ひと味違う夜景スポット。夜の大阪伊丹空港

ひと味違う夜景スポット。夜の大阪伊丹空港

更新日:2016/03/03 19:06

梅田スカイビルやあべのハルカス、南港コスモタワーなど大阪有名夜景スポットでは、市内のビル群や縦横に走る高速道路、大阪伊丹空港に降りる旅客機など様々な美しい光が視界一面に広がります。
大阪ではそれらの有名な夜景スポット以外に、素敵な夜景の穴場が沢山あります。
その穴場スポットのひとつ、大阪伊丹空港端の「千里川土手」をご紹介しましょう。
ここで見る夜景はとても美しく、そしてスリリングなのです。


まばゆい光が揺らめく光景

まばゆい光が揺らめく光景
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この千里川土手は、頭上20メートル程の高さを時速300キロ以上で旅客機が通過する日本一間近に飛行機が見ることができるスポットです。
休日は沢山の人たちで賑わっています。

日没後の千里川土手に立つと、航空機を滑走路に誘導する白い光、滑走路上に散りばめられている赤、青、緑の灯りがゆらゆらと輝いています。
空港の背後の六甲山では、山並みに広がる住宅街の灯りが無数に輝いています。
まばゆく美しい、イルミネーションの世界にしばし見惚れてしまいます。

背後より目前の伊丹空港滑走路に滑り込む旅客機が、静寂を切り裂いて頭上を通り過ぎます。
旅客機は着陸灯や赤い衝突防止灯、航空会社のロゴマークを照らすライトが輝いており、まるで宇宙船のようです。

夜は飛行機ラッシュ

夜は飛行機ラッシュ
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大阪伊丹空港は市街地に存在するため、夜9時以降の離発着は禁止されています。
そのため夕方以降は日本各地から飛んできた到着便や、伊丹を飛び立つ出発機で混雑しており、数分間隔で飛行機の離発着が続きます。
頭上を500人乗りの大型機から20人乗りのプロペラ機まで、様々な旅客機が高速で通過してゆきます。
滑走路とは反対の大阪市内の空には、闇夜に着陸機のライトが幾つも連なっています。

飛行機の写真を撮ってみよう

飛行機の写真を撮ってみよう
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頭上を低空で突入してくる飛行機の写真を撮るコツを何点か。
暗い場所の撮影になりますので、シャッタースピードは遅くなりブレ気味になります。
カメラのISO感度を上げて、シャッタースピードを速くしましょう。
またオートフォーカスモードでは、撮影対象が暗くピントが合わせられないので、マニュアルモード(いわゆる置きピン)で撮影しましょう。
レンズは被写体の飛行機との距離が近いので標準レンズで十分です。
単焦点レンズをお持ちの場合、レンズ内が明るいのでシャッタースピードが稼げます。

これは持って行こう

これは持って行こう
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夏場は草が生い茂っているので蚊がとても多いため、虫よけスプレーとかゆみ止めは持ってゆきましょう。
また冬場は非常に風が強く寒いので、厚めのアウターやマフラー、手袋など十分暖かい格好でお出掛けください。
また大型機が通り過ぎると、とても強い風が吹き荒れますのでマスクがあるといいですね。
そして趣味的に便利なものとして「Flightradar24」というスマホアプリをお勧めします。
これは世界中の飛行している旅客機の動向をリアルタイムで見ることができます。
伊丹空港に近づいている飛行機をチェックするのに大変便利です。

千里川土手までのアクセス

千里川土手までのアクセス
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最寄は阪急宝塚線曽根駅ですが、歩いて20分以上掛かります。
曽根駅から「クリーンスポーツランド前」行きのバスに乗り原田中二丁目で下車すると、千里川土手のすぐ傍まで楽に行けますが、運転本数が非常に少ないです。(運賃は220円)
また曽根駅に向かう最終バスがとても早く、平日は19時42分、土休日は17時42分に出発します。
曽根駅の隣、岡町駅ではレンタサイクルサービスがあり、1日310円で利用ができますので活用されるといいでしょう。
車の場合、徒歩10分のところ(阪神高速池田線高架下)に駐車場があります。
千里土手川周辺には絶対に路上駐車をしない様にしましょう。

まとめ

千里川土手はいつもカメラマンやデート中のカップルで賑わっています。
すぐ頭の上を、高速で飛ぶ飛行機の迫力を間近に感じることができます。
夜になると無数のイルミネーションが輝く、昼とは違う光景の伊丹空港を楽しむことができます。
飛行機ファンの方も、夜景ファンの方も存分に楽しめることでしょう。

掲載内容は執筆時点のものです。 2015/08/04 訪問

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