写真:ふるかわ かずみ
地図を見る鹿島神宮の入口はまず大鳥居から。
こちらの大鳥居、2011年3月の東日本大震災の折、以前の大鳥居が倒壊したそう。そして2014年に現在の大鳥居として再建されました。
以前は石を使用していたそうですが、今回使われたのは境内の樹齢500〜600年の杉4本。高さ約10m、幅約15m弱の立派な鳥居は新しい佇まいながら、堂々と震災復興のシンボルとしても親しまれています。
写真:ふるかわ かずみ
地図を見る鹿島神宮といえば、この朱色が鮮やかな楼門がシンボルと言っても過言ではないかもしれません。先ほどの大鳥居をくぐり砂利の参道を進むと、正面に鮮やかな朱色の楼門が出迎えてくれます。その壮麗で力強い佇まいに息をのむほど。周囲の緑とのコントラストもなんとも美しく、国の重要文化財でもあるこの楼門は、熊本の阿蘇神社(福岡の筥崎宮とも)、福岡の筥崎宮とともに、日本三大楼門のひとつとされています。
写真:ふるかわ かずみ
地図を見る楼門をくぐり境内に入ると右手に拝殿(本殿)がありますのでまずはこちらで参拝しましょう。ここで終わらず、せっかくなので奥宮までの奥参道の散策がオススメ!ここから一気にまた気が変わるのを感じるでしょう。まっすぐ伸びた参道は両サイドに高くそびえる木々が生い茂るまさに癒しの森。深呼吸しながら、ゆっくり自然のパワーを取り入れてみては。途中にはニホンジカが飼育されている鹿園などもあります。
写真:ふるかわ かずみ
地図を見る奥参道の突き当り右手にあらわれるのが奥宮。静寂な中に凛とした佇まいに、思わず背筋が伸びます。
鹿島神宮のご祭神は「武甕槌大神(たけみかつちのおおかみ)」。「建御雷大神」とも表され、文字通り雷を意味するとも言われています。
出雲国に出向き国譲りを成し遂げた神としても知られ、勝利の神としても崇められていますが、こちらの奥宮はその荒魂が祀られ、一層その色合いが強いともいえるかもしれません。
写真:ふるかわ かずみ
地図を見る奥宮の脇を通りさらに奥に進むと、要石(かなめいし)が祀られた場所に着きます。要石とは、地震を起こす大ナマズの頭を押さえる石として知られ、ここ鹿島神宮の七不思議の1つともされています。何が不思議かというと、石自体は見た目は意外に小さいものですが、かつて水戸藩主の徳川光圀が家来に掘らせてみたものの、あまりに巨大で「七日七夜掘っても掘りきれず」との記録が残るほど、その実態がつかめてないようです。
このあたり一帯も神々しい雰囲気に包まれ、まるで何かに護られてる・・そんな気持ちにさせてくれるエリア、ぜひここまで足を運んでみては。
ここはぜひゆっくり時間をとり、散策を楽しみながら参拝するのがオススメ!水の持ち帰りもできる御手洗池や、国宝の直刀が拝観できる宝物館(有料)など、他にも見どころがあります。さらに、せっかくなら鹿島神宮と関連の深い香取神宮(下記MEMO参照)とあわせて参拝されてみてはいかがでしょうか?
この記事の関連MEMO
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(2024/4/19更新)
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