写真:藤田 聡
地図を見る奥鬼怒温泉郷「加仁湯」へ続く奥鬼怒林道は、一般車通行止めで夫婦淵温泉駐車場から無料送迎バスを利用。加仁湯の滞在は事実上、送迎バス乗車時から始まっています。チェックイン時間が12時30分開始なので、11時50分発で行き、翌日も同じバスで戻れば、一泊で24時間の滞在が可能。ただし、翌朝は10時に部屋を出て、囲炉裏付き休憩所を利用します。
奥鬼怒林道は未舗装なので、夏は送迎バスが猛烈に揺れますが、冬は雪がクッションになり非常に快適。冬の加仁湯をおすすめする理由の一つです。駐車した車への積雪量も心配になりますが、やはり関東ですから、翌朝の車の除雪は恐れる程ではありません。
写真:藤田 聡
地図を見る加仁湯は山奥にありますが、鉄筋コンクリート造りの近代的な宿。写真の本館の奥に、新館に相当する全室リバービューの積善館があります。積善館の地下に内湯があり、エレベーターで直行出来るので大変に便利。露天風呂も大半が積善館隣接しており、温泉好きに断然おすすめです!
写真:藤田 聡
地図を見る加仁湯には第一から第三まで、大露天風呂が3つあります。第一は女性専用で他は全て混浴。最悪バスタオル巻きも可能ですが、白濁の硫黄泉なので湯に浸かれば大丈夫。お湯から首だけ出ていると変なので、写真では肩を意図的に出して入浴して貰っています。
加仁湯には他にも、5種類の源泉を「効き湯」出来るロマンの湯や、宿泊者専用の貸切露天風呂、積善館地下の内湯があり、館内で湯めぐり三昧が可能。口コミやブログでも、お風呂の評価が極めて高いのが特徴です。
写真:藤田 聡
地図を見る加仁湯の第二露天風呂には、隣接して温泉プールもありますが、夏だけの営業で冬は雪に埋もれています。付近には小さな露天風呂も複数ありますが、積雪の状況次第では埋もれている場合もあります。
加仁湯の雪見露天風呂では、対岸の絶壁を望むダイナミックな景観を楽しめます。奥飛騨や東北のように、本格的な雪見露天風呂を関東で味わえるのが最大の魅力。しかし、関東ですから、3月には雪が減って残雪の風情になるので、真冬の2月中がおすすめです!
写真:藤田 聡
地図を見る加仁湯の積善館では、食事の品数が増加します。写真は夕食の一部ですが、山奥の秘湯とは思えない、御膳から溢れる程の品数に大満足。積善館は本館より2,000円程割増の宿泊料金ですが、眺望も内装も利便性にも優れた客室に加えて、料理の品数まで増えるのですから、むしろお買い得です!
奥鬼怒温泉郷「加仁湯」へのアクセスに不安がある場合は、下今市駅や長久温泉までの長距離送迎付き宿泊プランもあります。日帰り入浴も可能ですが、送迎バスには乗車出来ません。夏でも90分かかる山道なので、冬の日帰り入浴は避けた方が無難。加仁湯から徒歩10分程の所に「八丁の湯」と日光沢温泉もあり、日帰り入浴も可能です。
加仁湯で雪見露天風呂が楽しめる時期には、湯西川温泉「かまくら祭」も行われます。ライトアップまでの時間調整を兼ねて、途中にある平家平温泉「こまゆみの里」で、雪見露天風呂に入浴するのもおすすめ。湯西川温泉「かまくら祭」については、別記事「雪と灯りの絶景!冬の日光・湯西川温泉「かまくら祭」の夜景が美しすぎる」で紹介しましたので、是非ご覧ください。(記事最後の「関連MEMO」の中にリンクあり)
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(2024/4/25更新)
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