「長尾中華そば」はいくつかの店舗を持っていますが、今回は「長尾中華そば西バイパス店」のご紹介です。新幹線が止まる新青森駅からタクシーで3分、徒歩でも15分程度の距離となる青森市三好のこちらのラーメンは、有名メーカーにより数多くのカップラーメンに採用されていることでも知られています。
長尾中華そばの店主お勧めが、新・青森ラーメンと言われる「ごく煮干しラーメン」です。青森県で煮干しラーメンは数多くあり、典型的なご当地ラーメンと言えます。
長尾中華そばの煮干しは全国各地から厳選し、麺は煮干しの風味を壊さないよう国産の小麦でかんすいを押さえて作られています。スープの配合は店オリジナルであり、煮干しの良さを最大限に引き出した醤油ベースのラーメンです。
麺は、手打麺・中太麺・細麺からお好みで選択することが出来ます。チャーシューは青森県産の豚肉。じっくりと煮込まれたその味から、店のこだわりを感じられることでしょう。
なお、こちらの店では会員制度があり、一定のポイントを貯めると様々な種類の店オリジナルどんぶりの中から、好きなものがもらえるのです。
続いて、青森市古川にある「味の札幌 大西」です。こちらは青森駅から徒歩約8分となります。
その歴史は古く、1968年が始まり。店名に札幌とつくのは、札幌から味噌ラーメンを青森に広げようとやって来た人がいたことによります。札幌店の常連客であった現在の店主が経営者に声をかけられてラーメン店を営むようになり、1969年に改めて開業したのです。
まさにB級グルメの王道と言える味噌カレー牛乳ラーメン(バター入り)は、味の札幌 大西で一番人気のラーメン!その組み合わせが実に特徴的です。味噌にバターを入れるのは一般的ですが、そこにカレーと牛乳も入るのです。その味はいかにして生まれたのでしょうか。
その歴史は40年以上も前となります。1970年代、一人の高校生が味噌、カレー、牛乳を入れたラーメンを注文。試しに作ってみたところ、店主も驚くうまさだったのです。最初は頼まれて作るだけでしたが中高生の間で評判となり、1978年に正式にメニューとなった経緯があります。
味噌とカレーの組み合わせに、牛乳がブレンドされて他では味わうことの出来ない独特の味とまろやかさを作りだしています。そこにバターが溶け込み、味にさらなる深みとコクが生まれてくるのです。青森市のソウルフードとも呼ばれているこちらのラーメンを、ぜひとも食べてみて下さい。
なお、店内に小梅があり、自由に食べることが出来ます。ちょっとした口直しにいかがでしょうか。
ラーメン激戦区でもある青森県青森市から、ご当地ラーメンの代表格である「長尾中華そば」と「味の札幌大西」の2店舗をご紹介しました。
どちらのラーメンもまったく異なる味であり、強い印象を残してくれるでしょう。観光の際にはぜひとも、二大ご当地ラーメンを試してみて下さい。
最後に、青森市といえば多くの人がすぐに連想するであろうねぶた祭。そこで、本物のねぶたの迫力ある運行の様子と、実は年中ねぶたが楽しめる「ねぶたの家 ワ・ラッセ」について、関連MEMOに記載してあります。ぜひ、参考として下さい。
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