木組みの建物に心わくわく!フランスの小さな田舎町トレギエ

木組みの建物に心わくわく!フランスの小さな田舎町トレギエ

更新日:2016/04/06 10:19

Miyuki Sakaiのプロフィール写真 Miyuki Sakai フリーランス(美容家、現地ガイド、ベルギービール愛好家)
フランスの北西、ブリュターニュ地方に位置する小さな田舎町「トレギエ」は二つの川に挟まれ、古くは交易の要として栄えた町。57軒もあると言われる木組みの可愛らしい住宅や、周辺の狭く細い路地はおとぎの世界のようで思わず心わくわく!あまり観光地化されていない素の表情も魅力の一つ。
ガイド本にはほとんど紹介されていませんが、ヨーロッパの人々にも評価の高いこの町を、現地の情報片手にぐるっと一回りしてみませんか?

ちょっと行きにくい田舎町

ちょっと行きにくい田舎町

写真:Miyuki Sakai

二つの川「Le Guindy」と「Le Jaudy」がちょうど合流する地点にこの小さな田舎町「トレギエ(Tréguier)」はあります。
海まで約9kmという便利な場所に位置しており、古くは18世紀頃に交易の要として栄えました。今では、観光船が行き来しており、ヨットやカヤックなどレジャーを楽しむ港として利用されています。石畳や小さな小路も多く、どんどん探検したくなる古く面白い町並です。

個性的な家々

個性的な家々

写真:Miyuki Sakai

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人口わずか3000人程の小さな町に、この様な木組みの家が約57軒あると言われています。
どれも状態も良く、シンプルな木の風合いを残すものから少しカラフルな色付けの面白いものまで、可愛らしくどれも個性豊か!
そのほとんどは15世紀から17世紀にかけて建設されています。
石畳や小路との調和も見事で美しく素敵な街並みが続きます。。

町のシンボル大聖堂

町のシンボル大聖堂

写真:Miyuki Sakai

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この小さな町の中心で一際目立つのが、大聖堂「聖テュグデュアル大聖堂(La Cathédrale Saint-Tugdual )」。
1339年から1435年にかけて造られたゴシックスタイルの美しい大聖堂です。聖堂の中も素敵で、ステンドグラスや天井の絵はあまり華美過ぎず、とても上品な印象です。

隣接する回廊

隣接する回廊

写真:Miyuki Sakai

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この大聖堂の横に隣接する回廊もなかなか素敵です。
中庭に植えられた美しい花と歴史的な建物の調和が素晴らしく、建物の間からは当時の修道士達の生活ぶりが垣間見れ、静寂な雰囲気が漂います。

ちょっと足をのばして

特別な世界遺産などがあるわけではありませんが、当時の建物が状態良く残されているこの「トレギエ(Tréguier)」の町はあまり観光地化されておらず一見の価値があります。
特に木組みの家はカラフルでどれも個性的!しかも個性的ではありながら、全体の町の調和は失いません。
この他、ブリュターニュ地方には可愛らしい町や古城、新鮮な魚介類やガレットなど魅力的な場所や食べ物が沢山ありますので、是非一度この地方を訪れてみてはいかがでしょうか?

掲載内容は執筆時点のものです。 2015/04/05 訪問

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