京都の名所「清水寺」で春を満喫!桜とお寺は日本の美

京都の名所「清水寺」で春を満喫!桜とお寺は日本の美

更新日:2018/07/17 11:15

世界遺産の清水寺は、京都で最も有名な観光地と言っても過言ではありません。

しかしながら桜が見ごろの時期となれば、3月中旬から4月中旬までの約1カ月と期間限定となり、この期間は何としても観光したいもの。夜間拝観もあり、普段とは異なった桜も楽しめるのです。

夕陽に染まる美しき桜を含め、日本が誇る京都の世界的名所の清水寺は、インスタを含む撮影スポットとしても、足を運んでおきたいところです。

清水寺とは

清水寺とは
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清水寺の開山は宝亀9年(778年)とされます。国宝と重要文化財が含まれる15の伽藍はそのほとんどが江戸初期の再建となっていますが、世界から観光客が集まる美しさに変わりはありません。

延暦24年(805年)に、征夷大将軍である坂上田村麻呂が寺地を取得しその後、弘仁元年(810年)に、嵯峨天皇の許しを得て正式な寺院となるのです。法相宗(南都六宗の一)系の寺院として古い歴史を持つことになります。山号は音羽山であり「音羽山清水寺」となります。

様々な種類の桜

様々な種類の桜
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清水寺では様々な場所で、異なった桜を楽しむことが出来ます。サトザクラ、ソメイヨシノ、シダレザクラ、ヤマザクラ等、種類は多く色も形も多様です。開花時期がそれぞれ違いますので、3月から4月の間で楽しむことが出来るのです。どこにどの桜が咲いているのか、探してみるのも楽しい旅ではないのでしょうか。

「サトザクラ」の歴史は平安時代にまで遡り、この頃から人々は品種改良を始めています。現在ではサトザクラと言っても200種類以上あるとされています。

「ソメイヨシノ」は過去に吉野桜と呼ばれました。西行法師がたびたび和歌に詠んだこともあり吉野桜で通っていましたが、奈良の吉野にはヤマザクラが多いことから混同されないようにソメイヨシノとなったのです。桜の中で最も多く植えられているのがソメイヨシノです。

いと桜とも呼ばれる「シダレザクラ」は京都府の「府花」に指定されています。枝が下に柔らかく垂れる桜の総称がシダレザクラであり、独特の雰囲気を見せる美しい桜です。この桜が一番好きという人も多いのではないでしょうか。ソメイヨシノよりも一週間ほど早い開花が特徴です。

「ヤマザクラ」は野生のサクラとして広く分布しています。古来より人々から親しまれてきたヤマザクラは寿命が長く大木になり、自然の中で見事な色合いを見せるのです。また、同じ地域にも関わらず、咲く時期にばらつきがあるのも特徴で、桜の時期ではどこかで咲いているのがこの桜です。

春の日差しの中で

春の日差しの中で
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世界中の人が桜と言えば「日本」を連想するほど、日本と桜は切り離せないものがあります。京都では一般の人も着物を来て出かけることがあります。また、観光客も着付けをして街中を歩くことが出来ますので、春の桜の中を和服で歩くのもまた、素敵な思い出となるのではないでしょうか。

夕方からがまた美しい

夕方からがまた美しい
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夕陽の黄金色が入りだした西日を迎えながらの桜は、日中とはまったく違った美しさを見せてくれます。この時期は日中の暖かさと、夕方からの気温低下による温度差がありますので、衣服等で温度調整を行いましょう。

京都市内を展望

京都市内を展望
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高台から見る京都市内は見事な光の中となります。清水寺から桜を通して見下ろす絶景は、この場所ならではの美しさです。夕方だからこその光と桜の様子を、ぜひとも味わってみて下さい。

京都の世界遺産「清水寺」で春の桜は外せない

日中、夕方、そして夜間とどれもが違った魅力を見せる「音羽山清水寺」の桜。世界遺産でしかも期間限定の桜は、訪れる人に深い思い出を残してくれることでしょう。

世界中から観光客が訪れる京都の中で、更に桜の季節の美しさとなればこの場所を外すことは出来ません。これを機会に、桜が見ごろのこの時期に、ぜひとも足を運んでみませんか?

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掲載内容は執筆時点のものです。 2015/04/12 訪問

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