未知なる国!セルビア・ベオグラード 訪れるべき場所5選

未知なる国!セルビア・ベオグラード 訪れるべき場所5選

更新日:2016/03/03 16:02

大川原 明のプロフィール写真 大川原 明 旅行ジャーナリスト(ライター)
国際河川であるドナウ川とサヴァ川の合流地点に位置するバルカン半島の要衝であるベオグラード。紀元前4500年程前から人々が住み始め、様々な民族がこの地で文明を築いてきました。今回は、皆さんに、悠久の歴史を持つセルビア共和国の首都のベオグラードで訪れるべき5つの場所をご紹介させていただきます。

町の中心!石畳の遊歩道クネズ・ミハイロ通り

町の中心!石畳の遊歩道クネズ・ミハイロ通り

写真:大川原 明

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ベオグラードの中心はテラジェなのですが、そこから石畳の遊歩道クネズ・ミハイロ通りがカレメグダン公園まで続いています。この通りはショッピング通りにもなっており、衣料雑貨店やブランドショップ、ブティック、カフェ、レストランなどがあり週末ともなれば多くの人々で賑わいます。食事やお茶、買い物を楽しむと良いでしょう。

空爆の跡が生々しく残るNATO空爆ビル

空爆の跡が生々しく残るNATO空爆ビル

写真:大川原 明

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コソボ紛争中の1999年の3月24日から6月10日にかけて行われたNATOによるアライド・フォース作戦により、セルビアの首都のベオグラードはNATOによる空爆をうけました。

ベオグラード市内には、政府系のビルが多く建ち並ぶクネズ・ミハイロ通りがありますが、別名空爆通りと呼ばれております。NATOによるベオグラード空爆の際に、政府系機関が建ち並んでいたこの通りは空爆の標的となりました。NATOにより空爆されたビルがあるのですが、傷跡が生々しく残っています。

世界最大の東方正教系教会・聖サヴァ教会

世界最大の東方正教系教会・聖サヴァ教会

写真:大川原 明

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非常に荘厳で綺麗な外観の東方正教会系では世界最大の聖サヴァ教会。セルビア正教の中心的教会で、多くの信者がおり、教会を訪れる人が絶えないです。聖サヴァは、中世セルビア王国創始者ステファン・ネマニャの息子でセルビア正教会の創立者です。

未だに建造中の教会内部に入る事が出来るのですが、未完ではあるものの内装も素晴らしいです。また、教会の敷地内にはベンチが多くありますので、座りながら綺麗な外観を楽しむ事も出来ます。聖サヴァ教会がある場所は、町の中心から外れた場所にありますので、少し歩きますが是非とも訪れていただきたい場所です。

庭園が美しい新旧2つの宮殿

庭園が美しい新旧2つの宮殿

写真:大川原 明

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国会議事堂近くに近代セルビア王国時代に建てられた新旧2つの宮殿があります。旧宮殿は、ベオグラードの市議会としての役割も果たしています。両宮殿の間には美しい庭園があります。冬以外の時期には美しい花を見る事が出来るのですが、ベンチに座りながらゆっくりすると良いでしょう。

美しいベオグラードの町並みを堪能出来るサヴァ川の畔

美しいベオグラードの町並みを堪能出来るサヴァ川の畔

写真:大川原 明

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ベオグラード市内にはサヴァ川が流れていますが、ベオグラードの中心街とは反対の対岸にいくとベオグラードの美しい街並みを堪能出来ます。サヴァ川の畔は遊歩道となっており、散歩やランニング、釣りなどを楽しむ人々を見かける事が出来ます。昼間に訪れるのも良いのですが、夕方に訪れれば、夕映えしたベオグラードの街並みを見る事が出来ます。

最後に

いかがでしたか?セルビアのベオグラードというとコソボ紛争時、1999年のNATO空爆の印象が強い方が多いと思います。しかし、コソボ紛争が終結して17年程が経ちますが、ベオグラードは復興しました。
また、幸いにも中世に建てられた美しい古い建物は空爆の標的にならなかったために、現存しています。治安は思ったよりも良く、夜間や人通りの少ない場所散策をを避ければ安心して旅が出来るでしょう。中世の美しい建物が多く残るベオグラード!是非、訪問してください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2014/08/05−2014/08/07 訪問

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