滝がライトアップ!福島「会津東山温泉 庄助の宿 瀧の湯」のパワースポット露天風呂

滝がライトアップ!福島「会津東山温泉 庄助の宿 瀧の湯」のパワースポット露天風呂

更新日:2016/03/10 14:34

泉 よしかのプロフィール写真 泉 よしか 女子目線温泉ライター、キッザニアマニア
鶴ヶ城そびえる会津若松の町から車でほんの数分、湯川沿いの緑の中に会津東山温泉の旅館が点在しています。旅館街に入ってすぐ右手に建つのが、今回ご紹介する庄助の宿 瀧の湯!

チェックイン時の利き酒振る舞いサービスや川の対岸のプライベート能舞台にも驚きますが、一番のポイントはやっぱり温泉。雰囲気抜群の貸切風呂が6つも!そして大浴場の露天風呂がまた凄いんです。なんとパワースポットの滝が真横に!

神話の八咫烏が導いた伝説の温泉と会津磐梯山に歌われた小原庄助

神話の八咫烏が導いた伝説の温泉と会津磐梯山に歌われた小原庄助

写真:泉 よしか

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会津若松の奥座敷 会津東山温泉は、奈良時代の高層 行基が発見したとも伝わる長い歴史を持つ温泉地です。行基上人を湯川沿いの湯煙に導いたのは三本足の八咫烏(やたがらす)。日本神話で神武天皇を導いた伝説の霊鳥で、今は日本サッカー協会のロゴマークで知られているかもしれませんね!

さて、その行基上人が温泉を発見した伝説のパワースポットに今建っているのが庄助の宿 瀧の湯です。またこの場所は、江戸時代には会津藩の共同湯として使われていた歴史も持っています。あの新選組の土方歳三が足の傷を治療した温泉がこちらの瀧の湯だという説もありますよ。

ちなみに庄助の宿の「庄助」とは、「会津磐梯山」の民謡に歌われる小原庄助さんのことで、歌詞中ではなんで身上つぶしたと問われ、朝寝、朝酒、朝湯が大好きだからと答えています。休日に温泉でゆっくり朝寝、朝酒、朝湯したい!そんな方にこちらのお宿をお勧めしちゃいます。

能舞台と利き酒振る舞いサービスのある旅館

能舞台と利き酒振る舞いサービスのある旅館

写真:泉 よしか

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それでは瀧の湯の館内に入ってみましょう!
瀟洒なロビーに立って窓の外を見ると、最初に驚くのは川の対岸に作られた能舞台ではないでしょうか。こちらの能舞台は飾りではなく、夜にはライトアップ、映像紙芝居を使って語り部が方言で会津の昔話を語ってくれるイベントを行っています。

またお酒好きの方に朗報!チェックインの時にロビーでお茶を頂いた後、どうぞと小さなグラスを渡されます。これは利き酒振る舞いサービス。なんと数種類の会津清酒が自由に味見できちゃいます!辛口、甘口、生酒に濁り酒などバリエーションも豊富。気に入ったものがあれば、夕食に一本お願いしちゃうこともできますよ。

会津の郷土料理を堪能!おふくろバイキングも評判

会津の郷土料理を堪能!おふくろバイキングも評判

写真:泉 よしか

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庄助の宿 瀧の湯では会津の郷土料理が食べられます。地産地消と旬にこだわった食材と現代風にアレンジした会席料理、これがまた本当に美味しいんですよ!ぜひ夕食前にはお腹を空かせておいてくださいね。

また朝食で特にお勧めしたいのがお餅!朝食はおふくろバイキングと名付けられていて、和風ビュッフェ形式になっています。お煮しめ、漬物など田舎のおばあちゃんちの食卓に上りそうなメニューが豊富で、お餅は目の前でつきたてのものを丸めてもらえます。黄な粉や胡麻などお好みのトッピングで召し上がれ!

庄助の宿 瀧の湯で温泉三昧

庄助の宿 瀧の湯で温泉三昧

写真:泉 よしか

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温泉の紹介を忘れちゃいけませんね。瀧の湯にはバリエーション豊かな大浴場と、6つの貸切風呂があります。貸切風呂のうち5つは露天風呂で、星空の湯と月美の湯は屋上からの絶景を、十六夜の湯、庄助の湯、幻の湯は湯川の渓流を間近に!残る天寧温泉は露天風呂ではありませんが、貸切というにはとても広い浴室で家族連れにも好評です。

なお、朝の大浴場清掃時には(貸切予約が入っている場合を除き)幻の湯が男湯に、天寧温泉が女湯に開放されます。幻の湯は本当に川が目の前でとってもワイルド。天寧温泉は大浴場とは違う山口源泉を使っています。貸切でなくてもこれらが使えるのはお得です!朝食の後にぜひ行ってみてくださいね。

男女別大浴場はというと香りのハーブ湯やトルマリン風呂もありますが、お風呂だけでなく心憎いサービスもたくさん。シャンプーやコンディショナーから自分の好きなものを選べるシャンプーバー、防水加工をした本を貸してもらえる「お風呂で読む小説」本棚など、いろいろな楽しみ方ができるようになっていますよ。

夜にはライトアップ!パワースポットな絶景露天風呂

夜にはライトアップ!パワースポットな絶景露天風呂

写真:泉 よしか

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さあいよいよ最後は大浴場の内湯から続いている露天風呂をご紹介しましょう!

湯川にはいくつも滝があるのですが、中でも東山四大滝と呼ばれるものの一つが瀧の湯の名前の由来ともなっている伏見ヶ滝です。「不思議な滝」が訛って「伏見ヶ滝」となったという説もあり、会津東山温泉発祥の地の滝であることからもパワースポットとして知られています。

瀧の湯の大浴場の露天風呂は瀧美の湯と古の湯+庄助酒風呂の三つがあり、夜間に男女を入れ替えるので泊れば三つ全部に入れます。
まず瀧美の湯ですが、なんと滝の真横にあります。轟々と響くその音は凄い迫力ですよ。
そして古の湯と庄助酒風呂は隣り合っていますが、特に奥の庄助酒風呂がお勧めです。ちょうど斜めから滝の全容を眺めることができて、これまた溜息が出ちゃうくらい素晴らしい景観なんです。

まとめとして

庄助の宿 瀧の湯、いかがだったでしょうか。庄助さんのように過ごす朝寝、朝酒、朝湯に加えて、ぜひパワースポットの滝を臨む絶景露天風呂に入って活力をチャージしてくださいね。

会津東山温泉 庄助の宿 瀧の湯は会津若松ICから車で15分、電車の場合はJR会津若松駅からバスまたはタクシーで15分です。一日一往復、会津若松駅から無料送迎バスもあります。
また日帰り温泉も可能です。詳細は関連MEMOの瀧の湯公式サイトでご確認ください。

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掲載内容は執筆時点のものです。

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