写真:藤田 聡
地図を見る昭和記念公園は秋の紅葉が有名ですが、実は国内屈指のチューリップの名所でもあります。チューリップの絶景で世界的に有名な、キューケンホフ公園OBの監修で、本場オランダの景観そのままです!
美しさの秘密は、コラボレーションにあります。暖色系の色が多いチューリップを引き立たせる為に、樹木と洋芝の緑や、清流とムスカリの青を配置。それらが互いにコラボして、全体として圧倒的な美しさになります。渓流広場と呼ばれるエリアの中央付近(写真)に、その特徴が最もよく現れています。
写真:藤田 聡
地図を見る一つ前の写真には小川の上流に三脚を立て、カメラを構えた人が沢山写っています。人気の撮影場所だけあり、ここが一番の絶景ポイント。昭和記念公園でチューリップを撮影するなら、この場所がベストです!
朝一番で、この場所に直行して写真撮影するなら、西立川口ではなく昭島口から入るのがおすすめ。しかし、昭島口には駐車場が無いので、電車で東中神駅を利用する必要があります。
写真:藤田 聡
地図を見る昭和記念公園は、チューリップの撮影スポットとしても知られます。渓流広場の池付近では写真教室も行われ、その場所をよく観察すると、多種類のチューリップが様々な距離にバランスよく配置され、確かに写真に最適。教室の邪魔にならないように、自分でも撮影してみましょう。良い場所では良い写真が撮れるので、場所を見極める事が重要だと再認識出来ます。
写真:藤田 聡
地図を見る昭和記念公園のチューリップを、写真教室の横で撮影してコツを掴んだら、今度は同様の場所を自力で探し出してみましょう。写真は手前に赤いチューリップ、奥に黄色いチューリップ、間にムスカリを配置した例です。望遠レンズを使用して手前と奥を意図的にぼかすと、花の写真が一層印象的になります。(前ボケ・後ボケといいます)
写真:藤田 聡
地図を見る昭和記念公園のチューリップには品種名が明記され、品種の勉強になります。一重咲き、菊のような八重咲き、ユリ咲き、フリンジ咲きなど花の形でも分類。中でも、一番特徴的なのが「ロココ」。紫色の蕾から赤い花が咲くと、まるで怪獣が口を開けたようで、噛み付かれるのではと思う程。これは「パーロット咲き」と呼ばれる品種です。
花の写真をアップで撮影するには、接写リングやマクロレンズが必要ですが、マクロモード付きのコンパクト・デジタルカメラ(コンデジ)を活用する方法もあります。この写真も、コンデジで撮影したものです。
昭和記念公園は、朝9:30に開園。週末には駐車場が少し早めにオープンしますが、平日は開園とほぼ同時なので、車で行くと開園から少し遅れて西立川口から入場します。朝一番乗りでチューリップを撮影するなら、電車で昭島口を利用しましょう!
他にチューリップの名所は、関東最大級100品種71万本の絶景が楽しめる「佐倉チューリップフェスタ」(千葉県)がおすすめ。別記事で詳細に紹介しましたので、是非ご覧下さい。(記事の最後にリンクあり)
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(2024/4/20更新)
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