お土産にも最適!日光でしか食べられない“究極の饅頭”5選

お土産にも最適!日光でしか食べられない“究極の饅頭”5選

更新日:2016/04/03 11:07

フルリーナ YOCのプロフィール写真 フルリーナ YOC 絶景・感動探究家、旅する音楽講師
世界遺産の地・日光には、国内外から多くの観光客が訪れます。日光には和菓子の老舗・名店が数多くありますが、中でも日光のお饅頭は大人気!殊にTVでもお馴染み「さかえやの揚げゆばまんじゅう」や「湯沢屋のまんじゅう」などの店はいつも沢山の人で賑わっています。またその他にも歴史が育んできた老舗の味、知る人ぞ知るお饅頭があります。日光で食べるべき饅頭、お土産に最適なお饅頭を一挙ご紹介します。ぜひご賞味あれ!

さかえや「揚げゆばまんじゅう」!日光土産ランキング1位の美味しさは本物!

さかえや「揚げゆばまんじゅう」!日光土産ランキング1位の美味しさは本物!

写真:フルリーナ YOC

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日光うまいもんの中でも人気抜群なのが、メディアでも多数紹介されている、“さかえや”の「揚げゆばまんじゅう」!この「揚げゆばまんじゅう」を求めて、お店の前には何時も行列ができています。でも、いくら並んでも一口食べたら笑顔になっちゃうので、行列に屈せずゲットしてくださいね!

日光は湯波の名産地。“さかえや”の「ゆばまんじゅう」は、良質の栃木県産豆乳と湯波をふんだんに使った皮で、厳選小豆から作るまろやかな餡を包み作ります。このまんじゅうもモチモチでとっても美味しいのですが、揚げゆばまんじゅうは、これをさらに衣をつけ植物性油でカラッと揚げます。最後の仕上げはオーストラリア産の岩塩!カリッカリで熱々の食感と、餡の甘みを引き立てる岩塩のしょっぱさがたまらない逸品です。

日光の老舗の実力!菓匠おしかわ「日光生クリーム大福」と「八房梅まんじゅう」は近年ブレイク中!

日光の老舗の実力!菓匠おしかわ「日光生クリーム大福」と「八房梅まんじゅう」は近年ブレイク中!

写真:フルリーナ YOC

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メディア出演は多くないけれど、その美味しさで固定ファンの心をガッチリと掴んでいる地元の実力派の名店が“菓匠おしやま”。“菓匠おしやま”と聞いてもピーンとこない方でも「日光生大福」と聞くと、ハハーン!と思う方もおられるのでは。

近年ブレイクしつつあるこの生クリーム大福は、砂糖・香料を使わないコクのある生クリームを、日光の名水で炊いた北海道特選小豆を練り上げた餡と、フワフワの餅生地で包みます。生大福はこの他に、竹炭を練りこんだ皮で胡麻餡と生クリームを包んだ「竹炭ごま生大福」、栃木名産の“とちおとめ”を生クリーム・餡・餅生地で包んだ「苺生大福」(季節限定・12〜6月)があり、特に苺生大福はいくつでもパクパク食べられちゃう美味しさ!

また、第23回全国菓子大博覧会<審査総長賞>受賞の「八房の梅まんじゅう」もオススメ。「八房の梅」は、日光東照宮の陽明門前に植えられている色鮮やかな、徳川家康ゆかりの梅。この梅にちなみ、真っ白ないまんじゅう生地に紅梅のように梅肉を散らしたのが、この梅まんじゅう」。春には梅まんじゅうと共に桜まんじゅうも店頭に並びます。梅や桜の塩味と酸味と餡の優しい甘さのハーモニーがたまりません。

名店・ふだらく本舗の「補陀洛饅頭」は厳選素材の美味しい餡が自慢!

名店・ふだらく本舗の「補陀洛饅頭」は厳選素材の美味しい餡が自慢!

