写真:かとう とも
地図を見る鹿児島中心部、市電の朝日通駅近くにある、古いビルをリノベーションして個性的な店舗が集合したお洒落な空間「レトロフトチトセ」。不定期でイベントやギャラリーが開催され、新たな鹿児島のアートスペースとして話題になっています。
そんな「レトロフト」の1Fにあるのが「森のかぞく」。古本屋を中心に迷路のように色々なお店が繋がっているユニークな空間の中で、最も人気のあるお店の1つとして存在感を放っています。
写真:かとう とも
地図を見る「森のかぞく」のランチメニューはシンプル。
野菜だけのおかずが7品ほどの「農園ごはん」¥900を基本として、1品お肉かお魚の料理が入っている1番人気の「森のかぞくごはん」¥1000、おかずが5品ほどの「小さめ農園ごはん」¥800、「お子さまごはん」¥500、たっぷりの有機野菜ナムルに豚肉そぼろと卵がのった「農園ビビンバ」¥900。ランチは以上の5つのメニューのみになります。
全てのランチにお味噌汁と、オーガニックコーヒーor季節のジェラートが付いてきます。ご飯は玄米ご飯か雑穀ご飯をえらべて、おかわりもできます。どのメニューを選んでも¥1000以下でお腹いっぱい食べる事ができるなんてびっくり!
ランチのおかずは日によって変わるので、メニューは少なくてもいつ来ても飽きずに満足することができます。
写真:かとう とも
地図を見るもともと有機農業を35年間やっていた「そのやま農園」が、「美味しい有機野菜をたっぷり食べてもらえるお店をつくろう!」という想いで始めた直営のレストランだけあって、1つ1つの野菜の味がとっても美味しいんです。
取材した日のランチメニュー「農園ごはん」のおかずは、人参とカボチャのフライ、人参のサラダ、水菜のサラダ、里芋の磯辺揚げ、キャベツのクミン和え、大根の煮物、大根のトマトソース添え、ほうれん草とレンコンのごま和え。どれも素材の味を生かした薄味で、野菜のうまみがとてもよく出ています。特に、人参のフライは、人参のうまみが凝縮されていて、肉や魚がなくても充分に満足できます。
この時期の季節のジェラートは紫芋のジェラート。季節によって人参のジェラートやトマトのジェラートなど、その時採れる旬の野菜を使って作ったジェラートが食べられます。
シンプルなランチメニューから一転、ディナータイムは品数が豊富。その時期の旬の野菜を使ったオーガニック料理がずらりとラインナップされています。
フードメニューだけではなく、ドリンクメニューもこだわりがみられます。ソフトドリンクは農園の人参を使った人参ジュースや梅ジュース、お酒はオーガニックワインに手作り梅酒、有機さつま芋を使った焼酎などがあります。基本的に原料は有機栽培のものを使っているので、食べても安心、飲んでも安心。お酒を飲んだ翌日も元気に過ごせそうです。
写真:かとう とも
地図を見る「森のかぞく」で使われている、素材の味が美味しい「そのやま農園」の有機野菜や、ドリンクメニューに載っている人参ジュースは、店内や待合室で購入することができます。
窓際に新鮮な旬の野菜達がずらりと並べられているので、帰る前にチェックしてみましょう。安全で美味しいオーガニックの野菜達が、町中では考えられないほどリーズナブルな値段で販売されていますよ。
「森のかぞく」のランチタイムは、11時のオープンと共に続々とお客さんが来店し、12時頃には満席で席が空くまで待つことが多いです。11時15分までは予約が可能なので、並びたくない方は予約をしておくことをお勧めします。ディナータイムは普通に予約ができます。
また、地元の人たちに大人気の野菜たっぷりのお弁当も水曜日と金曜日に販売しています。価格は700円、味噌汁付きだとプラス100円。人気で売り切れてしまう事もあるので、こちらも予約をしたほうが確実です。
並んででも食べたい、美味しくて身体にも優しい「森のかぞく」の野菜料理。鹿児島に行く際には、是非足を伸ばしてみて下さい。
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(2024/4/26更新)
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