“タイの京都”チェンマイで食べたい!極上の名物スイーツ5選

“タイの京都”チェンマイで食べたい!極上の名物スイーツ5選

更新日:2018/07/19 17:53

沢木 慎太郎のプロフィール写真 沢木 慎太郎 放送局ディレクター、紀行小説家
タイ人は辛いモノが好きですが、ラーメンに砂糖を入れるほど実は甘いモノも大好き。“タイの京都”と呼ばれる古都チェンマイは、辛い料理が多いと同時に、絶品の甘〜いスイーツもたくさん食べられる風情漂う街です。そこで、チェンマイに観光で訪ねたら、ぜひ味わっていただきたい名物スイーツをご紹介!寺院巡りの合間に極上のスイーツで、甘〜いひとときを過ごしませんか?

チェンマイ名物の逸品!「マンゴーチーズケーキ」

チェンマイ名物の逸品!「マンゴーチーズケーキ」

写真:沢木 慎太郎

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たとえば日本の古都・京都では、宇治抹茶を使った絶品のパフェが食べられますが、南国のタイは新鮮でおいしい旬のフルーツをふんだんに使ったスイーツをたくさん見ることができます。

風情のある寺院が多いため、“タイの京都”と呼ばれる古都チェンマイは欧米人観光客が多く、フルーツを多用したスイーツ文化が発達。特に人気が高いのは、上質なマンゴーを使ったスイーツで、風味豊かで芳醇な味を楽しむことができます。

まず、チェンマイで絶対におススメのスイーツはこちら!とろけるほど甘くておいしい絶品のスイーツ「マンゴーチーズケーキ」です。

ふわふわの大きなチーズケーキには、南国ならではの旬のマンゴーがご覧のようにどっさり!マンゴーのおいしさを引き出した上質な生クリームも絶妙です。これは、たまらなく、うまいっ!これを食べないで日本に帰るなんて、信じられない!本当は教えたくない絶品のフルーツケーキです。

チェンマイの鉄道駅前にあるカフェ「アッパークラフト」で作られていますが、中心街の旧市街にある一軒家カフェ「アムリタガーデン」でもいただくことができます。

アムリタガーデンのすぐ近くには、漫画家・桜沢エリカさんの原作で、小林聡美さん主演の映画「プール」のロケ地にもなった女性に人気の寺院「ワット・ムーン・グン・コーン」があります。可愛い寺院を見学された後にぜひ訪れてみて下さい。

セラドン焼きのカフェのぜいたくな一品!「マンゴーパフェ」

セラドン焼きのカフェのぜいたくな一品!「マンゴーパフェ」

写真:沢木 慎太郎

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続いてもマンゴーシリーズで、こちらは絶品のマンゴーパフェ!宇治抹茶パフェが京都のスイーツで絶対に外せないように、“タイの京都”であるチェンマイで何が何でも外せないのがマンゴーパフェ。

タイ国内だけでも限りなくあるマンゴーパフェの中でイチオシは、タイ北部の美しい伝統工芸品・セラドン焼きの器で食事やスイーツが楽しめる「サイアム・セラドン・ティーハウス」のパフェ。約100年前に建てられたコロニアルスタイルの一軒家は、古き良きテイストが香り、クラシカルな雰囲気でのんびりくつろぐことができます。

この素敵なお店でいただけるのが、こちらの看板メニューの一つになっている「マンゴーパフェ(フレッシュ・マンゴー・ココナッツ・クリーム)」。

バニラアイスの下はシャーベットなので、いつまでも冷たいまま。濃厚なミルクと、新鮮でジューシーなマンゴーとの相性も抜群で、ものすご〜く癒される味です。チェンマイで最もくつろげるセラドン焼きのカフェで、ぜいたくなひとときを過ごしてみませんか?

旬のマンゴーと濃厚ミルクの絶妙なハーモニー「マンゴーかき氷」

旬のマンゴーと濃厚ミルクの絶妙なハーモニー「マンゴーかき氷」

写真:沢木 慎太郎

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次も、やはりマンゴーシリーズ。まるでタイの仏塔のようにそびえ立つ巨大なミルクかき氷に、角切りのマンゴーがごろごろ。濃厚なマンゴーソースもたっぷりかかった、マンゴーかき氷!ミルクもマンゴーも、甘くてたまらない。舌触りのいいミルクプリンの、とろっとした味わいも絶品です。これも、うまいっ!

