キャメルサファリの準備と言われても何を持って行けばよいのか、どれぐらいの量を持っていけるのか、どんな服装がよいのか、などなど質問が尽きません。
まず、1泊2日のキャメルサファリの大雑把なスケジュールをご紹介します。
・ジャイサルメール市内から砂漠のエリア付近のらくだがいる村へ向かう（約1時間）
・らくだに乗ってキャメルサファリ開始（1～2時間）
・砂漠がきれいなエリアでらくだを降りる
・砂漠でキャンプをする
・らくだに乗って来た道を戻り村へ行く（1～2時間）
・村に到着。キャメルサファリ終了
・車でジャイサルメールへ戻る（約1時間）
1泊2日のキャメルサファリは、2日間らくだに乗り続ける訳ではありません。長くて1日2時間ぐらいです。キャンプをする砂漠はジープで行ける範囲になりますので、荷物や食料はらくだではなくジープに積みます。オートキャンプくらいの気持ちで準備しましょう。
服装は季節によっても異なりますが、夜の砂漠は冷え込みます。短パンランニングの軽装はやめましょう。朝晩の冷え込みに備えてズボンにフリースなどの多少の防寒具は持参します。日中の日差しは強いです！ショールなどで肌を露出しないような工夫をしましょう。
寝袋や布団はキャメルサファリの料金に含まれているので自分たちで準備することはありません。食事、水もキャメルサファリ代金に含まれています。アルコール類の飲み物は別料金になるので自分たちで事前に購入するか、ジャイサルメールを出発する前にキャメルサファリを主催するホテルや旅行代理店などにリクエストをします。夜は真っ暗になるので懐中電灯は必須です。
宿泊するきれいな砂漠のエリアまで辿り着いたら、らくだをおります。夕食の時間まで自由行動になります。砂がサラサラなのでまずは裸足になってダッシュ。ビーチにいるような気持ちよさです。坂道を転げまわったり、夕陽を背に写真撮影をしたり、らくだを乗り回すこともできます。希望があれば、らくだ使いになってらくだと散歩することもできます。とにかく砂の美しさ、気持ちよさを体感して、思う存分はしゃぎましょう！
完全に暗くなる前に料理の準備を始めます。らくだ使いのおじさん方が手慣れた手つきで料理をします。チャバティを焼く、お米を炊く、野菜カレーを作るなどガスがなくても焚き火で手際よく調理をします。チヤパティの焼き方を習ったり、野菜を一緒に切ったりして料理を手伝うこともできます。砂漠ならではの調理体験ができるのが魅力ですね。
キャメルサファリは、11月～3月までがオンシーズンになります。特に2月はジャイサルメールの砂漠の祭もあり大変混雑します。4～5月は酷暑のため、7月は雨が多いためキャメルサファリはあまりおすすめできません。
ジャイサルメールは、オンシーズンとオフシーズンがはっきりわかれています。できればオンシーズン11月～3月、さらに欲を言えば、雨が降らず、気温も快適な12月～2月がキャメルサファリのベストシーズンです。
いかがでしたでしょうか？キャメルサファリと言ってもらくだに乗っている時間が少ないのが意外に感じたのではないでしょうか。1泊2日のキャメルサファリの醍醐味は何といっても砂漠でのキャンプです。日本のキャンプと同様、グループで参加した方が、より楽しむことができます。ジャイサルメールへはぜひグループで行き1泊2日のキャメルサファリを体験してください。
最後に注意事項です。キャメルサファリはトラブルを避けるため、女性の1人参加やはおすすめできません。また事前に口コミサイトなどでチェックして評判のよいキャメルサファリを選ぶようにしてください。
（本記事の写真と情報は「HOTEL TOKYO PALACE JAISALMER」のキャメルサファリ開催時のもの）
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(2024/4/25更新)
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