20年に1度の遷宮!注目の“お伊勢まいり”を120%成功させる『伊勢神宮コンプリートガイド』

20年に1度の遷宮!注目の“お伊勢まいり”を120%成功させる『伊勢神宮コンプリートガイド』

更新日:2014/03/04 15:56

安藤 美紀のプロフィール写真 安藤 美紀 おこもり温泉宿探求家、おいしいもの探検家
パワースポットに興味がある人なら、必ず一度は訪れたい「伊勢神宮」。せっかく憧れの伊勢神宮へ行ったのに“まわる順番を知らずに行った”、“広すぎてパワースポットがどこにあるのか分からない”、“白馬に会いに行ったのに、いなかった・・・”そんな残念な思いをした方は、多いのではないでしょうか?今回は、式年遷宮で今最も注目される伊勢神宮の“お伊勢まいり”を成功させるコツやポイントをご紹介致します!

伊勢神宮のおまいりの順番は外宮→内宮から!

伊勢神宮のおまいりの順番は外宮→内宮から!

写真:安藤 美紀

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“お伊勢まいり”とは、伊勢志摩にある125もの神社を総称して言います。その中でも別格とされるのが、伊勢神宮の「内宮」と「外宮」。

「内宮」でまつられているのは、天照大神(あまてらすおおみかみ)と呼ばれる、神様界の頂点に立つ神様。「外宮」でまつられているのは、天照大神の食事を準備する(最高料理長のイメージですね^^)、豊受大神宮(とようけだいじんぐう)です。

昔から、伊勢神宮のおまいりの順番は決められていて、「外宮」→「内宮」とされています。ついうっかり、お土産やさんやグルメスポットが点在する華やかな「内宮」へ先に行ってしまいがちですが、静かで厳かな雰囲気の「外宮」から参拝するようにしましょう。

内宮に比べると、ひときわ静かな外宮。写真に写っているのは、豊受大神宮がまつられている、外宮の御正宮(ごしょうぐう)です。ここでは具体的なお願いをすると願いが叶えられやすいと言われています。感謝の気持ちを込めて、あなたの叶えたいお願いごとをしてみましょう。


外宮の一般駐車場はすぐ隣にあり、およそ200台分のスペースがあります。嬉しいことに、駐車料金は無料!すぐに車を停めることが出来なくても、参拝者がコンスタントに入れ替わるので、少し待てば意外とスムーズに車を停めることができます。

注意したいのは、外宮の入り口。火除橋(ひよけばし)と呼ばれる、正式な入り口用の橋以外に、出口用の橋があります。駐車場から一番近い橋は、なんと出口用の橋(涙)!正式な入り口は、“外宮前”バス停近くにあるので、車で伊勢神宮へ行かれる際には、注意してくださいね。

<伊勢神宮 外宮おすすめパワースポット>
・亀石(かめいし)→勾玉池の間にかかる小さな橋の下にある一枚岩。その形が亀の甲羅ににていることから“亀石”と言われています。外宮イチオシのパワスポです!

なかなか会えない“神馬(しんめ)”、会える時間はいつ?

なかなか会えない“神馬(しんめ)”、会える時間はいつ?

写真:安藤 美紀

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伊勢神宮には、“白馬”がいるのをご存知でしょうか?この白馬は、皇室から贈られた馬で、神様に仕える馬という意味を持つことから“神馬(しんめ)”と呼ばれています。しかし!「せっかく伊勢神宮に行ったのに、神馬に会えなかった〜」という声を多く聞きます。

それもそのはず。神馬は、いつも馬小屋(通称:御廐(みうまや))にいるわけではなく、決められた時間にしか私達の前に現れません。神馬が見られるのは、外宮の場合、毎日午後1時過ぎ〜3時まで。内宮の場合は、時間を決めているわけはありません。神馬の体調によっては、全く見られないこともあります。神馬は特に暑さに弱いので、夏場は運次第ということに。

内宮と外宮ともに、毎月1日・11日・21日には朝8時過ぎから、菊の紋章を身につけた神馬が参道を歩いていきます。タイミングが会えば、こちらも必見です!※ただし、神馬の体調や天気次第で中止になることがあります。

実際に神馬を目前にすると、その姿にほれぼれ!かなり優しい顔立ちをした美形の白馬です^^目が合うと、そのままじっと見つめ返してくるのですが、まるで全てを見透かされているような気持ちになります。神馬を見ることは、伊勢神宮参拝の大きな見どころの一つ。旅の良い思い出になります。

