さすが名古屋!素敵過ぎるミュージアムカフェ&喫茶室4選

さすが名古屋!素敵過ぎるミュージアムカフェ&喫茶室4選

更新日:2017/10/07 20:23

古都の U助のプロフィール写真 古都の U助 ブロガー
名古屋といえば独特の食文化が豊かで、個性的かつレトロな老舗の喫茶やカフェ、モーニングなどが大人気。街の中にある普通の喫茶店ももちろん素敵ですが、観光で名古屋を訪れるなら美術館や資料館、見学できるお屋敷に併設されているミュージアムカフェや喫茶室などもおすすめ!
休憩と見学で一石二鳥、しかも雰囲気やコスパも良くてさすが名古屋!と感動してしまうオススメの場所をご紹介します。

名古屋市政資料館・喫茶室

名古屋市政資料館・喫茶室

写真:古都の U助

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「名古屋市市政資料館」は歴史ある建築や見学施設が点在する「名古屋文化のみち」と呼ばれるエリアにある、赤レンガのとても立派な建築です。外観も素晴らしいですが内部の見学も充実したこの施設は見学が無料で出来るのも嬉しい点の1つ。

かつて名古屋控訴院地方裁判所区裁判所庁舎として使用されていた建物の中では、名古屋市の公文書館として名古屋市の誕生から現在までの様々な行政文書や資料などを保存・展示。

また、かつての法廷の様子を再現した部屋や、地下のちょっと恐いような留置場施設などを見学することもできます。

名古屋市政資料館・喫茶室

写真:古都の U助

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玄関ポーチを入るとすぐに見上げるほどに立派な吹き抜け階段があり、天井や窓には天秤、日輪などをモチーフにした美しいステンドグラスもはめられています。国の重要文化財にも指定された美しい建物は多くの映画・ドラマのロケ地ともなっています。

名古屋市政資料館・喫茶室

写真:古都の U助

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そんな名古屋市市政資料館には2階(中央階段の左側)に喫茶室がありますので、ぜひ広い館内見学の休憩にホッと一息ついてみませんか?。

コーヒーにはおまけにナッツ菓子が付いてきたり小倉あんトーストがメニューにあったりするので、建築や展示品の見学だけではなく、名古屋の喫茶文化までをも味わってしまいましょう!

<名古屋市市政資料館・喫茶室の基本情報>
住所:愛知県名古屋市東区白壁一丁目3 名古屋市市政資料館内
電話番号:052-953-0051
アクセス:地下鉄名城線・市役所駅より徒歩約7分、または名鉄瀬戸線・東大手駅より徒歩約4分

橦木館カフェ

橦木館カフェ

写真:古都の U助

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「橦木館カフェ」は、「名古屋文化のみち」エリアにある見学施設「橦木館」の1階にあるカフェです。橦木館の見学は大人200円とお値打ち価格ですが、カフェの利用だけなら入館料が必要ないのも嬉しいところ。

こちらでは美しいお庭を眺めながらフェアトレード&オーガニックの珈琲やお茶、スイーツメニューをいただくことができるほか、パスタやドライカレーなどランチメニューの用意もあります。

橦木館カフェ

写真:古都の U助

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橦木館は大正末期から昭和初期にかけて輸出陶磁器商として活躍した井元為三郎によって建てられた邸宅で、全体で約600坪もの敷地があり、2階建ての洋館と平屋建ての和館のほか、お庭の一角には茶室、さらには2つの蔵も現存しています。

洋館1階の一部にある橦木館カフェにはテラス席もあり、気候が良い時期などにテラスで美しいお庭の光景を眺めるのも素敵。

橦木館カフェ

写真:古都の U助

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橦木館カフェはレトロな店内でゆったり休憩が出来る他、コーヒーやチョコレートなどのフェアトレード商品の販売もされています。

※フェアトレードとは、適正な価格で継続的な取引をすることによって、途上国の労働者や環境の改善をはかる貿易のしくみのことです。

<橦木館カフェの基本情報>
住所:愛知県名古屋市東区橦木町2丁目18番地 橦木館内
電話番号:070-6412-3279
アクセス:地下鉄桜通線「高岳」下車、1番出口より北に徒歩10分

徳川園・蘇山荘

徳川園・蘇山荘

提供元:蘇山荘

http://www.sozanso-tokugawa.jp/地図を見る

尾張徳川家2代目藩主・徳川光友公の隠居所として整備されたルーツを持つ徳川園(大人300円)は、先にご紹介した「名古屋市市政資料館」や「橦木館」と同じく「名古屋文化のみち」エリアにあります。そしてその「徳川園」の中には、美しい庭園にふさわしい歴史建築を移築・利用したカフェ&バー「蘇山荘」があり、建築や調度、お庭も美しく見とれてしまうほどと注目を集めています。

