瀬波温泉は、明治37年石油掘削中に熱湯が噴出し開湯。
源泉95℃の熱い温泉は、海のそばにあるだけに塩味のするナトリウム塩化物泉。
瀬波温泉には十数軒ほどの旅館がありますが、中でも今回ご紹介する「瀬波はまなす荘」は、全室から日本海を一望でき、展望大浴場・露天風呂も絶景で開放感があり、素晴らしい眺めを満喫しながらお湯に浸かることができます。
まずは、展望大浴場。全面ガラス張りで、日本海に沈みゆく陽の光を浴びることができます。
大浴場脇から外に出ると露天風呂。
筧からコンコンとお湯が注ぐその先がオープンエアーで日本海一望です。
波の音を聴きながらこの景色を眺めリラックスできる心地良さ。至福の時です。
駐車場から、砂浜がひろがる海水浴場手前には、屋根付きの足湯が完備。
こちらからも、日本海一望できます。
もちろん、足湯の先高台からは、遮るものなく海岸線を１８０度望めます。
「瀬波はまなす荘」から少し南の海水浴場入口からすぐには、瀬波温泉海浜広場があります。こちらからの夕陽の眺めも素晴らしい。
波消しブロックの並びに海鳥が止まり、時おり羽ばたいていく。波の音が繰り返し響いてくる。そんなゆったりした光景を沈みゆく夕陽の光が照らす。
ホテルの売店やお土産店などでも村上特産の鮭製品は販売していますが、ぜひ足を伸ばしていただきたいのが、ホテルから車で１０分ほど、村上市内の鮭加工会社 永徳の直売店「鮭乃蔵」。鮭製品が店内に所狭しと並べられ、数多く購入できます。
入口には鮭が吊るし干しされ、店舗２階も干場で駐車場から様子がうかがえます。
吊るし干しされ熟成した塩引き鮭はもちろんのこと、お酒のつまみに最適な村上名産の鮭の酒びたし、加工品の鮭の焼漬、鮭巻昆布、鮭とばなど。ぜひ伝統の味をお土産に！
また、瀬波温泉の近くの観光スポットとしては、波の浸蝕による奇岩や洞窟が作る美しい海岸線が見られる国指定名勝天然記念物「笹川流れ」があります。他にも、岩船港から船で渡る周囲約２３キロの「粟島」、城下町村上の史跡巡りなど見どころがたくさんあります。
「瀬波はまなす荘」は新潟県の共済事業施設のため割安で、鮭料理とともに村上特産の村上牛（ブランド黒毛和牛）料理を楽しめるプランも用意されています。ぜひ、美味しいお料理と日本海に沈む夕陽の美しさを満喫してはいかがでしょうか。
アクセスは、車だと東京方面からは関越自動車道、北陸方面からは北陸自動車道、福島方面からは磐越自動車道で、新潟経由、日本海東北自動車道 神林岩船港又は村上瀬波温泉インターチェンジから約１０分。
電車では、新潟駅からＪＲ羽越本線で約１時間の村上駅下車、タクシーで約1０分。
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(2024/4/23更新)
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