こちらは、かき氷の専門店「アイス ハブ(Ice Hub)」。旧市街から少し離れた北に位置するショッピングモール「JJマーケット」に入っています。緑が濃く生い茂る中庭の美しい緑を見ながら、静かな雰囲気を楽しむことができる隠れ家のお洒落カフェ。チェンマイは12月〜1月を除き、暑い日が続くので、寺院めぐりの合間に、ほっと涼むのに最適です。

京都人もびっくり!濃厚な抹茶味「グリーンティ・チェリー・パイ」

京都人もびっくり!濃厚な抹茶味「グリーンティ・チェリー・パイ」

写真:沢木 慎太郎

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さて、お次はこちら!なんと、抹茶のケーキ!さきほどご紹介したセラドン焼きの器でスイーツが楽しめる「サイアム・セラドン・ティーハウス」の新メニュー。“タイの京都”でいただく極上の抹茶ケーキです。こちらのお店では、「グリーンティ・チェリー・パイ」という名前で出されていますが、パイというよりもムースケーキの味わいと食感。

これが手づくり感たっぷりの絶品ケーキで、何が凄いかと言うと、濃厚すぎる抹茶味がたまらない。京都人もびっくりするほどの濃厚な抹茶です。

タイという国は、日本ではまったくあり得ない、考えられない「辛さ」「甘さ」が堪能できますが、これは目が覚めるほどの驚きの抹茶味!

パイ生地はサクサクで、抹茶のムースがほどよい甘さ。ケーキの上に降りかかっている抹茶がたまらなく濃厚なのです。この苦みが、隣にあるクリームとイチゴジャムで中和され、なんとも癒されます。チェリーのほのかな甘みがあり、後味が爽やか。

セラドン焼きの淡い色が、グリーンの抹茶とよく合います。中庭の緑も、とても爽やか。店内を流れる、しっとりとしたBGMも素敵です。ヒスイのような美しいセラドン焼きのカフェで、ぜいたくでおいしい極上の抹茶ケーキはいかが?

世界が注目!新感覚のタイ・スイーツ「Ice cream in Thailand」

世界が注目!新感覚のタイ・スイーツ「Ice cream in Thailand」

写真:沢木 慎太郎

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そして、最後の名物スイーツはこちら!コロン状にまるめたクレープ生地の上に、濃厚な味のアイスを乗せ、南国ならではの旬のフルーツで彩った絶品のタイ・スイーツ「Ice cream in Thailand」。アイスはバニラやヨーグルト、ストロベリー、マンゴー味などがあり、とても濃厚!

ラムレーズンやラズベリー、ライチ、フルーツカクテル、マンゴー、パッションフルーツなど、トッピングが50種類以上。さまざまなアイスの味やフルーツと併せると、ぜんぶで70種類以上の組み合わせが可能。ゆっくり溶けていくアイスと、カップの中にまるめた温かいクレープが混じりあい、ふわふわの優しい独特な食感と極上の甘さを楽しむことができます。

実は、このアイスクリームは動画サイトの「You Tube」で、“Ice cream in Thailand”として紹介され、再生400万回以上という全世界でも注目されている新感覚のスイーツ。チェンマイ中心部にあるナイトバザール「アヌサーン・マーケット」で出会えるので、お土産探しの合間に楽しまれてはいかがでしょうか?

チェンマイで素敵なカフェ巡り

13世紀後半に、ランナータイ王朝の都が置かれたチェンマイ。美しい山々に囲まれたこの街には、当時の栄華を今に伝える寺院や遺構が約300以上も残っているため、日本の京都と比較されることが多いのです。

チェンマイ観光のハイライトといえば寺院巡りですが、センスのいいお洒落なカフェが多いので、「お寺」と「カフェ」を組み合わせた観光がおススメ。午前中の涼しい時間帯はお寺を巡り、午後からゆっくりとティータイムを楽しむといったプランはいかがでしょうか?

チェンマイの中心部、旧市街には質素ながらも品のあるアイリッシュ風のパブなどもあり、カップルや仲間同士、あるいは一人で、何もしない自由な時間を満喫することができるのが魅力的です。“タイの京都”で絶品のスイーツを召し上がって、大河のように悠久に流れるタイの歴史を感じてみてはいかがでしょうか?

なお、チェンマイの観光スポットや楽しみ方については別途、記事にまとめていますので、ご興味のある方はリンクからのぞいてみて下さい。

掲載内容は執筆時点のものです。 2016/02/04 訪問

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