徳川園・蘇山荘

提供元:蘇山荘

http://www.sozanso-tokugawa.jp/地図を見る

「蘇山荘」は国の登録有形文化財にも指定された建築で、もともとは昭和12年に開催された汎太平洋博覧会の際建てられた迎賓館を利用しています。

風情ある和の室内は昼はカフェ、夜はバーとして営業。 和の情緒たっぷりの建物の中、ゆったりとした椅子やソファに座りお庭を眺めるのは最高の気分です。ちなみにこちら、お屋敷の中のカフェといっても、室内に絨毯が敷き詰められていて靴のまま上がることができます。

徳川園・蘇山荘

写真:古都の U助

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蘇山荘のカフェメニューにはサンドイッチやハヤシライスがあるほか、白玉ぜんざいや徳川家の家紋がモチーフとなったアイス最中、そのほか季節限定のデザートなども登場します。

窓際の席などは特に素敵でお庭の景色もまさにプライスレス。外観はどこの老舗の料亭か旅館かという風情がありますが、その割にカフェメニューのコーヒーやアイス最中は500円、メニューのほとんどが千円以下と、お値段も比較的お手頃なのも魅力的。

「名古屋文化のみち」エリアは、地図で見ると鉄道・地下鉄では若干回りにくい印象を受けるせいか、蘇山荘店内も比較的常連さんや地元の方が多いかもしれません。けれど、名古屋駅から「なごや観光ルートバスメーグル」という旅行者にはとても便利な移動法もあり、近隣も素敵なスポットが多いのでぜひ訊ねてみて下さい。

<蘇山荘の基本情報>
住所:愛知県名古屋市東区徳川町1001
電話番号:052-932-7882
アクセス:名鉄瀬戸線・森下駅より徒歩約10分
定休日:土日祝・月(月曜日が祝日の場合はその翌日)

古川美術館分館「爲三郎記念館」

古川美術館分館「爲三郎記念館」

写真:古都の U助

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古川美術館分館である「爲三郎記念館」は、映画配給などで知られるヘラルドグループの創業者・古川爲三郎が長年住んだ邸宅。場所は地下鉄東山線・池下駅から徒歩約5分の場所にあります。また、貴重な作品を収蔵する古川美術館とは徒歩1分程の距離。数寄屋建築である邸宅の内装のしつらえは季節によって変わり、四季折々に美しい庭園も見逃せません。

この「爲三郎記念館」は洋画家・田村能里子氏の作品に囲まれた洋室や、数寄の意匠を凝らした和室などいくつかの部屋で喫茶タイムを楽しむことができます。

古川美術館分館「爲三郎記念館」

写真:古都の U助

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こちらはお庭の景色が楽しめる窓際の席です。手前はお菓子付きの抹茶セット(抹茶は夏季限定のアイス)、奥は白玉付きあん珈琲のセット。

数奇屋カフェのメニューは全て1枚500円の呈茶券でいただくことが出来ます。(別途、美術館と記念館の共通券千円が必要。もしくは呈茶付き記念館のみの入館券700円もあります)

抹茶セットのお菓子は四季折々の季節の和菓子か、美術館オリジナルのお菓子・夢寿夢寿のどちらかが選べます。写真中央のお菓子が夢寿夢寿。2個付いてくるので同伴者とシェアしていただくのもおすすめ。このお菓子はかつてのこのお屋敷の主・古川爲三郎の好みに合わせて作られたもので、餡を黒砂糖風味の羊羹でくるんだものです。

古川美術館分館「爲三郎記念館」

写真:古都の U助

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近代的な外観の古川美術館は、近代日本画・洋画・陶磁器・工芸品など貴重な作品を所有し、年5回の展覧会を開催しています。爲三郎記念館は古川美術館開館時に合わせて開館します。ぜひ貴重な美術品鑑賞と合わせてお楽しみ下さい!

(日程等は下記MEMO欄HPよりご確認下さい。)

<爲三郎記念館の基本情報>
住所:愛知県名古屋市千種区堀割町1丁目
電話番号:052-763-1991
アクセス:地下鉄東山線・池下駅より徒歩約5分

最後に!

名古屋のカフェや喫茶店はお得で個性的な店が数多くありますが、貴重な歴史建築や美しいお庭が眺められるなど、各見学施設に併設のお店にも素敵なところがいっぱい!
ぜひ堪能してくださいね!

掲載内容は執筆時点のものです。 2017/08/13−2017/10/15 訪問

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