岐阜・揖斐の清流に作られた「やな場」でいただく極上アユ!

岐阜・揖斐の清流に作られた「やな場」でいただく極上アユ!

更新日:2013/07/31 09:49

カカミ ユカのプロフィール写真 カカミ ユカ 女子旅・ローカルネタ発見ライター
揖斐川をはじめとしたいくつもの清流が流れる、岐阜県・揖斐川町はアユ釣りのメッカ。

アユ漁が解禁される8月1日になると、川の中に足場を組み、木や竹で梁(やな)を作りアユを打ち上げるという漁が始まります。

揖斐川の上流、揖斐川町にはその「やな漁」を売りにした食事どころが10箇所以上点在。そこではアユ尽くしの料理がいただけます!夏にオススメの川遊び&グルメスポットをご紹介します!

「やな場」とはこんなところ!

「やな場」とはこんなところ!

写真:カカミ ユカ

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「やな場」とは、「やな漁」を売りにした食事施設で、別名「観光やな」とも言います。客は、目の前の川に仕掛けれられた「やな場」に入ってアユをつかみ取りすることもでき、その様子を見ながら採れたてのアユを食べることができます。
(※訪問日は7月であったため、まだ「やな場」は完成しておりませんでした。8月1日解禁)

産卵のために河口を目指す「落ちアユ」を採るのが「やな漁」。大雨などで川の流れが激しくなると、数多くの魚が簗に落ちてきて大迫力です。

お店につき、アユのつかみ取りに必死になっていると、その横にある焼き場からは、アユをやく香ばしい香りがぷ〜んと漂ってきて、食欲は全開に!!

水遊びをした後に食べるアユがこれまた絶品なのです。

刺身に、魚田…アユづくしのコースをご堪能あれ!

刺身に、魚田…アユづくしのコースをご堪能あれ!

写真:カカミ ユカ

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揖斐川上流に点在する「観光やな」の中から、今回は『川口やな』を訪問。

揖斐川町にあるやな場の中では上流部に位置する店で、透明度の高い川の眺めが美しい店です。

料理は、コース(2,500円〜)が用意されており、お刺身・酢の物・塩焼き・魚田・フライ・アユ雑炊・ご飯等が出されます。

注文するとまず、お刺身と酢の物が運ばれてきます。獲れたて身のしまり具合がたまりません。

焼き物や魚田など次々に出され、まさに“アユづくし!”なのですが、あっさりしたアユが様々な調理法でアレンジされ、それぞれに違った味を楽しめるので、全く飽きることがありません!

シメの「アユ雑炊」はバツグンに旨い!

シメの「アユ雑炊」はバツグンに旨い!

写真:カカミ ユカ

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コースの最後に出される「アユ雑炊」。

昔ながらのアルミ鍋に入れられて、座席横にボンっと置かれ、「ザ・素朴!」という見た目ですが、いくらお腹いっぱいでも、絶対に食べてください!

柚子の皮と薄くスライスしたネギが入れられた薄味の雑炊は、アユの旨みが究極に引き出された逸品です。

アユをアテにお酒を飲んだあとのシメとしてもぴったりです!


■川口やな
岐阜県揖斐郡揖斐川町北方1235-4
TEL:0585-22-0579
<営業時間>
11:00〜18:30(LO18:30)
10月〜:(LO17:30)
<定休日>

<期間>
〜10月初頭(※2012年時の予定です)
<主なメニュー>
特コース 4,500円
 お刺身・塩焼き2匹・魚田2匹・フライ・酢の物・鮎雑炊・ご飯
Aコース 4,000円
 お刺身・塩焼き2匹・魚田1匹・フライ・酢の物・鮎雑炊・ご飯
Bコース 3,500円
 お刺身・塩焼き1匹・魚田1匹・フライ・酢の物・鮎雑炊・ご飯
Cコース 3,000円
 塩焼き1匹・魚田1匹・フライ・鮎雑炊・ご飯

帰りには近くの「恋のつり橋」見学も!

帰りには近くの「恋のつり橋」見学も!

写真:カカミ ユカ

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お腹がいっぱいになったら、帰り道にはぜひ、『川口やな』から車で5分ほどの場所にある「恋のつり橋」に寄ってみてください。

国道303号線沿いの揖斐川に架かるつり橋は、昭和30年頃、町おこしの為につくられた「久瀬夢ろまん」。歌詞の中に、恋の吊り橋 ゆらゆらゆられと書かれていることから、その後「恋のつり橋」と呼ばれるようになりました。

木製のゆらゆら揺れる橋を渡りきったところにある対岸にある鈴をならすと恋が成就すると言われています。

おいしいアユを食べて、自然と戯れ、ちょっと恋愛祈願をする旅、いかがでしょうか?

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掲載内容は執筆時点のものです。 2013/07/20 訪問

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