梅雨の時期必見!紫陽花と「箱根登山鉄道」撮影ベスト撮影地まとめ

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梅雨の時期必見!紫陽花と「箱根登山鉄道」撮影ベスト撮影地まとめ

梅雨の時期必見!紫陽花と「箱根登山鉄道」撮影ベスト撮影地まとめ

更新日:2017/05/21 14:37

木村 優光のプロフィール写真 木村 優光 和風景写真家、夜景愛好家

「箱根登山鉄道」は小田急線の終点である小田原駅から、芦ノ湖の手前である早雲山駅を結ぶ路線です。鉄道線とケーブル線があり、特に小田原駅と強羅駅を結ぶ鉄道線沿いは紫陽花の花が沢山植えられ、車内から手を伸ばせば紫陽花に手が届くほど!今回は車内からではなく、沿線で紫陽花とコラボレーションができる撮影地を紹介します。車内からでは味わうことができない、紫陽花と「箱根登山鉄道」のコラボを実感してみよう!

「箱根湯本駅」〜「塔ノ沢駅」の撮影地

写真:木村 優光

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列車が「箱根湯本駅」を出発すると、今までにはない急勾配で次の停車駅である「塔ノ沢駅」を目指します。そんなシーンを見ることができるポイントとして、「箱根湯本駅」から徒歩で10分弱の撮影地!国道1号線から逸れて、こじんまりした旅館街が建ち並ぶ路地沿いが目的地です。

高台から「箱根登山鉄道」の線路を俯瞰できるポイントですので、真下を力強く上っていく列車の走行シーンが見られます。逆に「強羅駅」からの列車は、制動ブレーキをうまいこと使って下りてくるシーンも見ることができるため、「箱根登山鉄道」の迫力さがよくわかるポイントです。

写真:木村 優光

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「塔ノ沢駅」は山間にあるような小さな駅で、駅を出た列車は上下線ともにすぐにトンネルをくぐります。駅ホームには紫陽花がたくさん植えられているため、停車中の列車と紫陽花とのコラボレーションを撮ることが可能!また「塔ノ沢駅」は交換可能な駅ですので、高確率で交換シーンを見ることができます。

なお、「箱根湯本駅」方面側のホームには隣接する形で「深沢銭洗弁天」が設けられています。駅構内から出ずにして寺社の参拝が可能な駅ということで、他にはあまり類を見ないことが特徴的です。そのため「箱根登山鉄道」を訪問したら一度は降りてみることをオススメします。

写真:木村 優光

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紫陽花が咲く季節ですと、夜間にはライトアップされた紫陽花の咲く地点で停車する「あじさい号」が運行されます。「塔ノ沢駅」にも停車しますので、夜間はホームにてバルブ撮影を行えば、梅雨の時期の寂しげなローカル駅を表現できます。

特に写真のように発車していく列車を狙ったバルブ撮影は、列車が目の前で行ってしまったような寂しさに加え、あとどのくらいこの暗闇の中で待てば次の列車がやってくるのだろう?などと考えると、ローカル色が増します。梅雨時は雨天日も多いことから、雨に濡れたホームも寂しさを増します。

「大平台駅」近くの撮影地3選

写真:木村 優光

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「大平台駅」はスイッチバック機能を持った、「箱根登山鉄道」の中で唯一の駅で、紫陽花が咲く梅雨の時期以外でもお手軽撮影地として人気があります。梅雨の時期になると、駅構内のホームに紫陽花の花がたくさん植えられ、列車の往来とともに楽しませてくれます。

スイッチバック駅ですので、列車の停車時間に余裕があるため、「大平台駅」下車目的ではなくとも、一旦車外に出て、紫陽花とのコラボを撮ることも可能!非常にお手軽撮影スポットです。

構図の自由度も高く、紫陽花にピントを合わせて列車を暈して撮ることもできます。さらに運がよければ、「強羅駅」方面と「箱根湯本駅」方面との列車の並走シーンも見ることができます。雨が多い梅雨の時期でも、ホーム上は屋根があるため、一時的な雨をしのぐことも可能です。

写真:木村 優光

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「大平台駅」から線路沿いに歩くこと数分、「箱根湯本駅」方面からと「強羅駅」方面からの線路が合流する手前付近に、歩行者専用の小さな踏切があります。この踏切一帯は紫陽花の花畑となり、その光景はため息が出るほど美しいエリアに!

