大人になってからの方が楽しめる!東大寺と奈良の大仏様

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大人になってからの方が楽しめる!東大寺と奈良の大仏様

大人になってからの方が楽しめる!東大寺と奈良の大仏様

更新日:2016/03/07 10:34

Masahiro Tokitoのプロフィール写真 トラベルjpナビゲーター Masahiro Tokito 神社検定3級

奈良時代に完成してからは奈良県の代名詞として名高い「東大寺」と「奈良の大仏様」。歴史の教科書にも登場し、修学旅行で訪れた方も多いと思います。

その歴史深さから学生時代では理解できなかった事、感じることができなかった事もあったはずです。例えば、聖武天皇がどのような意図で建設するに至ったのか。大仏様の見ておくべきポイントなど。
今回は大人の修学旅行として「東大寺と奈良の大仏様」についてご紹介します。

鹿さんがたくさんいる

写真:Masahiro Tokito

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奈良といえば東大寺・大仏様に負けないくらいの存在感を持っているのが「鹿」さん。
神の使いとして鹿さんは愛されています。また、近鉄奈良駅から少し歩き、奈良公園付近からはもう鹿さんの縄張り。当然、東大寺にも鹿さんはいます。

最近では外国からの訪問者も多く、外国の方々からも人気がある鹿さん。
実は鹿さんと戯れている間に東大寺にあてるはずだった時間を浪費してしまう方も中にはおられます。時間配分はしっかりしていきましょう。

ここが東大寺大仏殿

写真:Masahiro Tokito

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東大寺奈良時代(8世紀)に聖武天皇が国力を尽くして建立したお寺。「奈良の大仏」として知られる「盧舎那仏(るしゃなぶつ)」を本尊としています。

戦や戦火により大仏殿は過去2回焼失しています。現存する大仏殿は江戸時代の再建で、創建当時のお堂と比べると間口が3分の2に縮小されています。また東大寺は1998年に古都奈良の文化財の一部として、ユネスコより世界遺産に登録されています。

大仏殿に入るとすぐ目の前に鎮座されている大仏様

写真:Masahiro Tokito

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聖武天皇の発願で745年に制作が開始され、752年に開眼供養会が行われました。その後、中世、近世に焼損しておりいろいろなところが修繕されています。当初に制作された部分で現在まで残るのはごく一部となっています。

大仏様の制作にはのべ260万人が工事に関わったとされ、関西大学の宮本勝浩教授らが平安時代の『東大寺要録』を元に行った試算によると、創建当時の大仏と大仏殿の建造費は現在の価格にすると約4657億円とのこと。

当時猛威をふるっていた天然痘で相次いで多くの人が死去。そのほかにも、飢饉や地震、戦さなどの社会不安にさらされた時代、聖武天皇による東大寺大仏の造象には、こうした社会不安を取り除き、国を安定させたいという願いが背景にあったものと推測されています。

国や国民のための国家プロジェクト。そのためには予算も労力も惜しまなかったからこそこうして平成の世にも残っているのでしょう。
「人の為に人が動く。」それはいつの時代も同じですね。

大仏様改め盧舎那仏坐像

写真:Masahiro Tokito

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高さ約15メートル、重さ約250トン。顔の幅3.20メートル、鼻の高さ0.5メートル。
とても大きいです。

そして、実際に肉眼で確認していただきたいのが大仏様の手です。実は「水かき」がついています。縵網相(まんもうそう)というもので、水ももらさずに人々をを救い上げるということを表現されています。

また、大仏様はパンチパーマのような独特の髪型をされています。これは「螺髪」といいます。智恵と徳の高さを表現していて、常人と違う、人間を越えた存在であるということを表わしています。ひとつにつき直径約22cm、高さ約21cm、重さ約1200gあるそうで、昨年2015年には東京大生産技術研究所の研究グループの調査によって996個だと思われていた螺髪が、実は「492個」だったことがで分かっています。

是非そういうところにも注意して、見ていただきたいです。

8月7日には「お身拭い」があります。

写真:Masahiro Tokito

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120人程の僧侶や関係者が、早朝より二月堂の湯屋で身を清め、白装束に藁草履姿で年に一度の大仏さまの「お身拭い」を始めます。

天井から吊るしたゴンドラの様なものに乗り大仏さまの頭から掃除をしたり、台座から、大仏殿ありとあらゆるところを大掃除をします。隣に人がいることで改めて大仏様の大きさを確認できます。

奈良の観光大使も務める「KinKi Kidsの堂本剛さん」も参加されていますよ。なかなかお目にかかれないイベントですので、機会があれば是非立ち会ってください。ここだけの話、実は迫力抜群なうえ、見応えもあります。

まとめ

奈良時代から日本を見守り続けてくださっている大仏様。学生当時は感じることができなかったことも大人になってみることで、改めてその存在感や歴史の深さを感じることができます。人が絶えず訪れるその魅力は日本が胸を張れる「世界遺産」の一つだと私は思います。大人になった今、もう一度訪れてみてはいかがでしょうか。

掲載内容は執筆時点のものです。 2014/07/25 訪問

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