写真：浦賀 太一郎
地図を見る「昭和ながら」とでも言いましょうか。草津温泉ホテルリゾートは、「ちょっと前のホテル」といった雰囲気を醸し出す宿。
癒しムードの漂う近道遊歩道を抜け、15分程そぞろ歩けば温泉街の中心地・湯畑へ。歩くのが辛ければ、無料シャトルバスが定期的に送迎してくれるので、とても気軽で便利に湯畑まで行くことができます。
ホテル内部はゆったりロビーで、ウォシュレットトイレはしっかり完備。さきほど、「ちょっと前のホテル」と言ってしまいましたが、こういう痒い所にはしっかり手が届いて、「近代化」されています。
館内居酒屋「来来」や、カラオケスナック「サロンド CoCo」、温泉地で定番の卓球場やゲームコーナーもあり、「古き良き」と言うほど古くはありませんが、これぞ温泉地のホテル！ド定番の温泉ホテルを楽しむことができます。
写真：浦賀 太一郎
地図を見る草津温泉ホテルリゾートの温泉は、草津温泉の数ある源泉の中でも新しく、草津随一の湧出量を誇る「万代鉱源泉」。
酸性度が非常に強く、殺菌力に富み、大腸菌は1分と生きていられないと言われています。
また、皮膚表面の古い角質を剥ぎ取り（ピーリング）、皮膚の新陳代謝を促しお肌を美しく甦らせる美人の湯でもあります。
男女入れ替え制の温泉は、趣の異なる広々とした内湯と、庭園のような開放感あふれる露天風呂があり、内湯には草津温泉ならではの「湯もみ板」が置かれており、草津温泉の風情を楽しむことができます。
浸かった瞬間に、草津温泉の「強さ」が全身を駆け巡ることでしょう。地底から湧き上がる地球のエネルギーそのものを体に吸収する。そんな実感と共に、心身の疲れやストレスが癒される…というより削り取られていくような、そんな爽快感が沸いてきます。
写真：浦賀 太一郎
地図を見る夕食は、季節の味わいを楽しめる会席料理か、地産地消の食材を好みで選べるバイキングを選べます。
健康的な朝食バイキングでは、「浅間高原 北軽井沢産のヨーグルト」がとっても美味！ブルーベリーやストロベリーのソースをかけるもよし、プレーンでそのまま頂くもよし。
爽やかな草津の朝にぴったりの朝食を堪能できますよ。
食後はセルフでコーヒーを。草津観光に思いを馳せながら、まったり優雅なひとときを過ごしましょう！
写真：浦賀 太一郎
地図を見る草津温泉の中心地でもある湯畑前には、草津温泉ホテルリゾートの姉妹館である、「大東館」があり、ホテルに宿泊した人なら誰でも無料で入浴することができます。
大東館の温泉は「湯畑源泉」の100％かけ流し。Ph2.1、五寸釘を10日で溶かしてしまう強烈な殺菌力があり、かの源頼朝が愛し、徳川八代将軍吉宗は気に入ったあまり江戸城まで運ばせ、楽しんだと言います。
無料シャトルバスは、昼間は湯畑まで徒歩5分程度のバスターミナルへ、夜なら大東館（湯畑前）まで送迎してくれます。冬場なら草津国際スキー場へも無料送迎と嬉しい限り。詳しい時刻表はホームページを参照ください。
草津温泉ホテルリゾートは、昭和44（1969）年に「草津 東急ホテル」として開業。リゾートホテルとしては、「隠居」といった風情であり、草津温泉にあるホテル系の宿としてはリーズナブルに泊まることができます。
ウォシュレットトイレや個別空調の完備など、現代においては「必須」といえる設備は滞りなく揃えられ、接客や食事などのサービスも円熟の領域であり、「大きな感動」というよりも、「小さな寛ぎ」が積み重なることにより、草津温泉の思い出の、癒しの一翼を担ってくれる、そんなお宿です。
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(2024/4/24更新)
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