ここへ「強羅駅」方面から下りてきた「箱根湯本駅」行きの列車が、「大平台駅」をめがけてゆっくり走ってくると、それはまさに梅雨の時期を象徴した風景に!昨今の「箱根登山鉄道」の車両は、真っ赤をベースとしたカラーリングが特徴的ですが、そんな車両を紫陽花が盛り立ててくれるようで、相性も抜群に良いです!

紫陽花が咲くエリアも広範囲に渡るため、様々なアングルで列車を撮ることができるのも、このスポットの良いところでしょうか。貴方だけのお気に入りの撮影スポットを見つけ出してみよう!

写真:木村 優光

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「大平台踏切」は「大平台駅」から「強羅駅」方面へ向かう線路沿いを歩くこと約5分、比較的大きめの道路と線路が交差する踏切がありますので、そちらが目的地となります。踏切周辺の線路際にはたくさんの紫陽花が咲いているため、構図のとり方は様々ですが、オススメは「上大平台信号所」から「大平台駅」へ下ってきた列車を撮る構図!

作品性のある1枚も良いですが、こういった人様目線のズーム域で見るアングルもその場の雰囲気を表現できることで、写真にしたものを改めて見返すと、撮影した当日のことを思い出すことができるでしょう。

「上大平台信号所」〜「宮ノ下駅」の撮影地

写真:木村 優光

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「箱根登山鉄道」は全区間が単線のため、駅や信号所などで列車の交換を行う必要があります。「大平台駅」周辺は複雑な地形からスイッチバックをするための信号所や駅が多く、同時に交換シーンを見ることができます。

運行ダイヤによって交換状況は変わりますが、森の中に敷設された「上大平台信号所」は、列車に乗っている時にその交換シーンを見ることはよく知られたことです。しかし「上大平台信号所」の交換シーンを、施設外の散策路から眺めることができることは意外と知られていません。しかも間近で交換シーンを見ることができます!

アクセス方法は、国道1号線の裏道を歩いていると、「上大平台信号所」付近に散策路の入口がありますので、そこから入ればわずか数秒!運がよければ、写真のように旧型車両が交換するシーンも見ることができますよ。ちなみに散策路と「上大平台信号所」は、金網フェンスによって区切られていますので、信号所内への立ち入りは厳禁です!

写真:木村 優光

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「大平台駅」から閑静な旅館街を抜けて、小路を歩くこと約10分、地元の人しか知らないような歩行者専用踏切に出くわします。ここが列車を綺麗に撮影できるオススメポイント!両サイドには満開の紫陽花を従え、勾配を力強く上る列車の写真を撮ることができます。

なお、紫陽花が咲く梅雨時は、踏切付近に警備の方が配置されますので、仮に何かしら注意を受けた場合は、必ず従うようにしましょう。遮断機と警報機が一切ない踏切ですので、安全確認は必須です!

写真:木村 優光

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次は、上で紹介したポイントから線路沿いに「強羅駅」方面へ約2分程移動した撮影地です。「大平台駅」を出た列車が「強羅駅」方面へ向かう途中、最初のスイッチバックである「上大平台信号場」で方向転換し、少し走るとトンネルをくぐります。そのトンネル手前は梅雨の時期になると、線路沿いに多くの紫陽花が咲き乱れます。その様子は紫陽花天国そのもの!

そんな風景の中に、「強羅駅」方面のトンネルから「箱根登山鉄道」の列車が走ってきたら、絵にならないはずがありません!特にレトロな車両である、モハ1形やモハ2形が走ってきたら、これぞ梅雨の時期の箱根の醍醐味!

ここで注意!紫陽花が植えてあるエリアと線路との境目には柵などはありませんので、写真撮影に夢中になって、線路に近づきすぎて、列車を停めてしまった、ということがないように!

