写真:LUI
地図を見るストラスブール大聖堂は色が赤茶色ということが一つの特徴としてあります。これは大聖堂が近くのヴォージュ山脈から切り出された赤茶色の砂岩からできているからです。
大聖堂は1176年から250年ほどかけて建造され、尖塔の高さは142mに達します。
大聖堂のファサードは美しい彫刻が覆う巨大かつ繊細な芸術品で、ヴィクトル・ユーゴーやゲーテが絶賛したほどです。
ファサードの彫刻に石のレース編みとも称される透かし細工が使われている点にもぜひ注目してみてください。
写真:LUI
地図を見るフランスの大聖堂の有名なステンドグラスのバラ窓といえば、パリのノートルダム大聖堂をはじめとし、その多くが聖書の物語をテーマにして作られているのですが、ここストラスブール大聖堂では少し趣の違うバラ窓を楽しむことができます。
ストラスブール大聖堂のバラ窓は植物の穂がモチーフとして描かれており、青、黄色、緑の配色のバランスが美しいです。
記念写真は装飾の美しいパイプオルガンと共に写すのがオススメです。
写真:LUI
地図を見るストラスブール大聖堂はステンドグラスが4600パネル以上飾られており、12〜14世紀に制作されたステンドグラスが多いこともありステンドグラス好きにはたまらない空間です。
また、目線レベルのステンドグラスの窓の面積が広く、さらに、上部のステンドグラスも同様に広いため、目の前一面にステンドグラスがパノラマのように広がります。
下段、上段ともに大窓で、一気に見ることができ、かつ、上下段共に人物や風景などをモチーフにしたステンドグラスが広がるのは、なかなか見られるものではありません。
写真:LUI
地図を見るストラスブール大聖堂内部にはなんと、天文時計もあります。
しかも、その天文時計はとても大きく、何と高さ18mもあります。これは世界最大級といわれる大きさです。そして、美しい装飾もなされたこの姿は必見です。
最初の天文時計は1574年に完成され、現在は1842年に修復されたものが残ります。
現在も現役で時を刻み続けるこの時計は15分ごとに鐘を鳴らします。
また、毎日12:30になるとからくりが一斉に動きので、多くの参拝者が時計の前に集まります。
写真:LUI
地図を見る大聖堂を見終わったら、ぜひストラスブールの旧市街を散歩してみてください。
ストラスブールは南北を結ぶライン川と東西を結ぶ街道の交わる場所で交通の要所として発展してきた街で、フランスとドイツで国籍が5回も変わった歴史のある町です。
川の中州のエリアは「ストラスブールのグランド・イルGrande-île」として世界遺産にも登録されています。
なかでも、旧市街、プティット・フランス(Petite France)にはドイツでも見かける木骨組の家並みがここフランスでも味わうことができます。
また、旧市街はライン川と合流するイル川の中州にあり、遊覧船も運航しています。
ストラスブール大聖堂は塔に登ることもでき、町並みを眺めることができます。
また、ストラスブールの町は欧州議会があることでも知られる国際都市で、現代建築も街に点在するとても興味深い町です。
ぜひ、ストラスブール大聖堂に訪れて、その魅力と街の雰囲気に触れてみてください。
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(2024/4/24更新)
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