パステルカラーの可愛いお家に絶品加東ラクサ!シンガポール・カトン地区

パステルカラーの可愛いお家に絶品加東ラクサ!シンガポール・カトン地区

更新日:2016/03/27 15:29

斎 信夫(いつき)のプロフィール写真 斎 信夫(いつき) 可愛いもの好き旅ライター
シンガポールの東に位置するカトン地区は、中国系移民の子孫が作り出した「プラナカン」の伝統文化を感じる事が出来るエリアです。特に人気なのがカラフルな建物群。明るいパステルカラーに彩られた家々には細工が施され、見れば見るほどその美しさと繊細さに引き込まれる事間違いなしです。プラナカンの衣装やアクセサリーに雑貨、有名ローカルフード ラクサの有名店もあり、特に可愛いもの好きな女子におすすめのスポットです。

淡いパステルカラーのプラナカン建築

淡いパステルカラーのプラナカン建築

写真:斎 信夫(いつき)

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MRTイースト・ウエスト・ラインのパヤ・レバー駅(Paya Lebar)から、南東にあるジュー・チアット・ロード(Joo Chiat ROAD)をタクシーで約8分、徒歩で約20分南下すると、だんだんと建物の色がパステルカラーに変わってきます。左手にピンク色の「大吃之喜(House of Bamboo Noodle)」という中華料理店と「JK CENTRE」と書かれた建物が見えてきたら、そこがクーン・セン・ロード(Koon Seng ROAD)との交差点。ここを左に曲がるとシンガポールで一番美しい「プラナカン建築群」が並んでいます。

プラナカン建築の建物はジュー・チアット・ロード沿いなどにもありますが、写真を撮るならここがおすすめ。特に女子ならあまりの可愛さにキュンときちゃいますよ!シンガポールの中心、シティーホール駅からだとタクシーで20分位です。

シンガポール政府が保存地区に指定するプラナカン建築群

シンガポール政府が保存地区に指定するプラナカン建築群

写真:斎 信夫(いつき)

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マカロンのショーケースのような可愛い建物群、「間口を狭く奥に細長い形」なのはプラナカン文化の発祥の地、マラッカから引き継がれたもの。細長い形の建物は、京都の町屋と同じように中庭があり、光と風を上手く取り入れられるようになっています。

色合いなどは、シンガポール政府 都市再開発庁の規定があり、装飾色や使用禁止色など、今の外観を壊すような色合いにするのは違反になります。軒下の飾りやタイルの模様、壁に飾り付けられた蔦や花の浮き彫りなど、繊細で凝った装飾がいつまでも美しいまま見られるように、国が見張ってくれているのです。

お洒落で可愛いショップハウスでお土産を!

お洒落で可愛いショップハウスでお土産を!

写真:斎 信夫(いつき)

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ジュー・チアット・ロード(Joo Chiat ROAD)から徒歩で10分ほど南下すると、カトン地区のメインストリート、イースト・コースト・ロード(East Coast Road)に出ます。角に「112カトンショッピングセンター(112 Katong)」があるのが目印です。この道沿いにはお店がたくさん並んでいます。

プラナカン建築は1階がお店、2階が住居の「ショップハウス」が多く、外観と同じく色合いが可愛らしいビーズ雑貨や、パステルカラーの陶器「ニョニャウェア」、シンガポール航空の制服で有名な民族衣装「サロン・ケバヤ」のお店など、プラナカンにちなんだお土産が揃っています。

遠くから見ると少しわかりにくいですが、各建物の入り口前はアーケード状になっていて隣の建物とも繋がっています。そのため、雨の日でも濡れることなく散策を楽しむことができます。雨が多い熱帯ならではの工夫と言えますね。

ローカルフードの中でも一番の有名店「328 Katong Laksa」

ローカルフードの中でも一番の有名店「328 Katong Laksa」

写真:斎 信夫(いつき)

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ラクサはシンガポールで一般的に食べられている麺料理ですが、カトン地区のラクサはおいしさが違うんです。その中でも最も有名なのが「328 Katong Laksa(328加東ラクサ/328加東叻沙)」。イースト・コースト・ロード(East Coast Road)にも数店舗出す人気店。

「112カトンショッピングセンター」がある交差点を右に曲がり、イースト・コースト・ロードを西方面に1ブロック、200m程歩いた角にお店があります。

クリーミーでスパイシー!癖になる加東ラクサ!

クリーミーでスパイシー!癖になる加東ラクサ!

写真:斎 信夫(いつき)

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素麺とうどんの間くらいの太さの米粉麺は、ツルツルもちもちの歯ごたえで、5cm程の短い麺が香辛料の効いたココナッツミルクベースの魚介スープに良く絡みます。具のもやしやエビ、貝などと一緒に、麺とスープをレンゲですくって食べるのが伝統的な食べ方。そのため、お店にはお箸は用意されていませんのでご注意を。

「328 Katong Laksa」は、クリーミーでスパイシーな風味が癖になると、現地の人も足繁く通う名店です。大と小のサイズが選べ、小にサイドメニューのココナッツミルクで炊いたごはん「ナシレマ」等を付けるのがローカル風。フレッシュライムジュースと一緒に食べるとシンガポールの暑さが吹き飛びます。

営業時間:8:00-21:00 (無休)

可愛い街並みにキュン♪ 美味しいラクサでお腹もいっぱい!

美しく可愛い街並みと、お土産に絶品ローカルグルメも楽しめるカトン地区は、近代都市シンガポールの昔の姿をそのまま残しているエリアです。見どころが狭いエリアにまとまっているので、空き時間の散策にもピッタリ。

雨宿りや休憩するなら「112カトンショッピングセンター」へ。パヤ・レバー駅から無料シャトルバスも運行しています。暑いシンガポールの散策で疲れた身体を、冷房の効いた室内で休めてリフレッシュできます。

シンガポールのカトン地区に来れば、可愛い街並みに美味しいラクサで心もお腹も充実。
特に女子にはおすすめのエリアですよ!

掲載内容は執筆時点のものです。 2014/12/08 訪問

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