写真:Naoyuki 金井
地図を見る仲見世と交差する伝法院通りを左折して浅草六区通りのとば口にあるのが『珈琲 天国』。
煉瓦造りでコーヒーカップの大きなイラストがかかれたファサードが、まさに昭和の香りを醸し出すレトロな喫茶店です。と、云っても2005年創業なので決して昭和でもなく、それほど古くもないのです。
店内は15席しかない広さで、平日では流石に行列は出来ていませんが、人気店なので入れ代わり立ち代わりの状態です。
“オシャレ”とか“落ち着く”といった空間ではないのですが、やはりこれだけの人気は何をおいても“ホットケーキ”という期待感が、天国への階段の第一歩なのです。
写真:Naoyuki 金井
地図を見る人気ナンバー1は当然ホットケーキ。
基本的に店内で食べる場合(テイクアウトもできる)、ホットケーキ単品はNGでドリンクをオーダーしなければならないので、コーヒーか紅茶の選べる『ホットケーキセット』が鉄板オーダーです。
当然、オーダー後に銅板で焼き始めるので10分程度待たされますが、それがまた期待感をアップさせるのです。
ホットケーキと皿に刻まれた《天国》のロゴがやはりレトロさを醸し出しますが、サクッとした表面とふわっとした中が絶妙な食感を醸し出しています。
しっとりといったパンケーキの食感ではなく、“サクふわ”がまさに天国への階段へ誘うのです。
写真:Naoyuki 金井
地図を見るホットケーキに余計なものはいりません。
ホットケーキにはバターとシロップがあればOKで、ほのかに甘いホットケーキ生地と芳ばしい香りをまずは楽しみましょう。
そしてとにかく甘〜〜いシロップをかけると、まさに昭和を代表するスイーツ、懐かしのホットケーキが蘇ります。
2枚重ねですが、小さめなので女性でもペロッと食べてしまいます。
懐かしの味で思わず天国への階段を駆けあがってしまいます。
写真:Naoyuki 金井
地図を見る実はここでの人気はホットケーキだけではありません。
こちらは知る人ぞ知る逸品の『ホットドッグ』。プレーン、チーズ、チリ、ベーコンの4種あるのですが、驚きはそのソーセージ。
遥かにパンをはみ出した特製ソーセージは、その大きさと共にジューシーでコクのある味で昼時には大人気です。
しかし、その特大ゆえに女性ではホットケーキと両方は無理というご意見から、ホットケーキにソーセージ2本とドリンクがついたセットがあり、女性はこちらをオーダーする方が多いのです。
ホットケーキとホットドッグの“ダブルホット”で天国への階段をもう少しで上り詰めます。
写真:Naoyuki 金井
地図を見るお楽しみはまだまだ。何と、珈琲 天国のオリジナルグッズがあるのです。
珈琲カップやコーヒー豆は当たり前として、Tシャツ、ピンバッチ、手ぬぐい、ニット帽子。更に金魚グラスに絵葉書、そして極め付けが《お店の立体紙工作》。
そして意外に人気のあるオリジナルグッズが《天国観光ペナント》で、ある意味、クールでPOPだと隠れた浅草観光土産として、特に若い女性が購入するという摩訶不思議なグッズなのです。
ペナントに描かれた「喫茶界のニルヴァーナ(涅槃)」で天国への階段を上り詰めたようです。
下町浅草の趣なのか喫煙が可ですので、嫌煙の方はご注意下さい。
ただし、8割方女性客が多いので、最近ではあまり喫煙する方も減ったそうです。
エンターテイメントの街・浅草六区に相応しい喫茶店・珈琲 天国であなたも昇天してみませんか。
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(2024/4/18更新)
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