写真：安藤 美紀
地図を見る新潟県の寺泊（てらどまり）漁港には、日本海で穫れたばかりの新鮮なカニや魚を販売している市場があります。ここは、通称“魚のアメ横”とも呼ばれ、買い物客や観光客で賑わう人気の観光スポット。
JR寺泊駅から「寺泊大町」行きのバスで15分、そこからさらに歩くこと15分かかるため、車でのアクセスがおすすめです。観光バスも入る大型駐車場を完備しているので、駐車しやすいですよ^^（駐車台数は、なんと800台！）
場所は、国道402号沿い。“カニ”・“うまさギッシリ新潟”などの赤いノボリが立っているので、すぐに分かります。ここの目玉は、何と言ってもカニ。タラバカニより、ズワイガニと紅ズワイカニが多く並んでいます。ちなみに、お値段が安い方が紅ズワイガニ。１杯500円なんていうのもありますよ^^
身の締りが良いほうがいい！という方は、店員さんに確認してズワイガニをGETしてくださいね。大体1,500円前後で販売しています。
カニを始めとして、地魚もズラリと軒先に並んでいるので「んっ、この魚はなんですかっ！？」と驚くこともしばしば。歩いているだけでも楽しくなります。珍しい魚や手のひらサイズの大きな貝など、ここでしかお目にかかれないものもあるので、未知との遭遇になるかも～！
ほとんどのお店が、自社の釜で朝茹でしています。ちょっと足が折れていたり、カニ味噌が入っていないと、さらにお得にカニが買えます。全国配送もしてくれるので、まとめ買いも出来ますよ~♪
写真：安藤 美紀
地図を見る寺泊市場に到着すると、すぐに香ばしい香りに包まれます。この香りは、店頭で焼かれる魚介類のニオイ。寺泊では魚や貝を焼いてその場で食べることを“浜焼き”と呼んでいます。
浜焼きの種類はお店によって違いますが、15~20種類くらいあるところがほとんど。大きな魚がまるごと串にささっていたり、高級なあわびが売っていたり！いっぱいありすぎて、迷ってしまいます。
8:30から開店しているお店もあるので、ちょっと早めに来て豪華な朝食にするのも良いものですよ～。お店の前にはベンチが置かれているので、「アチアチッ！」と言いながら食べている人がたくさんいます。
私のオススメは、イカの丸焼き（400円）。味付けは薄い醤油味のみ。分厚くて甘くて、ふっくら。最高の1品ですよ～^^
写真：安藤 美紀
地図を見る「カニ汁１杯100円」と書かれた看板をスルーする人は、ぜったい後悔します（笑）。寺泊のカニ汁は、本当に1杯100円。安いです！
カニがしっかり出汁に染みこんで、良～いお味！カニをお箸代わりに、ハフハフ言いながら食べてみてくださいね。浜焼きとセットでカニ汁をいただけば、幸せを思い切り噛み締められます。
＜寺泊魚の市場（魚のアメ横）＞
■住所 新潟県長岡市寺泊下荒町 海岸通り（国道402号沿い）
■TEL 0258-75-3363（寺泊観光協会）
■時間 8:30～17:00
■駐車場 800台、無料
■お休み 無休
写真：安藤 美紀
地図を見る角上魚類の2階にお店を構える「汐の華」でいただけるのは、名物のカニラーメン（1,000円）です！あっさり醤油味の和風スープに、どっしりと腰を落ち着かせるのは、大きなカニ。まず、見た目のインパクトで度肝を抜かれます。
食べ方は、一緒についてくるお皿にカニをいったん移動させてから、カニだけ食べるも良し、ラーメンにのっけるのも良し。カニ味噌もちゃんと入っているので、ラーメンのスープに溶かしながら食べると、スープに深みが増します。
「汐の華」のカニラーメンは、冷凍物は使いません。そのため、その日によって出される量が変わります。多くても、1日40食程度なので、12:00頃までには入店しておきたいところ！開店時間が11:00～と、他のお店に比べると少し遅目。「今日はやってないんだ～」と諦めて帰る人がいますが、営業するまで待ってくださいね。
特にカニ好きの方はノリノリで食べられる、一度食べたら忘れられない“カニラーメン”。ぜひ、味わってくださいね～^^
＜汐の華（しおのはな）＞
住所 新潟県長岡市寺泊下荒町9772-27 角上魚類2階
TEL 0258-75-3155
営業 11:00～16:00（終わる時間は季節により変わります）
お休み 不定休
食べ歩きも買い物も、大満足出来る新潟の寺泊市場。魚介類大好き！という方、美味しい日本海の魚介を巡る旅、してみませんか？
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(2024/4/26更新)
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