駅ビルの屋上に神社!?JR博多シティ「つばめの杜ひろば」は穴場の観光スポット

駅ビルの屋上に神社!?JR博多シティ「つばめの杜ひろば」は穴場の観光スポット

更新日:2016/03/25 16:43

羽田 さえのプロフィール写真 羽田 さえ 熊本在住ライター
九州の旅において、起点となる駅と言えばJR博多駅。その駅ビルであるJR博多シティは、大型商業施設というだけでなく、実は観光地としても魅力ある穴場のスポットです。中でも注目は屋上の「つばめの杜ひろば」。2,000平米の広さがあり、子どもから大人まで楽しめる施設が揃っています。列車やバスを待つ間のちょっとした空き時間にでも、ぜひ立ち寄りたい名所です。

駅ビルに神社!鉄道神社で旅の安全祈願

駅ビルに神社!鉄道神社で旅の安全祈願

写真:羽田 さえ

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ビルの屋上に唐突に現れる鳥居をくぐり、厳かな参道を進んだ先には「鉄道神社」がまつられています。転車台を模したようなユニークな円形の境内で、これからの旅の安全を祈りましょう。
神社までのアプローチは「表参道 仲見世」として、お土産や軽食を売るお店が連なっています。焼きたてのおだんごや香り豊かなコーヒーが人気。九州各地の民芸品のほか、JR九州のグッズを集めたショップもあるので、鉄道ファン必見です。

展望テラスで博多の街を一望

展望テラスで博多の街を一望

写真:羽田 さえ

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ひろばから更に上に伸びる階段を昇ると、そこは広々とした展望テラス。360度の大パノラマで、博多駅前の市街地から博多湾、福岡空港へ離着陸する航空機、更には遠くの山並みまで眺めることができます。天気の良い日の昼間はもちろん、街に明かりがともった夕景、夜景もなかなかの見応えです。

ななつ星の予行演習⁉憧れの水戸岡デザイン列車を体験

ななつ星の予行演習⁉憧れの水戸岡デザイン列車を体験

写真:羽田 さえ

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子どもたちに大人気なのが、ミニSLの「つばめ電車」。つばめ号、くろちゃん号の2種類の車両があり、子どもたちの夢を乗せて小さな線路を走っています。3歳以上ならば一人でも乗車可能。「ななつ星」の水戸岡鋭治氏のデザインで、どこか優雅な佇まいが魅力です。沿線には動物をかたどった植栽や季節の花が植えられており、緑豊かなコースをぐるりと2周して楽しめます。

鉄ちゃんに大人気!張り付きたくなる列車展望スペース

鉄ちゃんに大人気!張り付きたくなる列車展望スペース

写真:羽田 さえ

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駅ビルの屋上という立地ならではのスポットがこちら。ひろばの端に列車展望スペースが設けられており、ホームに次々に出入りする列車を見学することができます。地上60メートルの高さから見下ろす線路は、ちょっと貴重で新鮮な眺め。新幹線はもちろん、「きらめき」や「ソニック」など、博多駅らしい顔ぶれの特急電車も必見です。

「シティダイニングくうてん」で味わう九州グルメ

「シティダイニングくうてん」で味わう九州グルメ

写真:羽田 さえ

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屋上の「つばめの杜ひろば」を満喫した後は、すぐ下の10階、9階へ移動して「シティダイニングくうてん」での食事がおすすめ。もつ鍋や博多ラーメンなどの福岡グルメだけでなく、鹿児島の黒豚や熊本の馬肉など、九州各地の名物も揃っています。また、新鮮な地元食材を使ったフレンチやイタリアンの店などもあり、何を食べるか迷ってしまうほど。九州の豊かな食文化を、ぜひ体験してみてくださいね。

おわりに

九州の玄関口にあるJR博多シティ「つばめの杜ひろば」、いかがでしたか。帰りの新幹線までにまだ時間がある!という時にも、気軽に訪ねることが出来る注目のスポットです。旅の最後の思い出づくりに、ぜひ立ち寄ってみてくださいね。

掲載内容は執筆時点のものです。 2016/03/06 訪問

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