崎陽軒の工場見学では、まず建物に入ると靴を脱いで館内履きにはきかえます。そして、手の消毒を済ませたら、エレベーターに乗り5階の説明会場へと向かいます。食品を扱っている会社なので当然のことのようですが、こういった地道な努力が安全・安心につながっています。また、製造工程で出た製造ロスは全て植物の肥料としてリサイクルされており、自然環境へも配慮しています。
5階でエレベーターを降りると、昔の横浜駅ホームが再現されています。最近の電車と違って、昔の電車の窓は開いたので、こんな感じで窓越しにシウマイを売っていました。この販売員が昔の憧れの職業「シウマイ娘」。ここではシウマイ娘に変身して記念撮影もできます。
ところで、みなさん気がつきましたか?「シウマイ」という言葉に。崎陽軒では「シュウマイ」ではなく「シウマイ」といいます。その理由についても見学ツアーの中でお話がありますので、ぜひ工場見学に参加して聞いてみてください。
崎陽軒の説明と映像の上映が終わったら、いよいよ昔ながらのシウマイ製造工程の見学に出発します。まず材料を紹介したコーナーでシウマイの材料についてのお勉強。調味料を含め全部で9種類で、豚肉・玉ねぎ・干しホタテ貝柱・グリーンピース・小麦粉(皮)、後は3種類の調味料(塩・胡椒・砂糖)とでんぷんだけ!あれだけの美味しさなので、もっと多くの調味料などが使われていると思われがちですが、とてもシンプルです。
製造工程では、それらの材料を混ぜ合わせたお肉でシウマイを形作る・蒸す・箱詰めまでの一連の様子を見ることができます。
製造工程見学後は、おまちかねの試食タイムです。アツアツの昔ながらのシウマイなどがいただけます。そもそも昔ながらのシウマイは「冷めても美味しい」がキャッチフレーズですが、温めるとより一層美味しさが増します。ぜひご家庭でも試してください。
そして崎陽軒はシウマイだけではありません。横濱月餅などのお菓子も作っており、それらの試食もできます。(日によって試食内容が変わることもあります。)
また、工場建物の出入口そばには「プチミュージアムショップ」があり、シウマイやお弁当などが購入できます。アツアツのシウマイ(有料)などもその場で召し上がることができますので、帰りに立ち寄ってはいかがでしょうか。
※試食が盛り付けられているお皿はお持ち帰りできませんが、「ひょうちゃん(醤油入れ」はお持ち帰りが可能です。(ひょうちゃん小皿はプチミュージアムショップにて販売しています。)
ぜひ、工場見学へ出かけて、シウマイと言われている理由と一緒に、美味しいシウマイを味わってきてください。きっと、今よりもっとシウマイが好きになります。
工場見学は予約制で、予約は電話のみとなります。
詳しくは関連MEMOにあるホームページをご覧ください。
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