地中海の新鮮な魚介類と、日本人の大好きなお米を大きな底の浅いフライパンで豪快に炊きあげた、海に囲まれたスペインならではの定番家庭料理、パエリア。黄色いサフランライスに上に色とりどりの魚介類や野菜が散りばめられ、目にも鮮やかです。
オーソドックスなシーフードや、真っ黒なイカ墨、ちょっと変わったショートパスタで焼き上げたパスタなど、パエリアにはいくつかの種類があります。基本的には2人前からの注文となります。
日本でも食べられるレストランが増えていますが、燦々と降り注ぐスペインの太陽の光の下で食べる本場のパエリアは格別です。
タクシーの運転手や、ホテルのコンシェルジュなどでお勧めパエリア店を聞くと必ず名前が挙がるのが、「バルカ・デル・サラマンカ(La Barca Del Salamanca)」。オリンピック港には沢山のレストランが軒を連ねますが、中でも一際賑わっているシーフードレストランです。テラス席も設えられた店内には人、人、人。中にはビールを飲みながら行列に並ぶ人も。
パエリアには豪快にシーフードが盛られ、アルデンテに炊かれたサフランライスとの相性は抜群です。オリンピック港のヨットハーバーを眺めながら、パエリアにぴったりのスペイン産スパークリングワイン・カヴァで乾杯しましょう!
1836年創業、170年の歴史を持つ老舗「セッテ・ポルテス(7portes)」。陽気な「バルカ・デル・サラマンカ」に比べるとレストラン然としており、ゆっくりと食事を楽しめます。歴史のある内装やアンティークな雰囲気を楽しめる、元祖パエリアを頂けるレストランです。ピカソやダリなどの芸術家や、スペイン国王や王族、キューバの革命家チェ・ゲバラなど数々の有名人が訪れたといわれ、彼らが座った席には金の印が付いています。是非チェックしてみてください。
特にお勧めなのが、定番のシーフードに加え鶏肉と野菜が入っているパエリアマノレーテ。お米は柔らかめに炊いてあり、具材の旨みがたっぷり染み込んでいます。日本語メニューがあるので注文も安心。このレストランでは一人前から注文もできるので、一人旅でも訪れやすいです。
パエリアに舌鼓を打った後は、オリンピック港を散歩しましょう。今回紹介した2軒からは徒歩で立ち寄ることができます。青々とした地中海に白いヨットが所狭しと並ぶ、バルセロナらしい雰囲気を堪能できます。
レストランまで吹き抜ける爽やかな潮風と、旨みたっぷり絶品パエリア。これほど絶妙なコンビネーションが他に存在するでしょうか。
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(2024/4/20更新)
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