まる様になったととか。そこから永久駅長として親しまれているそうです。日本の「たま駅長」みたいですね!人々の気持に台湾も日本も心通じる所があってほっこりします。

猫村につながる歩道は必見!以前の炭鉱の名残りもノスタルジー。

猫村につながる歩道は必見!以前の炭鉱の名残りもノスタルジー。

写真:天草野 黒猫

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猫の駅に到着すると、いたるところに猫のオブジェや看板、グッズ、地図等があってわくわくするものがいっぱいです。

改札は二階にあるので、階段をおりるとお土産屋さんが広がります。猫の村にはそのまま二階の待合室の横の「跨線橋」から東の山側の村に入りましょう。

「跨線橋」から見る景色も必見です。炭鉱の名残をいたるところにみることができ、歴史を感じます。台北市内とは全くちがった風景です。台北市内から少しはずれると、昔からの生活を営んでいる風景が混在していて、そこが台湾の魅力でもあります。

そして、この跨線橋にも猫達が!人によくなれているので、写真をとっても全くマイペース。そして不思議な事によくしつけされているのか、ボランティアの人たちの力なのか衛生的にもとてもきれいにされています。

とにかく自由です!癒し度100%。

とにかく自由です!癒し度100%。

写真:天草野 黒猫

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とにかくいたるところで猫に会えます。駅舎の中にも「猫小屋」があったり、自由にゆったり猫達はすごしています。その自由な姿は癒し度満点!猫達も人間が通るのにとてもなれていて、人間も猫も同じ様にみているのでは?と思うほどです。

その背景にあるのは、この猫の村の人たちの猫達への愛情とボランティアの人たちの存在といえるかもしれません。猫達は去勢、避妊手術が行われていて予防注射なども行われているということ。さすが台湾です。ゆったりしていても、共存して安心して暮らすために必要な事は行われているのです。

そういう意味では訪れる人達にもマナーが必要です。看板には以下の主旨の事がかかれています。海外で字がよめなくても現地で大切にされている心は大事にしたいですね。

1.村の人の生活空間です。騒がず、居住地には入らないでね。
2.ゴミは持ち帰り、環境を清潔に保ちましょう。
3.猫にフラッシュはたかないでください。優しく接してね。
4.猫に人間の食べ物はあたえないでね。
5.猫を傷つける可能性のある犬はつれてこないでね。

お店はあまりありません。猫たちとくつろぐ気持ちで!

お店はあまりありません。猫たちとくつろぐ気持ちで!

写真:天草野 黒猫

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猫の村は、人々がくらしている村です。あまりお店などはたくさんないし、閉まっている所も多いので猫とゆっくりする気持ちでいくと楽しめます。カフェもありますが営業時間など事前に調べていくことをおすすめします。

また飲物などは駅の売店に売られています。猫グッズも駅の売店や1階の駅前のお店などにやかわいいものがあり楽しいです。道路に猫の足跡がスタンプされていたり、猫飛び出し注意の看板があったり注意してみていると村全体におもしろい物がいっぱい発見できます。

食事をするところはあまりないので、食事は他の駅などで考えていた方が無難です。

せっかくだからローカル線の平渓線も楽しもう!

せっかくだからローカル線の平渓線も楽しもう!

写真:天草野 黒猫

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「ホウトン」へは台北駅から臺鐵(台鉄)という日本でいうJRの路線で1本でいける宜蘭線が便利です。特急を使わず「區間車」(各駅停車)でいくと12駅先。「莒光」は(急行)ですのでご注意を。約1時間程で、費用は56元程度。特急だと1つ手前の「瑞芳」で乗り換えです。

チケット購入のこつとしては、メモに区間と枚数をかいておくこと。駅の窓口でそのまま差し出すと簡単に購入できます。

この1本でいける宜蘭線も便利なのですが、そこからローカル線の平渓線の路線も魅力的です。ランタンを飛ばせる老街や十分瀑布、願い事がかかれた七夕の短冊の様な竹筒がぶらさがっている菁桐駅。日本とはまた違った景色をみることができます。

また平渓線は街の建物のすれすれの所を走っている列車。どこかできいたことありませんか?そう、江ノ電ににています。(江ノ電との乗車券交流もおこなわれたことがあります。)平渓線の1日周遊券(65元)を使って平渓線を含めて1日楽しむのもおすすめです。

最後に大切なこと。電車を使う場合は帰りの時間もしっかり調べておきましょう。ローカル線は1時間に1本しかない所も多いので、帰りの準備はお忘れなく。台北市内だけでない、一味違った台湾の顔をみることができますよ!

台北市内と違う景色を見にいこう!

台湾の猫の村。いかがでしたか?台北市内とはまた違う魅力をもったローカル線でいく猫の村。ゆったりしていてこれまでの台湾の歴史的背景も感じる事ができるおもしろい旅です。

台湾の魅力にはまってリピートの旅をする方には郊外はおすすめです。たくさんの猫達ときままな時間をすごしにでかけてみませんか?

この記事の関連MEMO

掲載内容は執筆時点のものです。 2014/08/30−2014/09/01 訪問

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