写真:鶴長 あき
地図を見る台湾中部台中市、「孔子廟」や「一中街」「寶覚禅寺」などの観光地にも近い場所にある「香蕉新楽園」は台湾人の間でも話題の、台湾グルメのレストランです。店舗外に止まった青い電車が目印の店内に一歩入るとそこは、一気に時間がタイムスリップ!
レストラン内部は1950−60年代ごろの台湾の町並みを再現してあり、当時の人々の様子をうかがうことが出来ます。写真屋さんや美容室、映画館などのお店や、電柱の張り紙一枚までが忠実に再現してあり、所々に日本語が残っている様子などもおもしろいですよ。
ちなみに店名の「バナナ」の由来は、台湾がバナナの形に似ているから、そして台中の昔の主な産業がバナナ栽培であったから。
写真:鶴長 あき
地図を見る「レトロな町並みを再現」というと、日本にもよくあるテーマレストラン?とお思いの方もいらっしゃると思いますが、違うんですよ。「香蕉新楽園」に展示してあるものは、多くが当時実際に使われていた貴重なものばかり。
日本統治時代に発行された書状や、日本語の看板、昔の丸い郵便ポストに人力車。歯医者さんの治療用イスまであってびっくり!故宮博物院が民間博物館として認定したという話も、このコレクションの数々を見れば納得です。ぜひ食事を食べるだけでなく、展示されている一つ一つを見学してみて下さいね。
写真:鶴長 あき
地図を見るこちらは博物館のようでもレストランですので、もちろん食事が頂けます。このメニュー表も昔の小学校の教科書を模してあって遊び心がありますね♪食事メニューは台湾グルメが中心で、味付けはあっさりめ。シュウマイや春巻きなど日本人にお馴染みの点心系も充実しています。
写真:鶴長 あき
地図を見る「香蕉新楽園」はコーヒーや各種紅茶、スムージーなどの各種ドリンクも充実で、食事時だけでなくゆっくりお茶もできるのですが、一番の人気商品が写真の「冰什錦水果茶」(フルーツティー)です♪
中にはオレンジやキウイ、パイナップルやパッションフルーツなどのフルーツ各種がたっぷり!爽やかな甘さがとっても美味しいです。量もたっぷりで、日本人なら二人でシェアしても丁度いいくらい。飲みきれなくても店員さんに言うと、持ち帰り用のカップに入れてくれますよ。
写真:鶴長 あき
地図を見るこちらの「香蕉新楽園」、レストランの奥に向かうと、映画館の入り口を再現した部分が。その入り口を抜けて階段を上がると、レトロなおもちゃが展示してあります。テレビの鑑定番組にでも出てきそうな、年季の入ったブリキのおもちゃやポスターたちです。
そしてここには、世界に1000体しかないという「Dhyp. FUTURE MICKEY」のうちの1体が展示してあります。こちらはあのAIBOをデザインした「空山基」さんのデザインしたミッキーで、とってもメタリック!ロボットのように体のあちこちが可動する珍しいものですよ。
いかがでしたか。今回は台湾台中市にある博物館級のレストラン「香蕉新楽園」をご紹介いたしました。レストランの中には撮影スポットも沢山ありますし、売店では実際に駄菓子を買うことも出来ます。昔の台湾で実際に使われていたものたちにレトロな生活の息吹を感じつつ、台湾グルメや台湾ドリンクをぜひ楽しんでいただければと思います。
台湾鉄道台中駅から、55番バスで「新民高中(三民路)」下車、徒歩5分です。
【香蕉新樂園】
住所:臺中市北區雙十路二段111號
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(2024/4/24更新)
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