一言にセーヌ川クルーズと言っても、そのプランは様々。どの時間帯に乗船するかによって、かなり印象が変わります。一番おすすめの時間帯は、夕暮れ時から日没、夜にかけて。オレンジ色にライトアップされた街並みや趣向を凝らした数々の橋が漆黒のセーヌ川に浮かぶ様子は、美しい、の一言に尽きます。
シンプルな観覧のみのクルーズはどの運航会社でもありますが、ゆっくりと食事を楽しみながら遊覧するディナークルーズも揃っています。日本語ガイドが付いているクルーズ船もあります。自分の旅にあった好みのプランを見つけましょう。
クルーズ船を運行している会社は幾つかありますが、どの船を選んでも、乗船場所は違えど、ほぼ同じコースを辿ります。コンコルド広場、オルセー美術館、ルーブル美術館の脇を通りながら、シテ島へ。 ノートルダム寺院を眺めながら、 サン・ルイ島を過ぎます。Uターンし、 エッフェル塔とシャイヨー宮を左右に眺め、自由の女神像を廻って再び乗船場所へ戻ります。食事付きの場合、コースが違ってくることもあるので、注意が必要です。
船上から見上げるエッフェル塔やノートルダム寺院は船が進んでいくごとにその表情を変え、昼間とは全く違った美しさに心を奪われます。移りゆく煌びやかな街並みは、まさに、花の都。晴れた日に見られる月とのコントラストもまた趣深いものです。
ライトアップされたノートルダム寺院(写真)は、迫力も満点。次々と現われる橋との共演は地上では見ることのできない絶景です。
クルーズ船は数々の橋をくぐり抜けます。パリ市内に32もあると言われるセーヌ川に架かる橋は、どれも個性豊かでそれぞれの歴史を持っています。
その絢爛な姿に必ず目を惹かれるのが、アレクサンドル3世橋。四隅の石柱には女神とペガサスの彫刻が黄金に輝いており、パリで最も美しい橋とも言われています。欄干に施された細かい彫刻まで見ることが出来るのは、クルーズ船ならではの醍醐味です。
また、映画などでその名が知られる、シテ島に架かるポン=ヌフ橋も見逃せません。「新しい橋」という名前とは裏腹に、実はパリで最も古い橋。一度も架け替えられることなく、400年もの長い年月の間、パリの街の栄枯衰勢を見守ってきた歴史のある橋なのです。
食事の後にもう少しパリを堪能したい!そんな時にお勧めのセーヌ川ナイトクルーズ。夜風に吹かれ、地上からは見ることのできない角度で、パリの街を独り占めすれば、至高の思い出となることは間違いありません。
お勧めの運航会社を下のリンクに載せております。季節によって運航時間などが異なるので確認してください。日本から予約出来るシステムもありますので、安心して利用できます。
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