歩けば猫にあたる!?東京のアートな猫町・青梅商店街巡り

歩けば猫にあたる!?東京のアートな猫町・青梅商店街巡り

更新日:2016/02/28 16:47

「川も山もあって住むには本当にいいところだ」と地元民が言うほど空気もよく、自然豊かな東京都青梅市は多摩地区西部に位置します。坂や路地が多く、猫が似合う「猫町」としても知られるようになりました。市内には、昭和レトロな看板とともに猫アートがあふれています。今回は、アートな猫に出会える昭和幻燈館をはじめ、猫にゆかりのある喫茶店「夏への扉」や街なかをご紹介します。

電車の駅のような入り口が目印!昭和幻燈館

電車の駅のような入り口が目印!昭和幻燈館
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青梅駅を出て、まっすぐ進むと大通りです。信号を左に曲がり、直進すると左手に「昭和幻燈館」があります。青梅線発祥の地である青梅。その始まりを象徴するかのように、昭和幻燈館の入り口は駅のようになっています。「昭和幻燈館」駅から昭和の世界へタイムトリップです。どんな世界が映し出されているのでしょうか。

猫であふれる猫町キネマへようこそ!

猫であふれる猫町キネマへようこそ!
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館内に入ると、ぷっくりとした顔とつぶらな瞳がトレードマークの猫たちがお出迎え。青梅に一時期住まれていた、墨絵作家の有田ひろみ氏、ぬいぐるみ作家の有田ちゃぼ氏母娘の「青梅猫町商店街」が展示されています。昭和時代に使われていた看板や道具などをモチーフに昔懐かしい世界が展開しています。猫たちとともに、昭和の空間を体験できます。

まるで生きているみたいなジオラマの街

まるで生きているみたいなジオラマの街
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どこか哀愁を誘うような雰囲気が漂う小さな街並みは、ジオラマ作家の山本貴樹氏の作品です。常設展示は珍しく、貴重な展示となっています。昭和の叙情に触れられます。

このほか、電車のジオラマや鉄道グッズのコレクションを楽しむことができます。

街を歩いてアートな猫に出会う

街を歩いてアートな猫に出会う
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昭和幻燈館を出て通りを散策すると、あちこちでアートな猫に出会えます。バスの停留所や通りの柱越し、休憩広場などにちりばめられています。ゆっくり歩いてぜひ見つけてみてください。絵本作家の山口マオ氏のユーモアにあふれた猫の看板が見物です。

心と体が癒されるホットスポット「夏への扉」

心と体が癒されるホットスポット「夏への扉」
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青梅線の線路脇に位置する昭和レトロな喫茶店。店内に入ると、落ち着いたブラウン色を基調とした空間が心を和ませてくれます。食材にもこだわり、旬の野菜を使ったカレーや国産原料を使ったスイーツは体にもやさしいです。人気のクッキーはテイクアウトあり。

お店の名前の由来は、ロバート・A・ハインライン作の小説「夏への扉」。猫が登場します。主人公の飼い猫で、冬になると夏に通じている扉を探しはじめます。「夏への扉」の先にはあたたかくてほっとする空間がきっとあるはず。小説からのイメージのように、猫もぬくもれるような居心地の良い時間をぜひお過ごしくださいね。

青梅へのアクセスと巡り方

青梅駅までのアクセスは、東京駅からはJR青梅線青梅特快、青梅線快速が便利です。そのほか、JR中央線立川駅で青梅線に乗り換え、青梅駅に出られます。

レトロな街の雰囲気を楽しむなら、歩いてまわるのがおすすめです。
駅の周辺に多い猫のオブジェをいくつみつけられるでしょうか。昔の映画モチーフの看板もひとつひとつが丁寧に描かれ、見応えがあります。ゆったりと旅をお楽しみください。

この記事の関連MEMO

掲載内容は執筆時点のものです。 2015/12/09−2016/02/09 訪問

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