写真:木村 優光
地図を見る「掬星台」は六甲山のお隣の摩耶山に位置し、観光スポットとして開拓された夜景スポットです。元々、訪れる人全てを感動させてしまうほど、雰囲気や夜景スケールがトップレベルのため、日本三大夜景に数え上げられています。そのため訪問して絶対に損はしない夜景スポット!
大阪湾を取り囲む足元の神戸から大阪へと流れるような眩い夜景は、光量も十分すぎるほどで、高度的に見ても人の目線から見やすい角度であることから、まるで地を這う天の川のよう!従って多くの方に訪問してもらいたい夜景スポットのうちの1つです。
ただアクセスがしづらいのが難点。地図上では掬星台まで車道がつながっているかのように見えますが、掬星台の500m手前に位置する天上寺より先は、一般車両の通行が禁止されています。したがって車訪問の場合は天上寺駐車場に車を駐車して、約10分の道のりを歩く必要があります。外灯もあり真っ暗な道ではありませんので、それほど怯むような道ではありませんよ。
写真:木村 優光
地図を見る大阪湾方面の視野から少し右へ視線を逸らすと、神戸港方面の夜景を望むことができます。神戸市街中心部方面は木々に覆われてしまっているため、視界からは外れてしまいますが、六甲アイランドや神戸空港、メリケンパーク方面の港夜景を一望できます。
写真:木村 優光
地図を見る「掬星台」の見所は夜景だけではありません。あまり知られていませんが、メインビューの方角が南東になるため、空気の澄んだ早朝は綺麗な朝焼けを望むことができるのです。
日の出30分前になると、写真のように東の空が徐々にダークカラーからブルーと橙色のカラーグラデーションと化していき、息を呑むほどの素晴らしさに!早朝とは言えども、街並みにも結構の量の明かりが点いており、まさに眠らない街のよう!
こんな様子を見るには、夜景の時間帯と同様に天上山駐車場から夜道を歩く条件は一緒ですが、何よりも訪問する人がほぼ皆無状態ですので、ほかの人がいるから安心できる、といった安心感は低いかもしれません。ただその分、展望台は皆無状態でなおかつ、開放的空間の中でこんな絶景を見ることができるのですから、素晴らしい1日の幕開けです!
写真:木村 優光
地図を見る「六甲山天覧台」はその名のとおり、昭和天皇がここからの風景をご覧になられた展望台として、名付けられたスポットです。そして、アクセスの良さから、六甲山でメジャーな夜景スポットのひとつといっていいほど、週末は多くの人が訪問します。
写真:木村 優光
地図を見る夜景も眼下の神戸から大阪平野、さらには関西国際空港までの絶景で、訪問する人は、皆感動の渦に巻き込まれてしまいます。さらに天気がよければ、淡路島の明かりも見ることが可能!
なお、六甲山天覧台の展望台の下は、六甲ケーブルの駅になっており、ケーブルカー運行時間内には、駅構内のトイレや自動販売機を利用することが可能です。また六甲山天覧台の駐車場のうち、車に乗ったまま夜景を見ることができるポイントが10台弱存在します。したがって、夜景が綺麗に見える真冬の寒い時期は、車に乗ったまま夜景を見ることも可能!
写真:木村 優光
地図を見る六甲山の中でもマイナースポットとして位置づけされる「天狗岩」は、週末に訪問してもほとんど人がいなく、夜景を独占できる確率が高いスポットです。スポット上には、現在運休中の六甲ロープウェイのケーブルが通り、ビューポイント手前に鉄柱もあるため、やや不気味なイメージはありますが、懐中電灯さえあれば鬼に金棒!
視界はかなり良好で、光量も天下の六甲山からの夜景として抜群!素晴らしすぎる夜景と穴場度を考えると、天狗岩を訪問した人は、このスポットの虜になること間違いないでしょう。ただ夜景を見るには「天狗岩」と呼ばれる岩に上らないと視界は良くないため、落下には十分に注意!雨上がりや凍結時期はかなり滑りやすくなるので、さらに注意が必要です。
写真:木村 優光
地図を見るこちらが「天狗岩」の写真です。一見、普通の岩の塊ですが、岩の上に登れば素晴らしいパノラマ夜景を見ることができます。上でも説明しましたが、すぐ目の前は崖ですので、転落しないように十分に注意しましょう。
なお、車はロープウェイ鉄塔横の広場に停めることができます。車を降りたら、ビューポイントまで徒歩約1分!またイノシシがいる可能性が高いので、むやみにイノシシに触ったりしないように!驚いて手をかまれる恐れがあります。何もしなければ襲ってくることはありません。
写真:木村 優光
地図を見る「鉢巻展望台」は表六甲ドライブウェイの途中にあるということもあり、訪れる人は比較的多い夜景スポットです。山頂に靄がかかっているときにこちらに来ると、山頂よりも綺麗に見えることがありますので、山頂周辺での夜景の見え方がイマイチという時は、鉢巻展望台まで下りてくるのひとつの手です。
ただし、表六甲ドライブウェイ上り車線から「鉢巻展望台」へアクセスする場合、展望台駐車場の入口が左後方になりますので、少しわかりにくいところが難点です。あらかじめマップやカーナビで確認しておくことをオススメします。
写真:木村 優光
地図を見る見える夜景に関しては、「鉢巻展望台」より高度がある、ほかの六甲山の夜景スポットに負けずと劣らずで、真下の神戸の街から大阪平野まで見下ろすことができます。アクセスも良いことから、人気がある夜景スポット!したがって週末などは人の多さでゆっくり夜景を観賞できないことも!落ち着いて夜景を見たい場合は、平日訪問をオススメします。
日本三大夜景を含めた、六甲山系列の夜景、日本の夜景も捨てたものではありません!六甲山からの夜景を見るためだけの旅行を企画しても良いくらい、おすすめ度は非常に高いものがあります。
どの夜景スポットにも共通して言えることですが、メインビューが東向きのため、朝焼け時は非常に綺麗な景色を見せてくれます。特に空気の澄んだ日の出30分前は必見!
なお、六甲山の入口である表六甲ドライブウェイへは、国道2号線の徳井交差点を六甲山方面へ道なりに進めば、難なくアクセスが可能です。是非、素敵な夜景観賞の夜をお過ごしください。
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(2024/4/20更新)
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