「宮ノ下駅」近くの撮影地3選

写真:木村 優光

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紫陽花が咲くころの「宮ノ下駅」のホーム上は、「箱根登山鉄道」の職員の方の手によって育て上げられた鉢植えの紫陽花がものの見事に開花し、周辺の斜面に植えられた紫陽花とともに、色彩豊かな世界へと化します。

列車とのコラボレーションも容易で、列車から降りてすぐに撮影できることから、沿線の中では非常にお手軽撮影地!交換施設も常備された駅ですので、交換シーンと合わせて紫陽花のコラボレーションを収めることもできます。いろいろな構図を撮ることができますので、自分の好きな構図を探してみるのも撮影旅行の楽しみですよ。

写真:木村 優光

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「宮ノ下駅」を出た列車は「強羅駅方面」へ向かう途中で左カーブの区間を行きますが、そのシーンを駅ホーム横の遊歩道から狙うことができます。左側の斜面には紫陽花がたくさん咲いているため、写真のように列車を右半分に収めると、梅雨時の「箱根登山鉄道」を連想できる1枚に仕上がるでしょう。

同じようなアングルを「箱根湯本駅」方面行きのホーム端から狙うことも可能です。そのため改札を出ずに同じような構図をお手軽に済ませたい場合にはオススメ!その際は列車の往来には十分注意しましょう。

写真:木村 優光

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あじさい号は紫陽花のライトアップ観賞を目的とした団体専用列車ですので、夜間に運行されます。夜間撮影と言えば三脚とローシャッタースピードは必須ですが、なんせ列車が止まっていてくれないと光が流れているだけで、それらしい写真を撮ることがなかなか難しいのが現状。

そこで、あじさい号が停車する「宮ノ下駅」は格好の撮影スポット!駅ホーム横の遊歩道から、「宮ノ下駅」に停車中のあじさい号を狙うことができます。紫陽花が咲く季節は雨天の日が多く、足場は普段以上に悪くなりますが、この遊歩道も足場は土ですので、滑りやすくなります。さらに足元は暗いですので、可能な限り懐中電灯を持参して、滑ったりしないように気を付けましょう。

「小涌谷駅」〜「強羅駅」間の撮影ポイント

写真:木村 優光

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「小涌谷駅」と「彫刻の森駅」のちょうど中間地点付近には、「箱根登山鉄道」の線路と並行した小路が設けられています。この区間にも紫陽花が非常にたくさん植えられているため、様々な構図で列車との撮影を楽しむことができます。ただし小路というほど道幅が狭いので、地元の方の通行の妨げにならないように十分に注意しましょう。

ちょうど付近には「箱根彫刻の森美術館」の広大な敷地が隣接していますので、時間が許す場合は、立ち寄ってみても良いでしょう。ピカソなどの画廊や芸術的な彫刻物が園内にたくさん飾られています。

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上で紹介した小路は途中で大通りに向けて進路を変える場所があります。その場所がベスト撮影ポイント!列車が向かってくる方向にフェンスが設けられていて、その手前で小路が90°逸れる形になりますので、フェンス越しに列車の正面を狙うことができます。目の前には紫陽花が植えられているため、列車の正面と紫陽花とのコラボレーションが綺麗なくらいに収まります。

写真では線路内から撮っているように見えますが、れっきとした小路からの撮影ですので、危険往来などで列車が止まることは一切なし!ただし線路敷地内へモノを投げ入れたり、はみ出させた場合は停車してしまいますので、十分に注意しましょう。

写真:木村 優光

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「小涌谷駅」を出た列車は、断続的なカーブを通り抜けると、次の「彫刻の森駅」に着くまで、長い直線区間を走ります。その直線区間での走行シーンを「彫刻の森駅」手前のカーブ付近で捉えることができます。

線路際には紫陽花がたくさん植えられているため、写真のように紫陽花を暈して列車にピントをあわせると、ちょっと変わった1枚を撮ることができます。列車の横にも紫陽花が咲いていて、まさに紫陽花づくしの区間!

梅雨の時期は「箱根登山鉄道」沿線を訪問すべし!

梅雨の時期は被写体がなかなか見つからず、何を撮ったらいいか悩ましい時期ですが、「箱根登山鉄道」を訪問すれば自ずと見つかる被写体!雨だから綺麗に撮ることができるものが、「箱根登山鉄道」沿線にはあります。

そして箱根と言えば温泉!「箱根登山鉄道」沿線にて歩き疲れた体を、温泉で癒してみてはいかがでしょうか。日帰り温泉スポットも多く、中には露天風呂を設けた施設もあります。

ちなみに雨が降りやすい梅雨の時期でなおかつ、徒歩移動が多いため、傘だけではなくカッパ持参もオススメします。なお、紫陽花の見頃は、「箱根湯本駅」と「強羅駅」を比較すると、標高差があるため一概には言えませんが、だいたい6月下旬から7月初旬まで。

この記事の関連MEMO

掲載内容は執筆時点のものです。 2005/07/02−2015/06/26 訪問

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