奥入瀬渓流の美しい散策道!おすすめ撮影スポット9選

奥入瀬渓流の美しい散策道!おすすめ撮影スポット9選

更新日:2019/05/08 13:28

浮き草 ゆきんこのプロフィール写真 浮き草 ゆきんこ トラベルライター、プチプラ旅専門家、LCC弾丸トラベラー
青森県と秋田県にまたがる「十和田湖」には、コバルトブルーの美しい湖から流れ出る奥入瀬渓流があります。渓流沿いには散策路が設けられ、川の流れ、苔むした木々などフォトジェニックスポットが満載。
そんな美しい散策路のおすすめの撮影スポットとアクセス、散策マップや所要時間、駐車場情報などを解説します。

奥入瀬渓流の苔むした橋がフォトジェニック

奥入瀬渓流の苔むした橋がフォトジェニック

写真:浮き草 ゆきんこ

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奥入瀬渓流のおすすめの歩き方は、焼山から十和田湖畔の子ノ口へ向かうルート。最初はゆっくりのんびり、先に進むほどにダイナミックな見所が増えてきます。

奥入瀬渓流は基本的にハードなウォーキングコースはなく、とてもなだらかなので、さほど、きつい登りはありません。撮影しながらゆっくり歩いても約14kmの奥入瀬渓流を5時間くらいで歩くことができます。

焼山は奥入瀬渓流館や軽食コーナー、休憩所などがある散策のスタート地点。まずは奥入瀬渓流のなだらかな流れを苔むした木のテーブルとイスとともに撮影してみてください。

奥入瀬渓流の苔むした橋がフォトジェニック

写真:浮き草 ゆきんこ

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焼山から石ヶ戸までの5.3kmの道のりは、静かな森の中を歩くリラックスした道。水の流れもゆるやかで、日々の喧騒を忘れてしまうほど、のんびりした時間を味わうことができます。ここは水の流れよりも苔むした橋があちらこちらにかけられているので、橋の真ん中に立ち、ちょっと、かがんで撮影してみてください。

写真のように苔、むした緑美しい橋と木漏れ日あふれる神秘的な写真が撮れますよ!

おすすめ撮影スポット第1位は「阿修羅の流れ」

おすすめ撮影スポット第1位は「阿修羅の流れ」

写真:浮き草 ゆきんこ

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次の石ヶ戸から雲井の滝までの2.6kmは見逃せない撮影スポットが盛りだくさん!

最初に出くわすのが巨岩の馬門岩(まかどいわ)。このあたりから水の量が豊富になり幾重にも重なる水の流れを見ることができます。そして、奥入瀬渓流のハイライトといっても過言ではない「阿修羅の流れ」に到着。

荒々しく苔むした岩の間を激しく流れていくさまは、まさに阿修羅のよう!

「九十九島」や飛金の流れなど自然が作り出した庭園が見事!

「九十九島」や飛金の流れなど自然が作り出した庭園が見事!

写真:浮き草 ゆきんこ

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「阿修羅の流れ」のすぐ先にあるのが「九十九島」。

苔の岩が川のいたるところにあり、緑の草木が覆う様は、まるで日本庭園!自然が作り出したとは思えないほど、美しい風景に出会えます。

阿修羅の流れほどの勢いはありませんが、スローシャッターできると、白く輝く水の流れをとらえることができます。

「九十九島」や飛金の流れなど自然が作り出した庭園が見事!

写真:浮き草 ゆきんこ

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九十九島を過ぎると、飛金の流れ、千筋の滝など、日本庭園のような美しい流れをいくつもみることができます。

どこを切り取るかは自分の腕次第。特に写真の飛金の流れは、水の流れがだんだん早くなるポイントで、早くも遅くもない絶妙な川の流れを感じることができます。

「九十九島」や飛金の流れなど自然が作り出した庭園が見事!

写真:浮き草 ゆきんこ

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平成の流れは、平成11年に大規模な土砂崩れがあり、それに伴いできた落差5mほどの渓流で、今までとはうってかわり、爆音が耳をつんざき、目の前にくると、その躍動感に圧倒されます。

水の流れる量が多く、近づくことは禁じられていますが、緑の間から流れる真っ白い水しぶきがフォトジェニックです。

雲井の滝、九段の滝、奥入瀬渓流最大の瀑布「銚子大滝」

雲井の滝、九段の滝、奥入瀬渓流最大の瀑布「銚子大滝」

写真:浮き草 ゆきんこ

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平成の流れからほどなく行くと、高さ25mから三段になって落下する雲井の滝に到着。

緑濃い、森林の中をまっすぐ落ちる白い滝は絵になります。滝壷まで行くことができますが、三段で流れ落ちる滝を映すには、少し遠めから撮影することをおすすめします。

雲井の滝、九段の滝、奥入瀬渓流最大の瀑布「銚子大滝」

写真:浮き草 ゆきんこ

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雲井の滝から銚子大滝までの2.7kmは、いくつもの滝が点在していることから「瀑布街道」とも呼ばれています。中でもおすすめは、緑の間から流れ落ちる九段の滝。九段あるかのような段差を伝って落ちる水はとても幻想的です。

雲井の滝、九段の滝、奥入瀬渓流最大の瀑布「銚子大滝」

写真:浮き草 ゆきんこ

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奥入瀬渓流屈指の滝で見事な水量を誇る銚子大滝は圧巻!幅20m、落差7mの滝は奥入瀬を遡上してきた魚を拒む、魚止めの滝とも言われています。躍動感あふれる滝は真正面よりもななめから撮影するとダイナミックに撮影できます。

銚子大滝から十和田湖畔の子の口までは1.6km。奥入瀬渓流の美しい流れの源、最終目的地の十和田湖に到着です。

奥入瀬渓流散策のオススメの季節、駐車場情報

奥入瀬渓流散策のオススメの季節、駐車場情報

写真:浮き草 ゆきんこ

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奥入瀬渓流の夏は、歩きやすく、天然クーラーも感じることができる絶好の納涼スポット!緑いっぱいのマイナスイオンを感じたいなら夏が一押しです!ただ、木々が赤や黄色に染まる紅葉の時期もノスタルジック。ただし、朝晩の気温差が激しいので温かい服装でおでかけください。

駐車場は、十和田湖の遊覧船乗り場(子ノ口)、銚子大滝、石ケ戸、焼山の4か所。銚子大滝の駐車場は出入りが激しいのですぐに駐車できますが、石ケ戸の駐車場は長く利用することが多いです。石ケ戸に駐車する予定であれば、朝早くにいくことをオススメします。

奥入瀬渓流の基本情報

住所:青森県十和田市
所要時間:焼山〜子ノ口 14km 徒歩で約4時間〜4時間半
石ケ戸〜子ノ口 約9km 徒歩で約3時間
駐車場:十和田湖の遊覧船乗り場(子ノ口)、銚子大滝、石ケ戸、焼山いずれも無料
レンタサイクル:子ノ口、石ケ戸、奥入瀬渓流館でレンタル可能
基本料金:電動 4時間1500円、普通自転車 4時間1000円 延長料金30分ごと300円 
レンタサイクル利用時間:8:30〜16:30
各種問い合わせ:奥入瀬渓流館 0176-74-1233
奥入瀬渓流館は焼山にあります。

※2019年5月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。

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