写真:フルリーナ YOC

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ふだらく本舗は昭和27年創業。創業以来、餡の美味しさがたまらない名店。美味しい餡の秘密は、一つ一つ手作りで作る上質の北海道特選小豆を使った餡。甘さ控えめの手作り餡は、小豆本来の美味しさを引き立てます。「補陀洛饅頭」は3種類<小倉つぶ餡・さっぱりこし餡・栗きんとん餡>。餡の好みに合わせて選べます。

「補陀洛」って少し不思議な響きですよね。実は「補陀洛」とは男体山のこと。日光開山をした勝道上人が名づけました。時の流れの中で補陀洛山(ふだらくさん)は二荒山(ふだらさん・ふたらさん)と転化し、後に弘法大師により「日光山」と改名されました。男体山はどの時代にも日光にとって特別な山。その名を頂いた補陀洛饅頭、日光に来たらぜひ味わって頂きたい逸品。

またこのお店は、最中もオススメ。「大栗最中・山菅<神橋>」は全国菓子博覧会で会長賞を受賞の日本一大きな最中。蜜漬けにした高級栗が5つも入っています。またパリパリの皮と餡が別になっている最中・蓮華石もクセになる美味しさです。

知る人ぞ知る、和田菓子店の「武平まんじゅう」は、地元で人気抜群の隠れた絶品!

知る人ぞ知る、和田菓子店の「武平まんじゅう」は、地元で人気抜群の隠れた絶品!

写真:フルリーナ YOC

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次は観光客にはあまり知られていないけれど、栃木県民に絶大なる人気を持つ、隠れた絶品まんじゅうをご紹介しましょう。見た目はペッチャンコで真っ黒であまり美味しそうには見えないけれど、食べてみるとその味にすっかり虜にされてしまう饅頭!それが「武平まんじゅう」です。

この銘菓一筋に100年以上、味を守り続けているのは今市地区小林の和田菓子店。こだわりの餡は北海道産の小豆を丸一日近く煮て作ります。そしてモッチモッチしっとりの皮がたまりません!冷凍もできるので、休日ともなると遠方から来店し大量買いしていくお客さんの長い列ができます。すべて手作りなので売り切れることがあるので、予約をしてから行くことをお勧めします。日光から足をのばしても決して損はない絶品の「武平まんじゅう」、ぜひご賞味あれ!

日光の饅頭と言えば江戸時代から続く老舗「湯沢屋のまんじゅう」!

日光の饅頭と言えば江戸時代から続く老舗「湯沢屋のまんじゅう」!

写真:フルリーナ YOC

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饅頭5選の大トリは創業文化元年(1804年)の日光の名店・湯沢屋。湯沢屋といえば酒饅頭!長い間「日光饅頭」と呼ばれ日光の顔として君臨してきたこの饅頭は大正天皇にも献上されました。酒饅頭は日本最古の歴史を持つ饅頭で、糀が発酵する力で小麦の皮を柔らかく膨らませます。出来上がった饅頭も酒の香りがすることから「酒饅頭」と呼ばれるようになりました。

湯沢屋の酒まんじゅうは7日をかけて皮を作ります。まず自家製の糀を作り、その糀でモチ米を醗酵させ、その絞り汁で小麦粉を溶き再び醗酵。そうして出来た生地で自家製の餡を包み最終醗酵、最後に発酵した饅頭を蒸気で蒸して完成!このように手間ひまかけて作る職人の技は、200余年の時を超え、現代の私たちをも唸らせる味を生み出します。

「湯沢屋のまんじゅう」は、一切添加物を使っていないのも大きな魅力。また、製造過程でできる「有機酸」は、腐敗防止・食欲増進効果・消化をよくする働きもあり、昔から長寿のお菓子とされてきました。さすがの美味しさと品質の「湯沢屋のまんじゅう」は、昔も今も日光土産として絶大なる人気を誇ります。そのまま食べても、焼いても、揚げても美味しいです!

まとめ

いかがでしたか。日光のお饅頭の数々。長い歴史と伝統の中で培われてきた技術が生み出す絶品の味!名店の逸品の味は日光を訪れる人々を昔も今も魅了し続けています。ぜひいろいろな日光の絶品饅頭や大福を食べ比べてみて下さい。もちろんお土産にも最適です!

日光のお饅頭はこの他にも<みやま堂>の「けっこう饅頭」、<みどりや>の「日光生姜饅頭」、他にも温泉饅頭や、豆乳や湯波をつかった饅頭などがいろいろあります。お好みの味のおまんじゅう、探してみて下さいね!

日光では2016年4月8日から30日まで「日光桜回遊」のイベントが始まります。日光の樹齢200年を超える桜の名木を巡りながら、老舗や名店の期間限定「桜」をテーマにした美味しい品々を楽しめるイベントです。また、4月13日から4月17日までは1200年の歴史を誇る由緒ある春祭り「弥生祭り」が行われます。ぜひ日光の「春」を満喫しに出かけてみて下さい。それでは皆さん、素敵な旅を!

掲載内容は執筆時点のものです。 2016/01/13−2016/02/28 訪問

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