まさに東京の楽園!世界遺産「小笠原諸島」の海を満喫しよう

まさに東京の楽園!世界遺産「小笠原諸島」の海を満喫しよう

更新日:2016/03/24 19:36

岡本 大樹のプロフィール写真 岡本 大樹 原付旅人、アマチュア自然フォトグラファー
小笠原諸島は世界遺産に登録されてから特に観光地としての人気が高まり、日本人だけではなく海外からも多くの人が訪れています。

そんな小笠原諸島の魅力はやはりその自然。その中でも、今回は海でのアクティビティの見どころを4つご紹介します。ホエールウォッチングやドルフィンスイムでは野生動物を、南島やハートロックでは小笠原ならではの自然を満喫しましょう。

船に乗って海へ!

船に乗って海へ!

写真:岡本 大樹

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小笠原諸島で参加可能なアクティビティはいろいろと種類がありますが、大きく分けると海のツアーと山のツアーの二つ。どちらも人気がありますが、今回は海のツアーの見どころをご紹介します。

多くの会社が海のツアーを催行していますが、その中でも特に人気があるのは、ホエールウォッチング、南島、ドルフィンスイム、そしてハートロックです。世界遺産の海で見るその景色や野生動物は格別ですよ。

大迫力のホエールウォッチング

大迫力のホエールウォッチング

写真:岡本 大樹

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小笠原諸島近海はクジラとの遭遇率が国内トップクラスの場所です。見られるクジラはマッコウクジラとザトウクジラの2種類で、ウォッチングのシーズンが異なり、12月から5月中旬頃まではザトウクジラ、それ以外の時期にはマッコウクジラとなっています。

特に激しいアクションを見せてくれるのはザトウクジラで、そのアクションの中でも最も迫力のあるジャンプ(クジラの場合はブリーチングと言います)を実際に見た時の感動は言葉では言い表せません。

島自体が天然記念物

島自体が天然記念物

写真:岡本 大樹

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南島は島自体が天然記念物に指定されている小笠原諸島ならではの絶景です。パンフレットにもこの南島の写真が多く使われています。

外海と小さな穴で繋がっている扇池の水の透明度はとても高く、東京の楽園と言われるのも納得です。また、真っ白な砂浜には小笠原諸島が世界自然遺産に登録される際に、決め手の一つになったと言われるヒロベソカタマイマイの半化石がたくさん落ちていますので、そちらもお見逃しなく。

イルカと泳ぐ神秘的な時間

イルカと泳ぐ神秘的な時間

写真:岡本 大樹

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小笠原諸島で見られるイルカはクジラと同様に2種類。ハシナガイルカとミナミハンドウイルカです。ハシナガイルカは船上からその泳いでいる姿をウォッチングして楽しむことになりますが、ミナミハンドウイルカは一緒に泳ぐことができるのです。

イルカの群れの進行方向に船を先回りさせて、イルカが近づいてきたタイミングで海に入り、少しの間並行して泳ぐことができます。もちろんすぐに置いていかれますが、イルカと一緒の空間で泳ぐというのはとても神秘的で不思議な感覚を味わうことができますよ。

一目見たらわかる、まさにハート岩

一目見たらわかる、まさにハート岩

写真:岡本 大樹

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最後は父島の南端に位置するハートロックの海からの姿をご紹介します。写真を見ていただければ、一目瞭然ですが真ん中に写っている赤っぽい巨大な岩がハートロックで、頂上は海抜260mもの高さを誇ります。

山のツアーでは歩いてハートロックまでいくルートが人気ですが、そのきれいなハート型を見ることができるのは海からです。小笠原に初めて来たという場合には、まず海からの姿を見に行くことをオススメします。

まとめ

小笠原諸島は世界自然遺産に登録されているだけあり、その自然を満喫できるツアーが多く組まれています。ですが、最初の訪問ならまずは海のツアーに参加することをオススメします。

とはいっても、自然が相手なので常にその絶景や動物たちに出会えるとは限りません。南島は風が強いと上陸すらできない可能性もあります。ですが、その分出会えた時の感動はひとしおです。

移動に時間がかかってしまうため、連休がないと行くことも難しい小笠原諸島ですが、GW頃まではザトウクジラを見られる可能性も高いので、連休を利用してぜひ行ってみてください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2015/04/09−2015/04/12 訪問

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