<神馬情報>
・外宮 神馬の見られる時間・・・午後1時過ぎ〜3時
・内宮 神馬の見られる時間・・・不定期

・毎月1日・11日・21日 朝8時過ぎに見参(内宮・外宮)
※ただし、神馬の体調や天候により中止になることも有り

【伊勢神宮 外宮】
住所:〒516-0042 三重県伊勢市豊川町279
時間:1月〜4月→午前5:00〜午後6:00、5月〜8月→午前5:00〜午後7:00、9月→午前5:00〜午後6:00、10月〜12月→午前5:00〜午後5:00
TEL:0596-24-1111

日本最大級の聖地と言えばココ!『伊勢神宮 内宮』

日本最大級の聖地と言えばココ!『伊勢神宮 内宮』

写真:安藤 美紀

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外宮でおまいりを済ませたら、内宮へ向かいましょう。同じ“伊勢神宮”と呼ばれているのに、外宮から内宮までの距離は意外と遠く、およそ5kmもあります。タクシーだと2,000円ほど、歩くと1時間はかかってしまいます。そのため、マイカー、もしくはバスでの移動がおすすめです。(移動時間は約15分程度です。)

伊勢神宮所有の内宮駐車場は、AブロックとBブロックに分けられ、収容台数はおよそ280台あります。駐車料金は、最初の1時間無料、1時間〜2時間目は500円、2時間を超えると30分毎に100円加算されていきます。


内宮の入り口にあるのは、巨大な大鳥居。五十鈴川の上にかかる宇治橋を渡っていくと、徐々に神聖な気持ちになっていきます。ここから先は、日本最大級の聖域に。鳥居をくぐる時は、一度立ち止まって、一礼してくださいね^^

清らかな川の流れでお清め!内宮のパワスポ「五十鈴川御手洗場」

清らかな川の流れでお清め!内宮のパワスポ「五十鈴川御手洗場」

写真:安藤 美紀

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伊勢神宮内宮の宇治橋を渡り、第一鳥居をくぐると見えてくるのが、「五十鈴川御手洗場(いすずがわみたらしば)」。ここは、内宮へ来た人が最初に立ち寄り、五十鈴川の水で手を清める場所、いわゆる“天然の手水舎”です。

グリーンに彩られた川に手を入れてみると、水がひんやりと冷たくて気持ちいい!川の流れとともに、体に溜まった淀んだ“気”も一緒に流してくれるような気持ちになります。五十鈴川御手洗場は、内宮のパワースポットの一つ!静かな川の流れを見つめながら、心落ち着かせてみてくださいね^^

伊勢神宮の遷宮は2013年10月!!いよいよ神様のお引越しが始まります

伊勢神宮の遷宮は2013年10月!!いよいよ神様のお引越しが始まります

写真:安藤 美紀

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伊勢神宮の式年遷宮(しきねんせんぐう)は、2013年10月です。遷宮とは、神様をまつっている社殿を建て替えることによる、神様のお引越し。伊勢神宮は20年ごとに遷宮があるため、2013年の次は20年後の2033年!おばあちゃんになってるやーん!と叫んでしまいそうです。

新しい社殿を建設しているため、伊勢神宮の境内は、ところどころヒノキの良い香りが立ち込めています。写真に写っているのは、天照大神のお引越し先になる“新御所宮”。今までより、御正宮の場所が入り口から近くなるので、歩くのが少し楽になります。

<伊勢神宮 式年遷宮情報>
・内宮 2013年10月2日(水曜日)
・外宮 2013年10月5日(土曜日)

☆内宮・外宮ともに、上記日程の午後1時〜翌日午前5時までは式年遷宮の行事がおこなわれるため、一般の人は立ち入ることが出来なくなります。ちょうどこの日に伊勢神宮へ行かれるかたは、時間に注意してくださいね。



開運したい!という方必見の伊勢神宮。お伊勢まいりデビューの方も、リピーターの方も2013年の伊勢神宮は一味違います。いっぱい歩いてお腹がペコペコになったら、おはらい町やおかげ横丁で食べあるきするのもおすすめですよ♪

【伊勢神宮 内宮】
住所:〒516-0023 三重県伊勢市宇治館町1
時間:1月〜4月→午前5:00〜午後6:00、5月〜8月→午前5:00〜午後7:00、9月 →午前5:00〜午後6:00、10月〜12月→午前5:00〜午後5:00
TEL:0596-24-1111

掲載内容は執筆時点のものです。 2013/08/13 訪問

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