写真:大川原 明
地図を見るカオサンはタイ語で白米という意味。カオサンという地名は、昔この辺りに米問屋があった事に由来します。1980年代以降、多くの外国人バックパッカーが訪れるようになりました。通りの長さは300メートル程なのですが、1泊100〜200バーツ(日本円で330円〜700程)の安宿、いわゆるゲストハウスから、1泊2000バーツ(日本円で7000円程)程の中級ホテルまで、100軒程の宿が軒を連ねます。
東南アジアを周遊するバックパッカーの拠点都市として選ばれるのは、ここバンコクが最も多く、その中でもカオサン通りを拠点にして周辺諸国に陸路や空路で訪問する旅行者は今でも非常に多いです。
カオサン通りには、飲食店、旅行代理店、生活雑貨店、コンビニ等があり、ここで生活必需品を購入でき、長期滞在する方々にとって不自由を感じないと思います。
写真:大川原 明
地図を見るカオサン通りには数多くの飲食店があります。タイ料理はもちろんの事、欧米料理、日本食屋もあります。価格は、外国人旅行者向け料金となっており、バンコク郊外で現地タイ人が利用する店の1.5〜2倍程の料金設定になっているのですが、それでも日本人からしたら安く感じると思います。屋台も多く出ておりますので、小腹が空いた時に重宝すると思います。
飲食店はテラス席があるところが多く、外の人の流れを観察しながら一時を過ごす事が出来ます。タイ料理をタイのビールであるシンハービールやチャンビールと共に堪能すると良いでしょう。
また、カオサン通りには多くのクラブやバーがあります。お酒やクラブ音楽好きにはたまらないと思います。曲もトランス系〜ヒップホップ、R&B系と幅広く、深夜遅くまで音が鳴り響いています。日本人旅行者、白人旅行者以外にも、最近ではタイ人の若者も多く見かけるようになりました。
写真:大川原 明
地図を見るタイといえばタイマッサージが有名なだけに、国内にはいたるところにタイマッサージ屋があります。タイマッサージだけでなく、足を中心にマッサージするフットマッサージ、オイルを使ったオイルマッサージ等のメニューも。値段は、日本で受ける金額の5分の1〜10分の1程の価格ですので、気軽にマッサージを受ける事が出来ます。マッサージは血行の流れをよくし肩凝り改善等の効果がみられ健康的です。歩き疲れた人などにもお薦めします。疲れがとれる事、間違いなしです。
写真:大川原 明
地図を見るカオサン通り沿いには数多くの出店がありますが、飲食店だけではありません。衣類も売られております。それなので日本から服をたくさん持ってこなくても、現地調達出来ます。日本へのお土産となる品物も数多く売られておりますので、お土産が欲しい方にもよいでしょう。
写真:大川原 明
地図を見る前述したとおり、カオサン通りには数多くの安宿があります。他の旅行者と一緒の部屋になる共同部屋の宿であれば1泊100バーツ(330円程)〜、シングルの1人部屋であれば200バーツ(日本円で約700円)〜あります。お金を節約したい方にはよいと思います。
しかし、安いものには裏があるというのが世の常ですが、いくつか不利点もあります。まず、クラブやバーが集結する通りなので、夜でも音楽が大音量でかかりうるさくて、音が気になる人にはお勧めできません。また、盗難もよくおこっておりますので貴重品管理は厳重にする必要があります。
いかがでしたか?バックパッカーの聖地として名高いカオサン通りですが、昔に比べたらタイも経済発展してきておりますので、昔のカオサン通りを知る人は進化したと感じられる人々もいる事と思います。
沢木耕太郎の『深夜特急』でも舞台となっているカオサン通り。是非ともバンコクで、小説の舞台にもなったカオサン通りを訪れていただきたいです。
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(2024/4/26更新)
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