雲海テラスが冬だけ「霧氷テラス」に!北海道トマムの霧氷でできた美しい冬景色

雲海テラスが冬だけ「霧氷テラス」に!北海道トマムの霧氷でできた美しい冬景色

更新日:2016/01/30 17:53

安藤 美紀のプロフィール写真 安藤 美紀 おこもり温泉宿探求家、おいしいもの探検家
北海道にある雲海テラスといえば、年間10万人ほどの入場者が訪れるという憧れの絶景スポット。しかし、雲海が出にくい冬って楽しめないのでは?…というと、そうでもありません。
雲海テラスは、2015年12月1日から2016年3月末の間、「霧氷(むひょう)テラス」になって登場します!ゴンドラでひょいと気軽に行ける、美しい霧氷の世界をご案内しましょう。

霧氷(むひょう)テラスへ行くには雲海ゴンドラで

霧氷(むひょう)テラスへ行くには雲海ゴンドラで

写真:安藤 美紀

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2015年12月から冬の4ヶ月間だけ登場する「霧氷テラス」。テラスの場所は、雲海テラスと同じトマムスキー場の一番上、標高1,088mのところにあります。

「霧氷テラス」があるのは、雲海ゴンドラと呼ばれる4人乗りゴンドラで登りきった山頂。ゴンドラの利用料金は大人1人1,900円かかりますが、予約をする必要はありません。

営業時間は朝9時から夕方15時30分まで。お天気次第でゴンドラは運行停止になることがありますので、事前に確認すると安心でしょう。

標高1,088mだからこそ見られる冬の絶景スポット

標高1,088mだからこそ見られる冬の絶景スポット

写真:安藤 美紀

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「霧氷テラス」があるのは、雲海を眺めるために作られた雲海テラスと同じ場所。冬の期間だけ、氷でできた休憩用の椅子とテーブルが置かれ、絶景と霧氷を同時に楽しめる場所として使われているのです。

「霧氷テラス」は極寒の地トマムにあるため、防寒対策はしっかりするようにしましょう。出かけるときの服装は、滑らなくてもスキーウェアやスノーブーツが最適。想像以上に冷え込みますので、しっかり暖かい格好でお出かけくださいね。

青と白のコントラストが美しい霧氷

青と白のコントラストが美しい霧氷

写真:安藤 美紀

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ここまで霧氷が見られるテラス…とご案内してきましたが、霧氷とはなにかご存知でしょうか?

霧氷とは、氷点下2℃から10℃の間で出来る霧が樹木に付着する氷のこと。氷点下になるトマムだからこそ自然と生まれる景色なのです。

晴れていれば、空の青と霧氷の白のコントラストが非常に綺麗!
ある一定条件が揃わないと見られない雲海に対し、霧氷は比較的見やすいのも嬉しいポイントです。

スリリングで楽しい!雲の形のデッキ“クラウドウォーク”

スリリングで楽しい!雲の形のデッキ“クラウドウォーク”

写真:安藤 美紀

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「霧氷テラス」を楽しんだら、歩いて200mくらい先にある“クラウドウォーク”というデッキまで足を運んでみましょう。

“クラウドウォーク”は、2015年に作られた雲の形のデッキ。雲海が出ていれば雲の上を歩いているような不思議な感覚をお楽しみいただけます。冬になると“クラウドウォーク”に雪がつき、白色に染まります。夏より冬の方がより神秘的!まさに、ここだけの絶景が広がります。

そして、もう一つ。“クラウドウォーク”は吊り橋上の構造になっていますので、風が強かったり人が走ったりすると、かなり揺れます。スリリングなドキドキ感も一緒にお楽しみいただけますよ。

霧氷をイメージして作られた冬季限定 霧氷コーヒー

霧氷をイメージして作られた冬季限定 霧氷コーヒー

写真:安藤 美紀

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「霧氷テラス」には、大自然に囲まれた“てんぼうかふぇ”というカフェが併設しています。

ここのオススメは霧氷コーヒー。
白くてふわふわっとしたものは、霧氷を模したという細かな飴細工です。その下に隠れているコーヒーは、ちゃんと一杯ずつドリップして淹れるという本格派!

飴細工というと、かなり甘いのでは?というイメージがありますが、飴細工を入れてもコーヒーの味が変わらないよう、甘さ控えめになっています。

神秘的な霧氷の美しさに魅了される「霧氷テラス」へ

冬になると雲海が出ることはほとんどありませんが、その分神秘的な霧氷を楽しむことができます。この霧氷が見られるのも、氷点下の環境が作れるトマムだからこそ。みなさんも、他では味わえない儚い美しさが漂う「霧氷テラス」をご覧になってみてください!

掲載内容は執筆時点のものです。

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