奈良・長谷寺詣でに便利!レトロな「井谷屋」で参拝の後に天然温泉

奈良・長谷寺詣でに便利!レトロな「井谷屋」で参拝の後に天然温泉

更新日:2016/02/11 18:36

泉 よしかのプロフィール写真 泉 よしか 女子目線温泉ライター、キッザニアマニア
「花の御寺」の別名で知られる奈良の長谷寺は、有名な牡丹をはじめ四季折々に美しい花で彩られる人気のお寺です。そんな長谷寺のすぐ近くに、この辺りではかなり珍しい天然温泉の老舗旅館があるんです。長谷寺の早朝の勤行参拝に、あるいは昼間の参拝後の休憩・食事・入浴に、長谷寺に行くなら覚えておきたい、とても便利な井谷屋を紹介しちゃいます!

長谷寺の近くに意外な天然温泉!

長谷寺の近くに意外な天然温泉!

写真:泉 よしか

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花の御寺こと奈良の長谷寺は、牡丹の季節、桜の季節、四季折々多くの参拝客を集めます。参道には土産物屋、草餅屋、食事処など沢山の店が軒を連ねていますが、温泉に入れるのは1軒しかありません。それが今回ご紹介する長谷寺温泉「湯元井谷屋」。なんと創業は文久元年、江戸時代末期、和宮と結婚したことでも知られる江戸幕府第十四代将軍・徳川家茂の時代です。150年以上も歴史がある老舗旅館なのですね。

といっても決して高級旅館というわけではありません。むしろ気軽に宿泊や休憩に使えるお得なお宿です。なお、写真は旧館。こちらの建物には雰囲気のある離れのお部屋が一室だけあります。離れでゆっくり泊るのもいいでしょう。

長谷寺参拝の途中に寄ってランチ&温泉

長谷寺参拝の途中に寄ってランチ&温泉

写真:泉 よしか

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近鉄大阪線 長谷寺駅から長谷寺まで徒歩15分ほど。その途中に井谷屋はあります。駅から長谷寺に向かう場合、道を挟んで右が旧館、左が別館です。

通常のランチ・宿泊には別館が使われます。ランチのメニューは和定食、そうめん定食、幕の内弁当などボリューム抜群。何よりいいのは個室でゆっくり食事ができることです。

そうめん定食、幕の内弁当は10名以上要予約ですが、和定食は2名からOK、飛び込みでも準備できることもありますが、できればこちらも予約してくださいね。そしてお腹いっぱいになったら、食後の温泉はいかがですか?

長谷寺温泉はすべすべ美肌系!

長谷寺温泉はすべすべ美肌系!

写真:泉 よしか

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奈良県北部は意外と温泉が少ないのです。しかも長谷寺のように有名な神社仏閣のすぐ近くで天然温泉に入れるというのはかなり貴重です。井谷屋は「湯元長谷寺温泉」を名乗っていますが、他の旅館などに配湯は行っておりません。つまり長谷寺温泉に入ることができるのは、この井谷屋だけです。

長谷寺温泉は30度台と少し低めの温度で湧いていますので、お風呂のお湯は加熱しています。でも湯口のお湯に触れてみるとわかりますが、とてもすべすべする美肌系の温泉なんですよ!湯上りは何かコーティングしたように肌がつるっつるになります。

なお、日帰り温泉を希望される方は念のため事前に電話を一本入れてくださいね。入浴料金は一人600円です。

長谷寺の朝の勤行にも便利な宿

長谷寺の朝の勤行にも便利な宿

写真:泉 よしか

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先ほどはランチなど日帰りの紹介をしましたが、井谷屋宿泊のメリットもお伝えしましょう!一番お勧めしたいのは、長谷寺の朝の勤行参加です。長谷寺では早朝のおつとめに一般参拝者が参加体験することができます。しかし朝早いので遠方から来るのは大変・・・そこで井谷屋宿泊です。

こちらの旅館では、長谷寺の朝の勤行に参加した後にゆっくり朝食を食べて、朝風呂に入ることができます。ちゃんと朝食を勤行後の時間に設定してもらえます。お風呂は夜と朝で男女入れ替え制なので、朝風呂は夜とは違った意匠の浴室が使えるのも嬉しいポイント。浴室は高い位置にありますので、窓からは参道の町並みを見下ろすこともできますよ!

まとめとして

長谷寺参拝に便利な天然温泉の井谷屋、いかがでしたでしょうか。
長谷寺駅から徒歩圏ですが、宿泊者は車で送迎してもらえます。また、こちらは長谷寺以外にも談山神社や明日香村にも出やすい立地ですから、宇陀・桜井・飛鳥観光の拠点としてもお役に立ちます。

掲載内容は執筆時点のものです。 2014/04/03−2014/04/04 訪問

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