浦島太郎伝説発祥の地!指宿「長崎鼻と龍宮神社」が美しい

浦島太郎伝説発祥の地!指宿「長崎鼻と龍宮神社」が美しい

更新日:2016/05/08 17:51

薩摩半島の最南端に位置する岬「長崎鼻」。ウミガメの産卵地になっていることから、浦島太郎が龍宮場へ旅立った場所として伝えられています。岬の先端には灯台が立ち、敷地内には乙姫様を祭る朱色の「龍宮神社」が鎮座。遊歩道からは青い海、ハイビスカス、開聞岳を望む絶好のロケーション。
今回は、そんなフォトジェニックであり、縁結びの御利益がある場所として人気の高い「長崎鼻と龍宮神社」のご紹介。

鹿児島の最南端に位置する岬

鹿児島の最南端に位置する岬
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龍宮神社と長崎鼻の岬は、砂蒸し温泉で有名な鹿児島県指宿市の最南端にあります。周辺には熱帯ジャングルを再現した「長崎鼻パーキングガーデン」や世界各国の植物を集めた「フラワーパークかごしま」などの観光施設があります。車で来たなら、長崎鼻パーキングガーデンの駐車場に停めて向かいましょう。

龍宮城をモチーフとして作られた神社

龍宮城をモチーフとして作られた神社
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龍宮神社は、まさに浦島太郎に出てくる、龍宮城をモチーフとしためずらしい神社で、朱色が青空と海に映え大変美しく、南国の雰囲気と見事に調和しています。
浦島太郎伝説にちなみ乙姫様が祀られており、出会いの神様として、また家内安全・商売繁盛・航海安全といった守り神として、多くの参拝者が訪れています。

龍宮神社には、願い事を貝殻に書いて奉納する貝殻祈願があります。最初に祈願料として賽銭箱に100円を投入し、好きな貝殻を選び願い事を記入。最後にかめ壺に奉納し、本殿で鈴を鳴らして願い事を再度念じれば祈願完了です。

開聞岳を望む撮影スポット

開聞岳を望む撮影スポット
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長崎鼻の対岸には、薩摩富士とも呼ばれるきれいな三角形をした開聞岳があります。海を挟み、遮るものが何もないため絶好の撮影スポット。ハイビスカスと海、開聞岳を入れて写真に収めれば、誰でも絵はがきのような美しい一枚を撮ることができるはずです。

ウミガメの産卵地としても有名

ウミガメの産卵地としても有名
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長崎鼻の周辺にある砂浜は、夏になるとウミガメが産卵をしに上陸します。古くから亀は漁師や釣り人から海の守り神として大切に扱われており、そこから浦島太郎伝説の発祥の地としていい伝えられるようになりました。

龍宮神社から岬の先端に立つ灯台までは、遊歩道で繋がっていて、途中に浦島太郎と亀の石像があります。女性は右から、男性は左から2回まわった後、ウミガメをさわってから祈願すると願い事がかなうといわれています。

長崎鼻の先端に立つ灯台

長崎鼻の先端に立つ灯台
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細い六角形の形をした長崎鼻灯台。昭和52年に美しい岬の景観に相応しいものにしようと特別に設計されました。今でも東シナ海を航行する船舶にとって重要な役割を果たしています。残念ながら中に入ることはできませんが、長崎鼻のフォトジェニックな撮影スポットとしても欠かせない存在です。

灯台の下は、溶岩でできたゴツゴツとした黒い岩場。下に降りて磯遊びや釣りを楽しむことができます。

おわりに

いかがでしたでしょうか。
長崎鼻は、鹿児島市内から車で1時間半ほどの場所にあるため日帰りも十分可能です。とにかくどこを散策してもフォトジェニックで気持ちいい場所です。ぜひ、指宿温泉とセットでドライブしながら訪れてみてください。夕暮れ時も美しいですよ!

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掲載内容は執筆時点のものです。 2013/10/20 訪問

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