周りを川に囲まれたキンデルダイク。この周辺の土地は水面よりも低いので、川の水面上昇や地盤沈下を防ぐために1740年代から風車による排水システムが使用されています。
広大な土地には運河に沿って19基の風車が設置されており、見晴らしも抜群!オランダらしさいっぱいの自然を散策するのも楽しみの1つです。
キンデルダイクでは、時間がたっぷりあるなら風車を見ながらのウォーキングがおすすめ。敷地が広いのでレンタルサイクルで周ってみるのも良いですね。
風車が有名なオランダでも、これだけの数が1つの場所に残っているのはキンデルダイクだけ!川岸では釣りを楽しむ地元の人々の姿があり、ゆったりとした空気が流れています。運河を巡るボートも運行されていて、水上からもキンデルダイクの景色を満喫できます。
19基あるキンデルダイクの風車。そのうちの1基の内部は博物館となっています。博物館として公開されているのは、入場口の1番近くにある風車。風車前の博物館専用のチケットオフィスで入場券を買ってからの見学となります。
狭い風車小屋の内部に置かれているものは、すべてがミニサイズ!キッチン、ダイニング、寝室と一通りのものはあるものの、天井が低く狭い階段を上り下りする必要があり、お世辞にも快適とは言い難い生活です。
当時の人々の暮らしぶりが分かるように、内部には使用されていた物がそのまま展示されています。小屋の中心は吹き抜けになっており、風車を動かすための仕掛けが昔のまま保存されています。
エントランス前のチケットオフィスには、小さいながらもお土産屋さんとカフェが併設されています。風車見学の後にこちらに立ち寄って、風車をモチーフにしたお土産を選んだり、休憩がてらカフェを利用する人々の姿も。
有料ですがトイレも設置されているので、お手洗いはここで済ませておくのがベターです。
キンデルダイクは強い風が吹く日も多く、風車もグルグルと勢いよく回るほど!体感温度も下がるので、体温調節と強風対策ができる服装で訪れることをおススメします。
ぜひとも足を運んでほしいキンデルダイクの風車。オランダの大都市ロッテルダムからも近いので、日帰りも可能です。ずらりと整列する運河沿いの風車は圧巻の景色ですよ!
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(2024/4/24更新)
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