麺好きさん必食！台北「莫名福州乾拌麺」の1度で3通りおいしい病みつき麺

更新日：2018/07/23 14:58

田中六花台湾的ライター、台湾おいしいもの探求家、台湾ドリンクマニア、台湾おみやげハンター

台湾グルメは数々あれど、麺の種類の多さは制覇しきれないほど様々です。朝食にキュウリとごまだれの「涼麺」があるなど、その密着度はかなり高め。今回ご紹介するのは地元の人はもちろん台湾に住む日本人や、台北を訪れるたびにリピートする人が後を絶たない「莫名福州乾拌麺」。こちらの名物は、1度で3通り味わえるクセになる乾拌麺です！

地元っ子も足繁く通う駅近グルメ！

写真：田中六花

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「福州乾拌麺」へは、師範大学のあるMRT古亭駅6番出口を上がって徒歩約3分ほどで到着。学生さんや周囲で働く人たちで、店内はいつもにぎやかです。持ち帰りもできるので、昼食時や帰宅前にサッと立ち寄るご近所さんも多いのだとか。

日本語メニューで安心注文

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店に入ったら、赤いメニューがかかっている注文カウンターを目指しましょう。ここで先に注文と支払いを済ませます。日本語メニューがあるので、指さしでOK！後は好きな所へ座わって、運ばれてくるのを待ちましょう。

メニューは看板の乾拌麺をはじめ、ワンタン・スープや茹で野菜など日常的な台湾の味ばかり。乾拌麺と麻醤麺にはサイズが大小あり、空腹状態と相談しながら選ぶことができます。小サイズは、女性やお一人様にちょうどいい分量。さらにスープ＋小皿がおススメの組み合わせ。多くが30～60元と、このお手頃プライスも大人気の理由です。

「福州乾拌麺」食用三部曲の食べ方とは…

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「莫名福州乾拌麺」と店名にもなっている"乾拌麺"がクセになるのには、秘密があります。それはテーブルに置かれている薬味を足し、3通りの味を楽しむという食べ方で、貼り出されているポスターには"食用三部曲"とうたわれていました。その食べ方はというと…
1. 麺＋黒酢／基本スタイル
2. 麺＋黒酢＋唐辛子／ヤヤ辛め
3. 黒酢＋唐辛子＋ラー油／食べた途端、火を噴く辛さ

2の唐辛子はさほど辛くないので、苦手な人にもアクセントとしておススメ。3のラー油はかなりの辛さで、一度入れてしまうと後戻りできません。少しずつ足して好みの味を完成させましょう。3通りの味が奏でるおいしさのハーモニーをお楽しみください！

シンプルイズベストとは、まさにこの味！

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看板メニューの乾拌麺は、ネギが載っただけのシンプルな汁なし麺。しっかり混ぜて頬張ると、見た目以上のうま味が広がり感激します。素朴なのに、もう一口が止まりません。さっそく黒酢を足してみると、なぜかウスターソースのような後味。日本人好みの懐かしさも感じる味わいは、この黒酢が大活躍しています。
卵スープと茹でたキャベツも箸休めにちょうどいいあんばい。おいしい台湾グルメを食べ続けてお疲れ気味の胃にもやさしいのがうれしいですね。

マイベストを極めたくなる乾拌麺

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次に、特製の唐辛子をオン！見た目は辛そうですが、ピリ辛程度なのでアクセントとして楽しめます。三部曲の最終章でもあるラー油は、まさに火を吹く辛さ。辛いものが好きな台湾の人を真似て、一気に入れると必ず後悔します。くれぐれも少しずつ調整しましょう！

それぞれを入れる割合によって味が変わるので、三部曲といえどもそのバランスで味はどんどん広がります。マイベストを見つけるために、足繁く通ってしまうのかも知れません。

莫名福州乾拌麺の基本情報

住所：台北市大安區杭州南路2段96號
電話番号：＋886-2-2341-9425
営業時間：11～21時
定休日：日曜日
アクセス：MRT古亭駅6番出口から徒歩約3分

※店舗は2018年1月に移転、画像は移転前のものです。ご了承ください。

2018年7月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。