写真:岡本 大樹
地図を見る万博記念公園は大阪の吹田市にあります。その最寄駅は大阪モノレールの万博記念公園駅です。駅を降りて公園方面に向かうとすぐにその太陽の塔が見えてきます。さらに桜の季節であれば入口で桜が出迎えてくれます。
万博記念公園へのアクセスは東口から入るという手もありますが、こちらの中央口からの方が、太陽の塔の正面ということもあり万博公園ならではの入口なのでオススメです。
写真:岡本 大樹
地図を見る毎年、万博記念公園では桜まつりが行われています。その最大の見どころが自然文化園の東大路に立ち並ぶ桜並木です。こちらの桜の木の本数は約5500本と、大阪城公園の約3000本を超え、大阪府内でもトップクラスの本数を誇っています。
桜の見ごろは3月下旬から4月中旬までとなっており、桜まつりもその時期に合わせて開催されています。開催期間中は基本的に無休で、朝から夜まで入園することができます。
写真:岡本 大樹
地図を見る大阪万博のメインシンボルであった太陽の塔。もともとは大阪万博の終了と一緒に取り壊される予定でしたが、多くの人々の署名活動によりそのままの姿で残されることになりました。そして、万博から半世紀近く経った現在でも、大きな存在感と共に万博記念公園の真ん中の広場にそびえ立っています。
そんな多くの人たちに愛された太陽の塔と一緒に桜を楽しめるのは、当然ながらこの万博記念公園だけです。その中でも個人的にオススメの場所は、太陽の塔の背中にある黒い太陽と呼ばれる顔と桜を一緒に見られる、後ろ側からの景色です。一般的に知られる太陽の塔の顔とは一味違ったものを楽しめますよ。
桜のメインは東大路ですが、他の場所にも桜は多く咲いているので、好きな太陽の塔の顔と一緒に桜を楽しみましょう。
写真:岡本 大樹
地図を見るさらに桜まつりの期間中は夜間の桜ライトアップも行われます。前述の通り期間中は夜まで入場可能となっているので、夜だけ見に行くというのでも十分楽しめると思いますよ。
通常は夕方には閉まってしまう公園ですので、夜の公園に入れるのはイベントなどが行われている期間だけとなります。太陽の塔もライトアップされているので、桜並木と太陽の塔、両方のライトアップを楽しんでください。
写真:岡本 大樹
地図を見るこれほどの桜の名所であるのに、他の大阪の名所よりも知名度が低いことには理由がありました。これまでは万博記念公園の周りにはホテルや小さな売店などの施設しかなく、買い出しや食料の追加などがすぐにはできない状況だったのです。そのため、車で行くことができる近郊に住んでいる人たちには人気でしたが、遠くから来る人には少しハードルが高かったのです。
しかし、2015年秋に大型複合施設エキスポシティができたことで、状況は変わりました。極端な話をすれば、手ぶらでモノレールに乗って公園前駅まで行ったとしても、準備を全てそこでできるようになったのです。またエキスポシティでテイクアウトの食事を買って、万博記念公園でゆっくりお花見をしながら食べるという楽しみ方もできます。
あまり大阪以外の人には知られていないかもしれませんが、万博記念公園は桜の名所として大きな魅力を持った場所です。桜の木の本数も魅力の一つですが、太陽の塔と一緒に楽しめることも大きな魅力です。
また今回ご紹介した自然文化園では、桜以外にもチューリップやヒマワリなど、季節によっていろいろな花を楽しむこともできますし、公園北側にある日本庭園では梅や蓮を見ることもできます。
さらに、これまでは周りに買い出しなどができる施設がなく、少し不便だったことも昨年にできたエキスポシティによって解消されています。大阪でこれまでは違う場所にお花見に行っていたという方も、ぜひ2016年の春は万博記念公園のお花見に行ってみてはいかがでしょうか。
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(2024/3/29更新)
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