写真:乾口 達司
地図を見るホテル志摩スペイン村は1994年春、パルケエスパーニャの開園と同時に開業しました。中庭をとりかこむようにして造られたホテルの外観は、白壁とオレンジ色の屋根、高くそびえる尖塔など、私たちがスペインをイメージする際に真っ先に思い浮かべる装いによって整えられています。これらは特にアンダルシア地方の家屋をイメージして作られていますが、写真だけ見ていると、本当にスペインを旅しているかのような錯覚に陥りますね。
写真:乾口 達司
地図を見るホテルにチェックインしたら、まずはロビーの一角にあるロビーラウンジ「フエンテ」に足を運んでみて下さい。巨大な馬蹄形のアーチがずらりと並べられていることに気づくでしょう。アーチにはピンクの色彩も施されています。実はこれはスペインの世界遺産メスキータの「円柱の森」を模したものなのです。過去にメスキータを訪れたことのある人には懐かしく、未だスペインを訪れたことのない人には鮮烈な印象を残す意匠でしょう。
写真:乾口 達司
地図を見るもちろん客室内もスペインの雰囲気で満たされています。ベッド脇の真っ白な壁にはスペインを代表する飾り絵皿が掛けられています。枕もとの照明器具にも注目して下さい。照明器具の台座は壷の形をしており、よく見るとその表面には魚の図柄が描かれています。こういった細やかな演出もオシャレで、異国情緒を盛りあげてくれます。ベランダ付きの室内も広々としており、ゆったりした気分で過ごせます。
写真:乾口 達司
地図を見る飾り絵皿は館内の廊下にもたくさん掛けられています。一枚一枚の模様や図柄がすべて異なっていることにぜひ注目して下さい。白壁にはほかにもタイル絵や絵画が飾られています。それらを眺めながら館内をのんびり散策してみるのもよいでしょう。
スペインムードたっぷりのホテル志摩スペイン村の魅力をご理解いただけたでしょうか。館内にはプールやテニスコートなどが併設されており、子どもから大人まで幅広い世代で楽しむことが出来ます。スペイン気分にひたるのもよし、日頃の英気を養うのもよし。リゾート気分でゆったりとしたひとときを堪能してもらえたらと思います。
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(2024/3/29更新)
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