写真：村井 マヤ
地図を見る旭温泉の元湯が気楽に楽しめる「あさひ荘」は、昭和52年6月に開設され、ふらっと立ち寄れる気取らない立ち寄り湯として、長年地域の方に愛されてきました。そんな「あさひ荘」が、平成26年8月にリニューアルオープンし、清潔で明るい施設として生まれ変わりました。
「あさひ荘」に一歩入ると、爽やかな檜の香が漂います。島根県産にこだわり、外観も内部も木の温もりを感じられる落ち着いた色調で統一され、長時間ドライブしてこの温泉地に辿り着いた旅人をふんわり包む癒し効果も絶大です。
旭温泉の四つの秘湯を巡るなら、「湯巡りチケット」がオススメです。ちなみに「四つの秘湯」とは四つの温泉施設のことです。四つの施設を全部湯めぐりすると、通常2100円のところ「湯巡りチケット」購入で1200円で巡れます（これはかなりお得です！）。また、有効期限は1年間となっており、その日に全部巡れなくても大丈夫なのも親切ですよね。
他にも特典があり、全部巡ると各旅館の宿泊が10％割引になるチケットも、もらえちゃう♪なんだかとってもお得なチケットですよね。
写真：村井 マヤ
地図を見る「あさひ荘」には、男女別の内湯風呂のある本館と渡り廊下でつながった別館に休憩室もあります。休憩室は、秋には神楽会場にもなります。無料の休憩室の他にも、有料の貸切休憩室もありますよ。ご家族やカップルでのんびり日帰り入浴される場合は、貸切休憩室もゆっくりできてよろしいかと。
温泉は、アルカリ性単純温泉、源泉は34.8度と低めですが、後からポカポカしてきます。旭温泉は、アルカリ泉に炭酸水素（重曹）成分が入っていて、洗浄成分抜群の美人の湯です。
内湯風呂内の床材に使用されているのは、島根県大田市温泉津で採石される福光石という石材で、滑りにくく水はけが良いのが特徴。石の床材ですが、不思議と冷たく感じません。でもアルカリ性のお湯ですので、まめに掃除しないとスベスベしてしまうそうですが、掃除の行き届いた「あさひ荘」の内湯風呂ではそんな心配はなさそうですよ。
窓の外には、小さなお庭が見えるようになっています。温泉に浸かるとふんわりと檜の香が心地よく、森林浴をしているような気分も味わえますよ。
写真：村井 マヤ
地図を見る「あさひ荘」ロビーには、旭温泉の四つの秘湯の源泉配合の石鹸も販売されています。これは、他の施設でも販売されていますよ♪ちなみに「あさひ荘」以外の「ホテル川隅」や「かくれの里 ゆかり」「しろつの荘 本館・別館」は宿泊可能な施設です。「あさひ荘」だけは、立ち寄り湯専門の施設になっています。
「あさひ荘」では、一日気兼ねなくくつろいでいただけるよう、途中お食事に出かけられたり、湯巡りができるよう外出が可能です。受付の方に申し出て、お出かけもなさってください。四つの秘湯巡りも、この「あさひ荘」を拠点に歩いて行かれると大変便利ですよ。
写真：村井 マヤ
地図を見る写真の道路は通称「ゆ～ゆ～街道」になります。これは、ちょうど旭温泉の入口付近から「風の国」という温泉リゾートまでを結ぶ道路を茶目っ気たっぷりに名付けられたもの。
「風の国」は、泊まって、食べて、温泉に入って、遊べて、創作活動も、自然を通じて楽しみながらリフレッシュできる素敵な温泉リゾートです。ついでに遊びに行ってみてください。
「あさひ荘」から周辺にある3つの施設も歩いて数分の距離にあります。食事利用もできる「しろつの荘・別館」や「かくれの里 ゆかり」にもすぐです。写真右手に走る道路沿いに「すっぽん処」という隠れた名店もありますので、ぜひ「あさひ荘」をちょっと外出して、ご賞味くださいね。「すっぽん処」さんの「すっぽんラーメン」は知る人ぞ知るラーメンなんだとか・・。
旭温泉は、小さな温泉郷ですが、浜田自動車道・旭ICからもすぐという好立地！四つの秘湯を順に巡ってもそんなに時間がかからず、急いで巡れば半日あれば十分というのも魅力。ちょっと珍しい「すっぽんラーメン」なるグルメも楽しめて、日帰り旅行に最適な温泉郷です。春には桜、8月から12月までは、名産の「旭の赤梨」も楽しめます。こちらは、7つの種類もあり梨狩りも体験できるそうですよ。温泉だけではなく秋の味覚も楽しめそうですね。秋には、石見神楽も楽しめますので、その時期にゆっくり宿泊されたら素敵な体験も出来そうですね。
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(2024/4/26更新)
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