ど迫力の富士山溶岩流跡やカピバラも楽しめる!三島「楽寿園」

ど迫力の富士山溶岩流跡やカピバラも楽しめる!三島「楽寿園」

更新日:2016/02/14 16:46

結月 ここあのプロフィール写真 結月 ここあ 旅行ブロガー
静岡県の三島駅からほど近いところにある「楽寿園」。約1万7千年前の富士山の火山活動による溶岩流の痕跡や、静岡県の文化財にも指定された建造物・楽寿館をみられる公園です。その他にも、どうぶつ広場では人気のカピバラが飼育されていたり、のりもの広場もあって、子供から大人まで楽しめるスポットになっています。また四季折々の花々が美しく咲き誇ることでも知られる、楽寿園をご紹介しましょう。

嬉しい三島駅から3分!

嬉しい三島駅から3分!

写真:結月 ここあ

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三島駅南口から徒歩3分のところに「楽寿園」はあります。
1954年に市立公園として一般公開された楽寿園は、自然豊かな公園。富士山の雪解け水が湧き出す園内の景観や、自然林からなる庭園が、国の天然記念物・名勝に指定されています。園内は季節の花々が咲き乱れ、訪問者の目を楽しませてくれます。

迫力ある富士山噴火の溶岩流跡

迫力ある富士山噴火の溶岩流跡

写真:結月 ここあ

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こちらは歴史ある和館「楽寿館」と「小浜池(こはまがいけ)」。小浜池は、楽寿園の敷地内南側にある湧水によって形成される池です。雨水が流れ込むことはなく、湧き水で満たされた時は、そこに映る楽寿館はとても美しいんですよ。しかし近年は渇水していることが多く、そのかわりにこのような溶岩の姿を見ることができます。

この三島溶岩流末端部の地形は、ジオ(地球)に関わるさまざまな自然遺産として、伊豆半島ジオパークのジオサイトに認定されています。

見学ができる楽寿館

見学ができる楽寿館

写真:結月 ここあ

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園内にある楽寿館は、明治23年に小松宮彰仁親王の別邸として建てられました。 高床式の数奇屋造りの様式と京風建築のすぐれた手法を、現在に伝える明治期の代表的な建造物で、庭園と一体化するように構成されています。 館内には明治時代を代表する日本画家たちによる210面に及ぶ襖絵・杉板戸絵・天井画等があり、静岡県指定の文化財となっています。謁見の間には、 楽寿園の植物が描かれた見事な天井画も見所です。

館内の写真撮影はNGですが、窓から外を写すことは許されています。室内から庭園を写したものです。また、楽寿館からも迫力ある溶岩の痕跡を見ることができます。

※「楽寿館」は、見学ツアーが1日6回行われています。詳しい時間等は、関連メモの楽寿園のHPよりご覧ください。

森林浴もできる森

森林浴もできる森

写真:結月 ここあ

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園内の森の面積は約5ヘクタールで、建造物や池があります。小浜の森・常盤の森・さぎの森・天神の森・万葉の森などいくつもの森があり、数多くの種類の樹木の中で森林浴もいいですよ。春になると河津桜も咲きます。

人気のカピバラ

人気のカピバラ

写真:結月 ここあ

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園内には、小規模ながらもどうぶつ広場やのりもの広場もあって、 子供から大人まで楽しめます。どうぶつふれあい広場内カピバラ舎では、カピバラの風クンもメイちゃんも仲良く寄り添ってお昼寝中。また冬の間は、毎週土・日・祝日(午前10時から)カピバラ温泉も実施中です。癒しの姿が見られますよ。
その他アルパカやレッサーパンダもいます。

楽寿園

楽寿園は、三島駅からも徒歩3分とアクセスもいいし、源頼朝由縁の三嶋大社や、水辺の美しい源兵衛川散歩道もすぐ近く。また伊豆半島観光の際にも立ち寄りやすい所です。三島名物の美味しい鰻屋さんもいくつもありますよ。

この記事の関連MEMO

掲載内容は執筆時点のものです。 2015/03/14 訪問

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