今治駅から100歩!?しまなみゲストハウス「シクロの家」は楽しさがいっぱい!

今治駅から100歩!?しまなみゲストハウス「シクロの家」は楽しさがいっぱい!

更新日:2016/03/10 16:12

世界に誇るサイクリングロード「しまなみ海道」。
その拠点となるJR今治駅近くに2014年にオープンした『シクロの家(CYCLO NO IE)』は、サイクリストはもちろんお遍路さんにも人気のゲストハウスです。白で統一された館内からは、ゲストだけでなく地元の人たちの笑い声も漏れ聞こえてきます。いつも笑いが絶えない館内にはどんな仕掛けがあるのでしょうか?今回は地元民の筆者が人気の秘密を探ってみましょう!

サイクリストに欠かせない情報拠点!

サイクリストに欠かせない情報拠点!
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シクロの家は「地域を丸ごと楽しもう」をコンセプトに自転車旅行を通して新しい旅のスタイルの普及・提案を目指すNPO法人(シクロツーリズムしまなみ)が経営母体。しまなみ海道をメインフィールドに地域の自然、歴史、伝統を守りながら人と人とのつながりを化学反応させて新しい価値観を生み出す活動を展開しています。

そんな中でこのゲストハウスは単に泊まるだけに留まらず、情報発信や人材養成など地域に根付いた“自転車力”を展開中で、今やサイクリストには欠かせない拠点となり、また最近ではお遍路さんやビジネスマンの定宿としての利用も増えています。

ゲストハウスの特徴は素泊まりが基本。
素泊まりといっても「今日の夕食と明日の朝食どうしよう?」なんて心配する必要はありません。親切なスタッフの方が周辺にあるお勧めの食事処を教えてくれます。期待以上の情報がきっと手に入ることでしょう。

知識が豊富で気さくなスタッフが丁寧に対応!

知識が豊富で気さくなスタッフが丁寧に対応!
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玄関を入るとそこはリビングスペースになっています。
リビングはカフェ形式になっていて、ここで出されるカフェや天然のジュース目当てに訪ねて来る地元の人たちも多く、ゲストやスタッフとワイワイと気軽に話す光景が日常になっています。

そしてこのリビングこそ情報発信の拠点。
スタッフが自力で集めた旬な情報(ゲストハウスの利用注意点含む)をチェックイン時に時間を掛けて聞くことができ、長い人は1時間もその場にいることもあるとか。

となりの部屋はミニキッチンを備えたゲスト専用の交流スペースになっていて自炊も可能。部屋の隅には本棚いっぱいに旅行情報誌などがあり、気になる場所をスタッフに教えてもらうことができます。スタッフは全員が話しやすく、気さくさが売りのゲストハウスです!
彼ら曰く「身体ひとつでお越しになっても大丈夫!」とのこと。

白が基調のドミトリー(相部屋)

白が基調のドミトリー(相部屋)
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建物の1階部分はその他にシャワーブースや自転車格納スペース、洗濯機があり、特に自転車格納スペースは15台ほどが置ける広さを確保、さらにメンテナンスが出来るようにいろんなツールが揃っています。

2階部分が寝室になりますが、2階に通じる階段のフワフワした足ざわりがGOOD!!実はコルクが敷かれていて、疲れた足に負担をかけないように配慮された設計になっています。

写真の部屋は階段の突き当りにある「しまなみ」。
白が基調のドミトリーは光あふれる開放感あるお部屋。実はこの部屋はスタッフが「しまなみ海道」を想像しながら自作した部屋なのです。

まるでフェリーの二等寝台!?

まるでフェリーの二等寝台!?
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廊下の奥に見えてきた部屋は「さざなみカプセル」。
フェリーの二等寝台を想像させるお部屋はカーテンがドアの代わりなのですが、実はこの部屋が一番人気なのだとか。自分だけの秘密基地で夜な夜なニヤニヤしながら旅の計画を立てるには絶好のスペースなのかも知れません!

2階にはこの他に「とびしま」「はまかぜ」のドミトリーが用意され、個室利用も可能になっています。また予約状況によっては、すべての部屋を見学後に自分の泊まる部屋を決めてもよいのがGOOD!!

厳選された今治産のお土産は超人気!

厳選された今治産のお土産は超人気!
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フロント周りにあるお土産コーナーも充実。
サイクリストの負担にならないように出来るだけ軽量化されたものを取り揃えています。

写真は一番人気のパンツストラップ(写真中央右側)。
これ実は綿花から栽培して、糸を紡いで色を染め、手機で時間をかけて織られたもの。入荷してもすぐに売れてしまう超レア品なのです。
その右側はタオル会社で不要になった切れ端を再加工して作ったタオル地のキーケースでこれも人気の商品です。
その他、厳しい品質基準を満たしたガーゼ調の今治タオル、一品ものの手作りバッグなどサイクリストの心をくすぐる商品がたくさん並んでいます。

まとめ

いかがでしたか?

シクロの家には、旅の仲間と自然に交流の輪ができ、旅や自転車の情報が得られる工夫と空間があります。
自転車の旅人はもちろん、そうでない旅人もゆっくりとしたひと時を過ごせるでしょう。

掲載内容は執筆時点のものです。 2016/02/28 訪問

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