耳病・頭痛にお悩みの方必見?!埼玉県の武蔵第六天神社で病気平癒祈願

耳病・頭痛にお悩みの方必見?!埼玉県の武蔵第六天神社で病気平癒祈願

更新日:2016/02/02 14:31

耳病や頭痛で困っている方はいないでしょうか。病院で治療してもらうに越したことはありませんが、なかなか治らず悩んでいる方もいるかと思います。そういう方は「病は気から」という言葉もありますし、心の支えに埼玉県さいたま市にある武蔵第六天神社にお参りしてはいかかでしょう?当神社にはなんと耳病・頭痛に効くという特殊信仰があるんです!
そこで今回は耳病・頭痛にお悩みの方にオススメの武蔵第六天神社を紹介します。

至るところから歴史を感じられる神社

至るところから歴史を感じられる神社
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武蔵第六天神社(写真)は東武野田線岩槻駅から朝日バスに10分程度乗り、元荒川に沿って歩くこと約15分で到着します。当神社は「埼玉の自然百選」に選ばれ、「ふるさと岩槻十五景」にもなっています。

当神社は天明2年(1782)に創建されたと伝えられており、現在も埼玉県内だけでなく関東各地で講中が結成され、毎年3〜5月にかけて御眷属の天狗の神額をいただこうと多くの人々が参詣しています。
また火難・盗賊・疫病除去、家内安全、五穀豊穣、商売繁盛に御利益があり、面足尊(おもたるのみこと)・吾屋惶根尊(あやかしこねのみこと)の2柱を主神とし、経津主命(ふつぬしのみこと)・別雷命(わけいかづちのみこと)・市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)・熊野久須美命(くまのくすみのみこと)・家津御子命(けつみこのみこと)・速玉男命(はやたまおのみこと)の6柱の神々も合祀神として祀られています。

当神社は戦国時代には岩槻城主太田氏の将兵から信仰されただけでなく、岩槻城下の武士・町民・商人・農村の人々までもが草深い祠に奉拝して霊宝を賜ったと伝えられています。さらに岩槻城下が栄えていた頃には江戸城の忌門寺の慈恩寺や日光廟に往来した人々が、日光街道を曲げてまで当神社に参詣した記録もあります。
当神社が特に繁栄したのは江戸時代の文化・文政年間頃だそうで、鳥居の前にある手水舎の水盤には、文政5年(1822)に江戸講中から寄進された旨が記されています。さらに神輿殿には天保9年(1838)に制作された大神輿が保管されており、社殿前の階段も平成9年(1997)に改築するまでは文化年間に着工されたものでした。特に水盤は手水舎の裏側に回ると寄進について彫られた文字をしっかりと読むことができ、この神社が古くから厚く信仰されたことを実感するでしょう。

御眷属の天狗様が諸願成就の仲立ち

御眷属の天狗様が諸願成就の仲立ち
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当神社の御眷属は天狗様であり、人々の諸々の心願・信仰の仲立ちをするのが役目だそうです。
古来から手書きの向かい天狗絵馬(写真)には火難・盗難・疫病除けや家内安全・商売繁昌・五穀豊穣等に絶大な御神徳があるとのことで、多くの人々がこの絵馬をいただきに参詣しています。
さらに社殿の中にある御神木にも大天狗・烏天狗が宿っており、災厄除去・無病息災を願う参拝者がこの御神木に触れようと訪れるそうです。

ちなみに御朱印も300円でいただけるのですが、その御朱印にも天狗が用いられています(2015年12月15日にいただいたもの)。御朱印を集めている方はぜひ御朱印帳を準備して参詣してください。また、御朱印帳をお持ちでない方も、1000円で桜や藤等の綺麗な御朱印帳を購入出来ますので、この機会に御朱印集めを始めてみてはいかがでしょうか。

耳病・頭痛に神錐(きり)が効く?!

耳病・頭痛に神錐(きり)が効く?!

本題の耳病・頭痛等に効果があるとされる特殊信仰とは、この神錐(かみきり)[写真]のことです。毎日朝と夕方に第六天神の御名を唱えて念じつつ、この神錐で耳または悪いところを3回突く真似をすると耳病や頭痛が癒えるというのです。
本当にこれで治るのかと疑問に思う方もいるでしょう。しかし実際に治った方も数多くいるようです。治った場合には錐を2本にして神社に納めることになっているのですが、当神社には数千本と言われるほどの錐が納められているんです!

神錐の切っ先は紙に包まれているため、普通に使用する限り怪我の心配はないかと思います。また難しいことは何もなく、第六天神の御名を唱えながら突く真似を3回するという簡単な方法で平癒祈願が出来ます。
耳病や頭痛にお悩みの方には心強い支えになるのではないでしょうか。

参拝だけでなく綺麗な花や美味しい川魚料理も楽しめます

以上、耳病・頭痛に効く特殊信仰のある武蔵第六天神社の紹介でした。

当神社は東武野田線岩槻駅から「水上公園」行きの朝日バスに乗り、「巻の上」で下車してから元荒川沿いを歩くことで参拝することが出来ますが、駐車場もあるため自家用車での参詣も可能です。

境内には紅梅・桜・躑躅・藤・牡丹・紫陽花・金木犀等の花もあり、季節ごとに参拝者を楽しませてくれます。特に樹齢数百年の美しい藤は必見です。神社のすぐ裏には元荒川が流れており、ゆっくりと流れる時間を感じながら川を眺めてのんびり過ごすのも良いでしょう。さらに門前には鯰・鰻・鯉といった川魚を扱う料理店があり、花や景色を楽しむだけではなくお腹も満たしてくれます。

なかなか治らない頭痛・耳病にお悩みの方には、古来から効能があるとされる神錐が心の拠り所になるかもしれません。寺社巡りや花・魚料理が好きな方は勿論、耳病や頭痛でお困りの方にオススメの神社です。

この記事の関連MEMO

掲載内容は執筆時点のものです。 2015/12/15 訪問

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