日本三大夜景のひとつ、長崎の夜景を楽しむ

日本三大夜景のひとつ、長崎の夜景を楽しむ

更新日:2014/02/05 17:24

長崎といえばエキゾチックな街の風景や、長崎ちゃんぽんや一口餃子などのグルメなど名物がいろいろとありますが、もうひとつの名物と言えば夜景。函館、神戸と並んで日本三大夜景にも選ばれているのです。

長崎は坂の多い町で逆に平らな場所のほうが少ないくらいです。その起伏に富んだ地形から生まれる立体的な風景が夜景の美しさにも一役買っているのかもしれません。

斬新なデザインのロープウェイで一気に稲佐山の頂上へ

斬新なデザインのロープウェイで一気に稲佐山の頂上へ
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ロープウェイ乗り場へは、長崎駅や市内の主要ホテルから出ている無料バスを利用するのが安くて便利です。私は宿泊していたANAクラウンプラザ長崎グラバーヒルから乗車しました。ホテルから利用する場合、事前にホテルのフロントで乗車整理券を確保しておきましょう。

ロープウェイ乗り場に到着すると斬新なデザインのゴンドラが。フェラーリのデザインを担当したことのある日本人工業デザイナーの奥山清行氏が、このゴンドラのデザインもしたとのこと。最近だと秋田新幹線こまちのデザインも担当されたそうです。

さて乗車すると5分ほどであっというまに山頂に到着です。

円筒形の建物の屋上に上り展望台へ

円筒形の建物の屋上に上り展望台へ
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ロープウェイの山頂駅(稲佐岳駅)を降りて5分ほど歩くと円筒形の建物が見えてきます。中に入ると円形の吹き抜けになっており階段で渦巻状に上っていくこともできますが、ここは一気にエレベーターで。屋上は一面に長崎の街を見下ろせる展望台になっています。

稲佐山の標高は333メートル。高すぎず低すぎずのちょうど良い高さからと言えるかもしれません。展望台の建物はガラス張りになっていますので寒い時期には中から夜景を楽しむこともできます。

展望台からの1000万ドルの夜景

展望台からの1000万ドルの夜景
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展望台からの変化に富んだ夜景はさすがに日本三大夜景と言われるだけの美しさです。山の中腹まで立ちあがるような光の波は、すり鉢状の地形をもつ長崎ならではのものかもしれません。

展望台から見て南東方向の市街地の夜景が一番華やかですが、他の方向もそれぞれに趣があります。この時は日が暮れてからの訪問でしたが、夕暮れから夜に変わる時間帯の風景が最もオススメということです。

夜景を楽しんだ後は美味しいものを食べに夜の街へ

夜景を楽しんだ後は美味しいものを食べに夜の街へ
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夜景を見て麓に帰ってくると既にお腹も減っている頃。長崎には多くの飲食店が立ち並ぶエリアがいくつかあり、旅情にあふれた雰囲気の中で庶民的な料理が楽しめます。写真は思案橋という地区です。名物のちゃんぽんを楽しむもよし、また居酒屋で地元客と一緒に飲むのもいいかもしれません。

翌日はグラバー園や教会などをめぐるのも良いでしょう。1泊では回りきれないほど多くの魅力にあふれた町、長崎をぜひ訪れてみてください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2013/03/02−2013/03/03 訪問

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