唯一無二の奇跡の桜!南信州飯田「麻績の里 舞台桜」

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唯一無二の奇跡の桜!南信州飯田「麻績の里 舞台桜」

唯一無二の奇跡の桜!南信州飯田「麻績の里 舞台桜」

更新日:2017/04/07 12:18

波奈 美月のプロフィール写真 波奈 美月 旅行ブロガー

南信州は桜の名木が多い地域です。
その中でも、樹齢約350年の「麻績の里 舞台桜」(おみのさと ぶたいざくら)は、花ごとに花びらの数が違う、大変珍しい桜として人気があります。見頃は、例年4月上旬〜中旬で、長野県宝の旧座光寺麻績学校校舎を背景に美しく咲き誇ります。
近くには、樹齢約250年の名桜「石塚桜」や、長野市にある善光寺のご本尊が祀られていた「元善光寺」があり、一緒に巡ることができます。

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伊那谷で最も人気の高い名桜!

伊那谷で最も人気の高い名桜!

写真:波奈 美月

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南信州には、姿の美しい名桜や樹齢が何百年にもなる老桜が多く残っています。
その中でも飯田市の麻績神社境内にある「麻績の里 舞台桜」は、伊那谷で最も人気の高い桜のひとつ。

樹高12m、目周り4mの堂々たる姿は圧巻そのもの!約350年という樹齢にかかわらず、やや濃いピンクの「半八重」の花を勢い良く咲かせ、華やかに枝垂れる姿は多くの観光客を惹きつけます。

そのうえ、舞台桜と共に美しいデザインの「旧座光寺麻績学校校舎」や雄大な南アルプスを撮影することができるため、アマチュアカメラマンにも人気の撮影スポット。高台にあって、飯田市内が一望できるロケーションの良さも魅力です。

二重の突然変異!唯一の「半八重枝垂れ紅彼岸桜」

二重の突然変異!唯一の「半八重枝垂れ紅彼岸桜」

写真:波奈 美月

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舞台桜は、日本唯一の「半八重枝垂れ紅彼岸桜(ハンヤエシダレベニヒガンザクラ)」。
ひとつひとつの花をよく見ると、花びらの数が花ごとに違うことに気が付きます。これは、一般の桜では見られない特徴ですね。

八重咲きの花は、雄しべが花びらになるという突然変異から発生します。しかし、舞台桜の場合、八重のなりかたが不完全。花によって花びらの数が5〜10枚と違ってきます。そこで「八重」ではなく「半八重」と呼ばれるようになりました。

枝が長くなって垂れるのも突然変異から。桜では舞台桜のようなエドヒガンだけに起こるそうですよ。

舞台桜は、「半八重」と「枝垂(しだ)れる」という二重の突然変異が起こってできた貴重な桜。2011年3月22日、飯田市指定天然記念物となりました。

校舎と歌舞伎舞台の複合建造!長野県宝「旧座光寺麻績学校校舎」

校舎と歌舞伎舞台の複合建造!長野県宝「旧座光寺麻績学校校舎」

提供元:飯田市 生涯学習スポーツ課 文化財保護係

https://www.city.iida.lg.jp/site/bunkazai/omigakko…地図を見る

「舞台桜」の名前の由来となった「旧座光寺麻績学校校舎(舞台校舎)」は、1875年(明治6年)の建築で、長野県内最古の木造建造物です。

幅約18m(10間)、奥行き約13m(7間)、高さ12mの2階建てで、外観は白漆喰や海鼠壁(なまこかべ)で美しく仕上げてあります。昭和59年までの100年以上にわたり、小学校として使用されました。

最大の特徴は、1階が"歌舞伎舞台"として造られているところ。普段は校舎として使用し、必要な時は"歌舞伎舞台"になる建物で、全国的にも例がありません。平成9年3月に復元整備工事が完了し、建設当時の姿によみがえりました。

外観の見学は自由ですが、内部の見学を希望する場合、隣接する「竹田人形館」に申し出ます。電話番号は、記事下の関連MEMO「飯田市文化財保護情報サイト 文化財保護いいだ」よりご確認下さい。
休館日は月曜日(祝日の場合はその翌日)・祝日の翌日・年末年始で、開館時間は午前9時から午後5時までとなります。

古墳の上に咲く名桜!「麻績の里 石塚桜」

古墳の上に咲く名桜!「麻績の里 石塚桜」

写真:波奈 美月

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「麻績の里 石塚桜」は、樹齢約250年のシダレザクラの名木で、例年4月上旬〜中旬に見頃を迎えます。花の色は舞台桜より白っぽく涼し気な印象。

何よりも目立つ特徴は、舞台桜のすぐ下にある「石塚1号古墳」の上に植えられていること。姿が良い桜で、古墳を守るように花で覆われた枝を垂らす姿は大変美しいですよ。

「石塚1号古墳」は、6世紀後半に造られた横穴式石室を持つ円墳です。
直径が21.8m、高さが1.8m〜3.3mで、石室は長さ8.5m、高さ2.8mあり、座光寺最大!入口の高さは1m程ですが、坂になっているので奥は立つことができますよ。この1号古墳の西側17mには2号古墳もあります。

お花見と一緒に古墳の見学、他ではできない体験ですね。

善光寺ゆかりの「元善光寺」、お花見も兼ねて寄ってみよう!

善光寺ゆかりの「元善光寺」、お花見も兼ねて寄ってみよう!

写真:波奈 美月

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舞台桜から名刹「元善光寺」へは、車で約2分、徒歩でも7分ほどで行ける距離です。この機会にお花見も兼ねて寄ってみましょう。

「元善光寺」は「長野の善光寺と飯田の元善光寺と両方にお詣りしなければ片詣り」といわれるほど由緒ある寺。
長野市の善光寺のご本尊「一光三尊阿弥陀如来」が元々祀られていた寺で、善光寺の開祖で寺の名前の元になった本多善光(ほんだよしみつ)公が誕生した地でもあります。

境内にある樹齢約350年の見事なべニシダレザクラは、1672年、飯田城主 脇坂安政公が2人の兄の菩提を弔い、城下48の寺に植えたうちの1本。目周り2.5m、樹高6mあり、例年4月上旬ぐらいに見頃となります。

「麻績の里 舞台桜」をはじめとする"名木巡りの旅"はいかが?

舞台桜へ訪れたら、駐車場はすぐ下にある「座光寺自治振興センター」の駐車場(普通自動車10台以上・大型バス不可・無料)を使用します。そちらがいっぱいでも近くに普通自動車が40〜50台駐車できる無料駐車場がありますよ。

開花期間中、「舞台桜」と「石塚桜」はライトアップが実施されます(日没後〜21時30分)。日程は桜の状況次第で変わりますのでご注意ください。

見頃の時期には「麻績の里 桜まつり」も開催!2017年は4月8日〜9日に、屋台・売店が出店、4月15日〜16日はそれに加え、お茶席や人形座 竹の子会公演(11時・13時)などのイベントが実施されます。※開花状況と天候予測により、まつりの日程とイベント実施日が変更されました。

開花状況・イベントの詳細については、記事下の関連MEMO「飯田市ホームページ さくらさく」・「南信州 歴史とくだものの里 座光寺」よりご確認ください。その時期になると掲載されますよ。

南信州は、「麻績の里 舞台桜」をはじめ、「安富桜」や「清秀桜」など、樹齢300年を超える見事な"一本桜"が数多く残る所。名木と言われる桜を巡る旅もお薦めです。

掲載内容は執筆時点のものです。 2014/04/01 訪問

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